【ネタバレ】『ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ』【Amazon Prime Video (アマプラ)独占配信】あらすじ考察感想評価

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『ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ』アマプラ独占配信決定！

ジャーナリストの男性に寄生したものの、食欲を制限されてストレスを溜め込んだ地球外生命体。宿主の男性は未解決事件を追い、服役中の死刑囚と再会する。猟奇殺人を繰り返し、刑期が迫った死刑囚は彼の腕に噛み付くが、その血液が通常の人間のそれではないことに気づく。
『ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ』

ふゆねこ

映画「スパイダーマン∶ファー・フロム・ホーム」と完全に繋がっているラストは、マーベルファンならば是非とも見ておきたいシーンです。

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「ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のネタバレ感想・考察

【ここからは物語の核心を含むネタバレとなります。閲覧される場合はご注意ください。】

※ただ、このネタバレは本作品を観た管理人が解釈して内容を述べ、映画の断面を捉えてるに過ぎません。興味の沸いた方は是非本編をご覧くださいませ。

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要約

先方からの指名を受けて連続殺人鬼のクレタスから話を聞くことになったエディは、ヴェノムの力で彼が遺体を埋めた場所を暴きます。
そのためクレタスはエディを恨み、呼び出しに応じてやって来た彼の手に思い切り噛みつきました。
その際エディの血液を体内に取り込んだことで、クレタスもまたシンビオートの宿主となります。

クレタスに寄生したカーネイジは強い上に凶暴で、復讐のため襲いかかってきた彼らにエディとヴェノムは苦戦を強いられました。
最終的にはヴェノムが勝ちますが、クレタスが文字通り彼の餌食となったことで警察に捕まる可能性を危惧したエディは、ヴェノムが行きたがっていた南の島へと一緒に逃亡したのでした。

前作から引き続きシンビオートのヴェノムを自身の体に寄生させているエディは、恐ろしい連続殺人鬼であるクレタス本人からの強い希望によって、再びサン・クエンティン刑務所に収監されている彼のもとを訪れることになります。

以前クレタスと面会した際は残念ながら有力な情報を一切引き出せなかったため、サンフランシスコ市警のマリガン刑事からは冷たく「たまにはまともなことをしてみろ」などと言われていました。
しかし今回は目敏いヴェノムのおかげで、なんと未発見だったクレタスの被害者たちが埋められている場所を突き止めることに成功したのです。

この活躍によりエディはかつてのような名声を得ます。
とはいえ、人間を食べることをエディが禁止しているせいでそろそろ限界が近いらしいヴェノムとの喧嘩は絶えず、さらには久しぶりに連絡してきた元恋人のアンから結婚が決まったので祝福して欲しいと告げられてしまうなど、私生活は相変わらず上手くいきません。

そんなエディのもとへ届いたのは、クレタスからの１通の手紙でした。
クレタスが連続殺人鬼となった原因と思しき凄絶な過去について綴られたそれを読んだエディは、死刑が執行される前に彼と会って話すことを決めます。

そうして顔を合わせたクレタスは、自分の死刑執行が決定した原因だとしてエディのことをひどく恨んでおり、言葉のナイフで彼を傷つけようとしてきました。
当然すかさずヴェノムが怒り、「このクソ野郎、友達にそんな口をきくな！許さん！」とクレタスに掴み掛かりますが、この時手に噛みつかれてしまったことが、後にとんでもない惨事を引き起こします。
なんと、エディの血液を口にした結果クレタスの体にもシンビオートが寄生し、ヴェノムに瓜二つながらもより凶悪な存在・カーネイジが誕生してしまったのです。

カーネイジの力を借り、刑務所内にいた人々を無差別に殺した上で逃走したクレタスは、エディに復讐すべく、アンを人質にとって彼をグレースカテドラルへと呼び出しました。

カーネイジはヴェノムを上回る能力を持っており、ほどなくしてエディらはピンチに陥ってしまいます。
ところが、単に利害が一致して共にいただけのクレタスとカーネイジは次第に不協和音を奏で始め、エディとヴェノムはその隙を突く形で辛くも勝利を収めたのでした。

ただし、これで一件落着・・・とはいきません。
ヴェノムがクレタスを食べてしまったため、エディは警察による捜査の手から逃れるべく、サンフランシスコを離れることを決意します。
以前ヴェノムが口にしていた「オレは自由になりたい。髪にそよ風を受けながら素足で砂の感触を味わいたい」という願いを叶えるため、行き先としてエディが選んだのは、ビーチの美しい静かな南の島でした。

これにヴェノムはいたく喜び、エディに対する愛を本人に向かって伝えます。
そうして彼らはこれからも共に生きていく未来について語り合うのでした。

ふゆねこの独断偏見レビュー

ふゆねこ

星4.0！！

今作では前作「ヴェノム」のラストにちらっと出てきたクレタスがヴィランとして登場し、彼が口にしたカーネイジという言葉の意味が判明します。
そして、このクレタスとカーネイジの互いに信頼も思いやりもない関係がクローズアップされることにより、エディとヴェノムの間にある確かな絆が際立ち、非常にコミカルな彼らのやり取りも手伝って微笑ましさすら感じるストーリーとなっています。
また、映画「スパイダーマン∶ファー・フロム・ホーム」と完全に繋がっているラストは、マーベルファンならば是非とも見ておきたいシーンです。

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