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無職転生3期 ケイオスブレイカー編とは?何話から何話まで・原作14巻の流れとアトーフェ戦・ナナホシの病気【ネタバレ注意】

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リョウコ

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3期の第8話、いきなり空に浮かぶお城が出てきて、ペルギウスとか12の使い魔とか初めての名前ばかり……。しかも最後にナナホシが血を吐いて倒れちゃった!これって新しい章が始まったってこと?この先どうなるの?

かえで

かえで

そう、第8話「空中城塞」から「ケイオスブレイカー編」が始まったの。原作だと書籍14巻『青年期 召喚編』にあたる章で、空中城塞の主ペルギウス、ナナホシの病気、そして魔大陸での不死魔王アトーフェとの決闘までが描かれる大事なパート。この記事で「何話まで続くのか」「原作ではどう進むのか」を、放送済みの部分と原作ネタバレの部分をきっちり分けて整理していくね。

【30秒で要点】ケイオスブレイカー編は3期第8話(8/16)から始まった新章で、原作では書籍14巻『青年期 召喚編』にあたる。第9話「慟哭」は8月23日放送。アニメ第8〜11話が14巻の範囲。

  • 第8話「空中城塞」=14巻の第一〜三話(Web版144〜146話)、第9話「慟哭」=14巻の第四話(Web版147話)
  • 空中城塞ケイオスブレイカーの主は”甲龍王”ペルギウス・ドーラ(CV:小山力也)。魔神ラプラスを封印した「魔神殺しの三英雄」の一人で、12の使い魔を従える召喚魔術の権威
  • 第8話ラストでナナホシが吐血した原因は本編では明かされていない。【原作ネタバレ】原作での病名は「ドライン病」(詳細は後半の【原作ネタバレ】の章で)
  • 【原作ネタバレ】この章の山場は、魔大陸での不死魔王アトーフェラトーフェ・ライバック(CV:森なな子・アニメ初登場)との決闘と、ペルギウスの介入
  • DMM TVでは放送週の木曜0:00に配信(第8話は8月20日(木)0:00配信)。登録不要で見られる無料エピソードもあります(2026年8月17日確認)

『無職転生Ⅲ』はDMM TVで放送週の木曜0:00に最新話が配信されます。ケイオスブレイカー編をリアルタイムで追いかけるなら、まずはDMM TVで第8話「空中城塞」から押さえておきましょう。

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ケイオスブレイカー編とは?何話から始まり、原作では何巻なのか

TVアニメ『無職転生Ⅲ ~異世界行ったら本気だす~』は2026年7月に放送を開始し、TOKYO MX・BS11ほかで毎週日曜24:00に放送中です(TOKYO MXでは7月4日(土)に第1・2話が先行連続放送されました)。第7話までは書籍13巻「青年期 日常編」の内容。そして8月16日放送の第8話「空中城塞」から、物語は書籍14巻『青年期 召喚編』に入りました。これが「ケイオスブレイカー編」です。

章の名前になっている「ケイオスブレイカー」は、ペルギウスが住む空中城塞の名前。ルーデウスが空中城塞を訪ねる目的は、母ゼニスを回復させる方法を知ること。ナナホシの紹介で、「魔神殺しの三英雄」の一人である”甲龍王”ペルギウスに謁見する――これが第8話の出発点です。ゼニスについてはゼニスのキャラ解説も参考にしてください。

「ケィオス」と「ケイオス」、どっちが正しい?

原作の書籍では「空中城塞ケィオスブレイカー」(小さい「ィ」)、アニメ公式は「ケイオスブレイカー」と表記しています。どちらも同じものを指すので、検索するときはどちらでも大丈夫。この記事ではアニメ表記の「ケイオスブレイカー」を使い、原作の表記に触れるときだけ「ケィオスブレイカー」と併記します。

何話から何話まで?アニメと原作14巻の対応表

第9話「慟哭」は8月23日(日)24:00放送予定。アニメと原作の対応をまとめた資料では、3期の第8話「空中城塞」・第9話「慟哭」・第10話・第11話が14巻にあたる話数として挙げられています。つまりケイオスブレイカー編は、アニメ第8話から第11話までで描かれる計算です。ただし第10話・第11話が14巻のどの章にあたるかは、本記事では断定しません。

話数 サブタイトル 放送日 原作対応
〜第7話 7月放送開始 書籍13巻「青年期 日常編」
第8話 空中城塞 8月16日(日) 書籍14巻 第一〜三話(Web版144〜146話)
第9話 慟哭 8月23日(日)24:00 書籍14巻 第四話(Web版147話)
第10話 未確認 未確認 書籍14巻の範囲(話は未確認)
第11話 未確認 未確認 書籍14巻の範囲(話は未確認)

書籍14巻『青年期 召喚編』の目次(第一話〜第十一話・閑話)

書籍14巻はMFブックスから2017年4月25日に刊行、324ページ。目次は次の通りです(書籍では各話を「第○話」と数えます)。話タイトルを眺めるだけでも、この章の流れがつかめます。

  1. 第一話「空中城塞」
  2. 第二話「ペルギウスとの謁見」
  3. 第三話「過去と呪いと召喚と嫉妬」
  4. 第四話「慟哭」
  5. 第五話「再び魔大陸へ」
  6. 第六話「キシリカを探して」
  7. 第七話「不死魔王との謁見」
  8. 第八話「不死魔王との決闘」
  9. 第九話「空中城塞での一日」
  10. 第十話「ターニングポイント四」
  11. 第十一話「終わりと始まり」
  12. 閑話「新たなる剣王の誕生」

アニメ第8話が第一〜三話、第9話「慟哭」が第四話なので、第9話が終わった時点で14巻の前半(空中城塞パート)が一区切りつきます。第五話以降は舞台が魔大陸へ移り、第七〜八話で不死魔王アトーフェとの謁見・決闘、第十話でシリーズ恒例の「ターニングポイント」が来る構成です。

3期全体が原作のどこからどこまでにあたるかは『無職転生』3期の原作範囲まとめで、第8話・第7話の内容は第8話「空中城塞」の感想・解説第7話の感想・解説で詳しくまとめています。

空中城塞ケイオスブレイカーと”甲龍王”ペルギウス・ドーラとは

第8話で圧倒的な存在感を放っていたペルギウス。彼がどれほどの大物なのかを、原作の設定から整理します。

「五龍将」の一人で、「魔神殺しの三英雄」の一人

ペルギウス・ドーラは、龍神に次ぐ力を持つ「五龍将」の一人で、称号は「甲龍王」。召喚魔術の権威で、12の使い魔を従えています。さらに、かつて魔神ラプラスを封印した「魔神殺しの三英雄」の一人でもあります。三英雄の残る二人は龍神ウルペンと初代北神カールマン。アスラ王国では生きる伝説として扱われ、政治的な影響力も大きい人物です。

つまり第8話でルーデウスが会いに行ったのは、歴史の教科書に載るレベルの英雄。アスラ王国の政治にまで影響力を持つ大物です。龍族の全体像は龍族の解説記事にまとめています。

空中城塞は「人の世界で唯一空を飛ぶ乗り物」

空中城塞ケイオスブレイカー(原作表記:ケィオスブレイカー)は、竜が飛び回る世界の中で、人の世界において唯一空を飛ぶ乗り物です。ペルギウスがここに住んでいるのは、魔神ラプラスが復活した直後に倒すため、世界を監視しているから。第8話で登場したあの城は、単なる住まいではなく「ラプラス復活に備えた監視拠点」なんですね。

性格:気難しいが寛大。魔族嫌いで、ラプラスとアトーフェを特に憎む

ペルギウスは気難しいものの、基本は寛大で、客人には親切です。ただし魔族が嫌いで、空中城塞への立ち入りを拒みます。原作で空中城塞を訪れたメンバーにロキシーが入っていないのは、ロキシーが魔族だから(留守番)。

特に嫌っているのが、駆け出し冒険者時代に何度も殺されかけた不死魔王アトーフェと、4人の親友を殺した魔神ラプラスの二人。一方で、ルイジェルドには借りがあり、スペルド族の名誉回復のための人形販売を認めています。

戦闘能力:召喚・結界は神級。「前龍門」「後龍門」で敵を弱らせる

召喚魔術と結界魔術は神級、それ以外の系統も聖級まで使いこなします。戦い方の核になるのが、魔力を吸う魔道具「前龍門」と、吸った魔力を使う「後龍門」。この2つを召喚して相手を弱らせ、魔力爪で攻撃するスタイルです。単体では帝級剣士に相当し、召喚物込みでは七大列強の下位並みの強さ(七大列強については七大列強の解説記事へ)。

ただし同じ五龍将の魔龍王(ラプラス)よりはかなり弱く、龍神オルステッドのことは「戦ってはならん相手」と恐れています。三英雄の中では一番弱い弟分でしたが、空中城塞・太古の11精霊・対魔神用の決戦魔術を復活させてラプラス打倒に貢献した功労者です。

この「前龍門」「後龍門」は、あとで説明するアトーフェ戦で決定的な役割を果たすので、名前だけ覚えておいてください。

声優は小山力也

アニメでペルギウスを演じるのは小山力也さんです。ペルギウス単体の人物像は甲龍王ペルギウスのキャラ解説で詳しくまとめています。

ペルギウスの12の使い魔一覧|シルヴァリル・アルマンフィほか

第8話で登場した「12の使い魔」は、ペルギウスが従える12体の配下のことです。初代甲龍王ドーラが残した作り方を元にペルギウスが作った「太古の11精霊」に、天族の「空虚のシルヴァリル」を加えた合計12体。ペルギウスが生きている限り存在でき、倒されても空中城塞で復活します。

二つ名 名前 能力 備考
空虚 シルヴァリル 12体のリーダー。鳥に似た仮面の天族女性。唯一精霊ではない。CV:恒松あゆみ
光輝 アルマンフィ 光に変化して移動(攻撃時は実体化が必要) 狐に似た仮面。アニメ1期第8話にも登場済み。CV:河西健吾
時間 スケアコート 触れた対象の時間を止める ガスマスクに似た仮面
贖罪 ユルズ 他者の体力と健康を別の者へ移し替える
洞察 カロワンテ 能力や隠し事を見破る。病人の診察も
轟雷 クリアナイト 地獄耳。空中城塞内部の音や、龍族に縁の地で吹かれた笛の音をペルギウスへ伝える
破壊 ドットバース
波動 トロフィモス
生命 ハーケンメイル
大震 ガロ
狂気 フュリアスファイル
暗黒 パルテムト

リーダー格の空虚のシルヴァリルは、鳥に似た仮面をつけた天族の女性で、12体の中で唯一精霊ではありません。ラプラス戦役でペルギウスに助けられて以来仕えている忠臣ですが、性格は狭量で嫌味も言うタイプ。第8話でルーデウスに「ヒトガミを知っているか」と問いかけたのも彼女です。声優は恒松あゆみさん。

光輝のアルマンフィは狐に似た仮面の精霊で、光に変化して移動できます(攻撃するときは実体化が必要)。実はアニメ1期第8話にも登場済みなので、1期を見返すと「あのときの」と気づけます。声優は河西健吾さん。

破壊のドットバース、波動のトロフィモス、生命のハーケンメイル、大震のガロ、狂気のフュリアスファイル、暗黒のパルテムトの6体については、本記事では名前と二つ名だけを挙げておきます。

第8話「空中城塞」で描かれたこと(放送済み・ここまでは原作ネタバレなし)

ここでは、8月16日に放送された第8話の内容を4つのポイントで整理します。放送済みの範囲なので、原作未読の人も安心して読んでください。

1. ペルギウスがルーデウスの魔力を「ラプラスを彷彿とさせる」と評した

第8話でペルギウスは、ルーデウスの魔力を「ラプラスを彷彿とさせる」と評しました。ラプラスは、ペルギウスにとって4人の親友を殺した宿敵であり、自分が封印に加わった相手。その名を引き合いに出された意味は、この先の展開を見るうえで要チェックです。

2. シルヴァリルの「ヒトガミを知っているか」に、ルーデウスは「知らない」と答えた(嘘)

シルヴァリルはルーデウスに「ヒトガミを知っているか」と問いました。ルーデウスの答えは「知らない」――もちろん嘘です。しかもこの質問は、名前を知っているかだけでなく「その名を聞いて怒りや殺意が湧くか」まで確認する二段構えになっていました。空中城塞側が、ヒトガミという名前への反応をかなり念入りに見ていることが分かるやり取りです。ヒトガミそのものについてはヒトガミのキャラ解説・考察を読むと、この質問の重さがよく分かります。

3. ペルギウスはゼニスの状態について、ある人物の名を挙げた

公式あらすじで「意外な人物の名前を挙げる」と伏せられていた部分です。ゼニスの話を聞いたペルギウスは、ゼニスの状態について、ある人物の名を挙げました。誰の名前が出たかは本編で明かされているので、第8話を見て確認してください。

4. ラストでナナホシが吐血。原因は本編では明かされていない

第8話のラスト、ナナホシが咳き込み、シルフィエットが解毒魔法をかけますが好転せず、ナナホシは吐血します。吐血の原因は本編では明示されていません。第9話のサブタイトルが「慟哭」であることとあわせて、次回が重い回になる予感をさせる引きでした。ナナホシの人物像はナナホシのキャラ解説で、シルフィエットはシルフィのキャラ解説でまとめています。

ここまでが第8話で描かれた範囲です。放送済みの話を見返したい人、3期を最初から追い直したい人はU-NEXTでも『無職転生』が配信中です。

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リョウコ

リョウコ

で、ナナホシは大丈夫なの?第9話が「慟哭」って……不安しかないんだけど。

かえで

かえで

ここから先は原作14巻の展開、つまりアニメではまだ放送されていない内容になるよ。病名、魔大陸行き、アトーフェとの決闘、ターニングポイント4まで全部話すから、ネタバレOKな人だけ読み進めてね。

【注意】ここから先は原作ネタバレです。アニメ第9話以降で描かれる、原作14巻の展開(ナナホシの病名、魔大陸行き、不死魔王アトーフェとの決闘、ターニングポイント4)を扱います。アニメでは未放送の内容なので、先を知りたくない人は【原作ネタバレ】の付いた章を飛ばして「よくある質問」へ進んでください(「まとめ」にも原作の展開を要約した箇所があります)。なお、アニメでどの話数・どの順番で描かれるかは断定せず、あくまで「原作14巻の展開」として書きます。

【原作ネタバレ】ナナホシを襲った「ドライン病」と治療法

第8話ラストでナナホシが吐血した原因は、原作14巻で「ドライン病」と判明します。

ドライン病とは:魔力を持たない者が長年かけて発症する太古の不治の病

ドライン病は、魔力を持たない者が長年かけて体内に魔力を蓄積することで起きる、太古の不治の病です。「魔力を持たない者」がかかる病気で、ナナホシ(本名・七星静香)がその条件に当てはまったということ。第8話でシルフィエットの解毒魔法が効かなかった場面も、「毒ではなく、体内に溜まった魔力が原因」という病の正体を知ると、見え方が変わってきます。

治療法はソーカス草を煎じた茶。ただし完治ではない

治療法は、ソーカス草を煎じた茶を飲むこと。これで症状は抑えられますが、完治ではありません。魔力は再び溜まるため、日常的に飲み続ける必要があります。「不治の病」と呼ばれるのは根本的には治らないからで、それでもソーカス草さえあれば症状をコントロールできる――これがナナホシにとっての光になります。

そして、このソーカス草の情報を得るために、ルーデウスは魔大陸へ向かうことになります。

【原作ネタバレ】魔大陸へ|キシリカ探しと不死魔王アトーフェとの決闘

ペルギウスの転移魔法陣で魔大陸へ。同行はザノバ・エリナリーゼ・クリフ

ナナホシを救うため、ルーデウスは古代の知識を持つ魔界大帝キシリカ・キシリスを探しに、ペルギウスの転移魔法陣を使って魔大陸へ渡ります。同行するのはザノバエリナリーゼクリフの3人です。

なお、原作で空中城塞を訪れたメンバーは、ルーデウス、シルフィ、ナナホシ、アリエル、ルーク、ザノバ、クリフ、エリナリーゼの8人。魔族のロキシーは留守番でした(ロキシーのキャラ解説)。

キシリカは物乞いの姿をしていて、クリフの施しがきっかけで正体が判明します。ここでキシリカからソーカス草の情報を得るわけです。キシリカの人物像は魔界大帝キシリカの解説にまとめています。

不死魔王アトーフェラトーフェ・ライバックとは

魔大陸ガスロー地方を統べる魔王で、北神流の使い手、そして不死の肉体を持つ。それが不死魔王アトーフェラトーフェ・ライバックです。アニメ2期第8話に登場したバーディガーディ(バーディガーディの解説)は、アトーフェの弟にあたります。

決闘での戦績は、歴史上で魔神ラプラスと初代北神カールマンの2人にしか負けたことがないという化け物級。ペルギウスが駆け出し冒険者時代に何度も殺されかけた相手でもあります。アニメでの声優は森なな子さんで、アトーフェはこれがアニメ初登場です。詳しい人物像は不死魔王アトーフェのキャラ解説へ。

決闘の流れ:ルーデウス側は完敗に近い

アトーフェはルーデウス一行の力量を気に入り、配下に入るよう勧誘します。しかしルーデウスたちが断ると、決闘へ。流れは次の通りです。

  • ルーデウスの岩砲弾は、アトーフェの剣技でいなされる
  • ザノバはアトーフェの大剣を胴に叩きつけられ、苦悶の表情で膝をつく
  • 氷結魔術の氷が溶けて水浸しになっていた地面を利用し、ルーデウスが敵味方を問わず全員を感電させる電撃を放つ(ザノバも巻き込まれて気絶)
  • クリフが転移魔法陣へ脱出を試みるが、伏兵に阻止される

岩砲弾が通じず、仲間は倒れ、脱出も封じられる――ルーデウス側は完敗に近い状況に追い込まれます。なお、これに先立つ謁見の場(第七話)では、ルーデウスの電撃でアトーフェが怯んだ隙にザノバが鉄拳でアトーフェを城外へ殴り飛ばすという一幕もありました。岩砲弾を剣技でいなすという時点で、アトーフェの格が一発で伝わる場面です。

ペルギウス降臨。「前龍門」「後龍門」と甲龍手刀「一断」

ここでペルギウスが転移魔法陣から降臨します。「前龍門」「後龍門」でアトーフェの魔力と闘気を吸収し、甲龍手刀「一断」でアトーフェを縦一文字に両断。アトーフェは「憶えていろ、ペルギウス」と捨て台詞を残して退場します(不死なので死にません)。

先ほど説明した「前龍門=魔力を吸う」「後龍門=吸った魔力を使う」が、ここで効いてきます。アトーフェを正面から打ち合うのではなく、まず魔力と闘気を吸い取って弱らせてから一撃を入れる。ペルギウスの戦い方そのものが、この場面に凝縮されています。ペルギウスがアトーフェを特に嫌っているという設定を知ったうえで見ると、この介入にも納得がいくはずです。

腹心ムーアとアトーフェ親衛隊

アトーフェの腹心ムーアは、不死魔族と通常魔族のハーフで、第二次人魔大戦の時代からアトーフェに仕える老練な魔術師にして名参謀。本編ではルーデウス一行を相手に、魔術戦を単独で渡り合います。さらにアトーフェの親衛隊は、魔大陸最強と名高い黒鎧の武闘集団。アトーフェ本人だけでなく、周囲の戦力も桁違いです。

その後:ルーデウスは書籍22巻で再戦して勝利

ずっと先の話ですが、ルーデウスは書籍22巻(組織編)でエリス・ロキシーと共にアトーフェと再戦し、負けを認めさせて傘下に加えます。14巻での完敗は、そこへ至る長い伏線の始まりと言えます。

【原作ネタバレ】ターニングポイント4|未来のルーデウスの警告と「終わりと始まり」、閑話でエリスが剣王に

第八話の決闘のあと、第九話「空中城塞での一日」を挟んで、第十話が「ターニングポイント四」です。『無職転生』でターニングポイント1〜3がどんな出来事だったかはターニングポイント1〜3のまとめで振り返れます。

50年後の未来から来た老ルーデウス

ターニングポイント4では、50年後の未来から来た自分――老ルーデウスが出現し、そしてすぐに死んでしまいます。ほんの短い時間の出会いですが、彼が残した言葉がこの先の物語を大きく動かします。

警告:地下室の病気ネズミと、「ヒトガミを信用するな」

老ルーデウスが残した警告は2つです。

  • 地下室の病気ネズミが引き起こす悲劇――ロキシーが死亡し、シルフィが戦死し、家族を失う未来
  • ヒトガミは人を弄ぶ悪意ある存在で、絶対に信用するな

助言は3つ。ナナホシに相談すること、エリスに手紙を送ること、ヒトガミを疑いつつも敵対はしないこと。

警告を受けたルーデウスは、地下室にいた紫色の歯を持つ病気ネズミを氷結領域で処理し、悲劇を未然に防ぎます。そして「エリスに手紙を送れ」という助言が、次の15巻へつながる重要な布石になります。

第十一話「終わりと始まり」、閑話「新たなる剣王の誕生」

14巻の本編は第十一話「終わりと始まり」で締めくくられ、最後に閑話「新たなる剣王の誕生」が収録されています。閑話では、剣神ガル・ファリオンが剣聖のニナ・ファリオンジノ・ブリッツ、エリス・グレイラットに問答を課し、答えられなかったジノが脱落。エリスとニナの一騎打ちをエリスが制して、剣王の称号を獲得します。ルーデウスの物語と並行して、エリスが着実に強くなっていることが分かる一編です。

【原作ネタバレ】この先はどうなる?15巻「青年期 人神編」へ

14巻の次、書籍15巻は「青年期 人神編」です。第一話・第二話「日記(前編・後編)」から始まり、ヒトガミの提案で龍神オルステッドを倒そうと決意し、エリスに手紙を送る――という流れ(MFブックスのあらすじより)。

14巻でペルギウスの強さを見せつけられ、そのペルギウスでさえ「戦ってはならん相手」と恐れる龍神オルステッド。15巻でルーデウスが挑もうとするのは、その相手です。オルステッドとヒトガミについては、龍神オルステッドのキャラ解説ヒトガミのキャラ解説・考察を読んでおくと、14巻の「ヒトガミを信用するな」という警告の意味がつながってきます。

原作14巻『青年期 召喚編』を読むなら

アニメ第9話以降を待てない人、アトーフェ戦やターニングポイント4を先に読みたい人は、書籍14巻『青年期 召喚編』(MFブックス・2017年4月25日刊・324ページ)をどうぞ。第8話のあとに続く第四話「慟哭」から読み始めれば、アニメと並走する形で楽しめます。電子書籍ならDMMブックスが手軽です。

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よくある質問(FAQ)

Q. ケイオスブレイカー編はアニメの何話から何話まで?

A. 3期第8話「空中城塞」(8月16日放送)からです。アニメと原作の対応をまとめた資料では第8話・第9話・第10話・第11話が14巻にあたる話数として挙げられているので、第8話から第11話までがケイオスブレイカー編にあたります。第9話「慟哭」は8月23日(日)24:00放送予定です。

Q. 原作では何巻?

A. 書籍14巻『青年期 召喚編』(MFブックス・2017年4月25日刊)です。第8話が14巻の第一〜三話(Web版144〜146話)、第9話「慟哭」が第四話(Web版147話)にあたります。第7話までは書籍13巻「青年期 日常編」でした。

Q. ペルギウスの声優は誰?

A. 甲龍王ペルギウス・ドーラの声優は小山力也さんです。使い魔の空虚のシルヴァリルは恒松あゆみさん、光輝のアルマンフィは河西健吾さん。ナナホシ(七星静香)は若山詩音さんが演じています。

Q. ペルギウスの12の使い魔とは?

A. ペルギウスが従える12の使い魔のことです。初代甲龍王ドーラが残した作り方を元にペルギウスが作った「太古の11精霊」と、天族の空虚のシルヴァリルの合計12体で、ペルギウスが生きている限り存在でき、倒されても空中城塞で復活します。一覧は本記事の「ペルギウスの12の使い魔(12の使い魔)一覧」をご覧ください。

Q. 不死魔王アトーフェはアニメに出る?

A. 出ます。声優として森なな子さんが公式に発表されており、アトーフェはこれがアニメ初登場です。原作では14巻の第七話「不死魔王との謁見」・第八話「不死魔王との決闘」で登場するので、ケイオスブレイカー編の後半で描かれる流れです。ただし、アニメの何話で登場するかは本記事執筆時点では確認できていません。

Q. ナナホシは死ぬ?【ネタバレ注意】

A. 原作14巻の範囲では死にません。第8話ラストの吐血の原因は「ドライン病」で、ソーカス草を煎じた茶を飲むことで症状を抑えられます(完治ではなく、飲み続ける必要があります)。ターニングポイント4で未来のルーデウスが「ナナホシに相談しろ」と助言していることからも、ナナホシがその後も健在であることが分かります。

まとめ:ケイオスブレイカー編は「ペルギウス」「ナナホシの病」「アトーフェ戦」「ターニングポイント4」の4本柱

なぎさ

なぎさ

ケイオスブレイカー編は3期第8話から始まった、原作14巻『青年期 召喚編』の章。空中城塞でのペルギウスとの謁見、ナナホシを襲ったドライン病、魔大陸での不死魔王アトーフェとの決闘とペルギウスの介入、そしてターニングポイント4――この4つを押さえておけば、第9話「慟哭」からの展開がぐっと分かりやすくなりますよ。

  • ケイオスブレイカー編=3期第8話「空中城塞」(8月16日)から。原作は書籍14巻『青年期 召喚編』。第8〜11話が14巻の範囲
  • 第8話=14巻第一〜三話(Web版144〜146話)、第9話「慟哭」(8月23日放送)=第四話(Web版147話)
  • “甲龍王”ペルギウス・ドーラ(CV:小山力也)は五龍将の一人で、魔神殺しの三英雄の一人。12の使い魔を従え、「前龍門」「後龍門」で敵を弱らせて戦う
  • 【原作ネタバレ】ナナホシの病名はドライン病。ソーカス草を煎じた茶で症状を抑えられる(完治ではない)
  • 【原作ネタバレ】魔大陸でキシリカを見つけ、不死魔王アトーフェ(CV:森なな子)と決闘。完敗寸前でペルギウスが降臨し、甲龍手刀「一断」でアトーフェを両断
  • 【原作ネタバレ】ターニングポイント4で未来のルーデウスが警告。閑話でエリスが剣王に。15巻「青年期 人神編」へ続く

第9話「慟哭」以降も、放送週の木曜0:00にDMM TVで最新話が配信されます。ケイオスブレイカー編をまとめて追いかけるなら、DMM TVで第8話から視聴を始めておきましょう。

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