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『前科者』【Amazon Prime Video (アマプラ)独占配信】 あらすじ考察感想評価

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『前科者』アマプラ独占配信決定!

罪を犯した者、非行のある者の更生に寄り添う国家公務員、保護司。
保護司を始めて 3 年の阿川佳代(有村架純)は仕事にやりがいを感じ、様々な「前科者」のために奔走していた。
そんな中、佳代が担当している物静かな工藤誠(森田剛)は更生を絵に描いたような人物で、佳代は誠が社会人として自立する日は近いと楽しみにしていた。しかし、誠は忽然と姿を消し、再び警察に追われる身に。一方その頃、連続殺人事件が発生。捜査が進むにつれ佳代の壮絶な過去や、若くして保護司という仕事を選んだ理由も次第に明らかになっていき――。

『前科者』

監督
岸善幸
脚本
岸善幸
原作
香川まさひと月島冬二
出演者
有村架純磯村勇斗若葉竜也マキタスポーツ石橋静河北村有起哉宇野祥平リリー・フランキー木村多江森田剛

ふゆねこ
ふゆねこ
俳優陣は実力派揃いで、中でも主演を務めた有村架純さんと、繊細で難しいキャラクターを演じた森田剛さん、そして刑事役のマキタスポーツさんの演技は息を呑むほど素晴らしく、必見です。
 

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「前科者」のネタバレ感想・考察

【ここからは物語の核心を含むネタバレとなります。閲覧される場合はご注意ください。】

※ただ、このネタバレは本作品を観た管理人が解釈して内容を述べ、映画の断面を捉えてるに過ぎません。興味の沸いた方は是非本編をご覧くださいませ。

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要約

保護司の佳代が担当している元受刑者の誠は、仮釈放後順調な日々を送っていましたが、ある日、もうすぐ保護観察の期間が終了するというタイミングでなぜか姿を消してしまいました。
それからほどなくしてやって来た刑事から、誠が殺人事件の容疑者であることを教えられたものの、なにかの間違いだと信じて疑わない佳代は、もう1度彼と会って話をしたいと考えます。

しかし、残念ながら誠は、犯人でこそなかったものの事件と関わりを持っていました。

佳代の説得が功を奏し、誠が再びその手を血に染めることはありませんでしたが、仮釈放が取り消された彼は逮捕され、刑務所へと戻ることになります。
佳代はそんな誠に向かって、辛い時には自分を頼るよう伝えたのでした。

コンビニエンスストアで働きながら、保護司として仮釈放で出所した受刑者たちの更生を助けている佳代は、半年前から工藤誠という青年の保護観察を担当しています。

誠の人生は子どもの頃から辛く苦しい出来事の連続でした。
10才の時に目の前で母親が義理の父親から殺害されてしまったことに始まり、2歳年下の弟と一緒に入った児童養護施設では酷い虐待を受け、24歳で就職したパン工場では、先輩から耳の鼓膜が破れるほど激しい暴力といじめを受けました。
行き場のない彼は実に4年もの間その仕打ちに耐え続けたものの、ある日その先輩から「お前のような奴は生きていても意味がない。お袋みたいに殺されちまえばよかったのに」と言われたことがきっかけで衝動的に相手を包丁で刺してしまい、逮捕され、現在に至ります。

それでも誠の人柄は真面目で大人しく、勤務先でも働きぶりを評価され、「保護観察が明けたら社員にする」と約束されるほど彼の更生は順調でした。

ところが、最後の定期報告に誠は現れず、そのまま失踪してしまった彼の仮釈放は取り消されてしまいます。
しかも、意気消沈する佳代に会いに来た刑事から誠が「1件の殺人未遂、2件の殺人の容疑者」だと知らされ、強いショックを受けた彼女はとうとう倒れてしまいました。

誠が犯人と目されている事件の1人目の被害者は交番勤務の巡査部長で、かつて誠の母親から夫に暴力を振るわれていると相談されたにも拘わらず、「夫婦のことは夫婦で良く話し合ってよ」などと言ってまともに取り合わなかった人物です。
2人目の被害者は福祉課の女性職員で、彼女のミスによって誠たちが逃げた先を義父に知られてしまい、その結果、誠の母は新居へと乗り込んできた義父の手にかかり帰らぬ人となりました。
そして3人目の被害者は、誠と弟に対して壮絶な体罰と必要のない精神科の薬を与え続けていた児童養護施設の職員でした。

次があるとすれば、誠にとって母の仇である義父が狙われる可能性が高いと踏んだ警察は、待ち伏せして彼を逮捕しようとします。

やがて、警察が睨んだ通り誠が義父の前に現れますが、彼は1人ではありませんでした。
誠と共にやって来たのは彼の弟・実で、なんと実こそが一連の事件を起こした犯人だったのです。

警察が2人を取り押さえようとした結果、誠は負傷し、実は自害してしまいました。
事件はこれで終わったように見えましたが、誠が入院している間、実の遺品を確認していた警察は、彼が復讐しようと考えていた相手がもう1人いたことに気付きます。
その5人目のターゲットとは、かつて義父の弁護をした弁護士でした。

誠が実の代わりにその弁護士を狙うかもしれないと連絡を受けた佳代は、急いで誠のもとへ向かいました。
そして、案の定凶器を隠し持っていた誠の頬を思い切り平手打ちすると、「これ以上被害者を生んではいけない!これ以上、加害者を生んではいけないの。もう終わりにして!」と怒鳴りつけたのです。

それから佳代は誠をそっと抱きしめて、「戻ってきて。このままじゃ人間に戻れなくなっちゃう。戻ってきて」と優しく語りかけました。
佳代の言葉は誠の心に届いたようで、彼は凶器を手放し、涙を零し始めます。

そんな誠に向かって佳代は「辛くなったら私を訪ねてください。私が、お手伝いします。辛い時は辛いと、言って下さい。ちゃんと、私に伝わるように叫んで下さい。人間に生き返るために、精一杯叫んで下さい。」と告げ、それにしっかりと頷いた誠は、自身が再び収監されることを静かに受け入れたのでした。

ふゆねこの独断偏見レビュー

ふゆねこ
ふゆねこ
星4.0!!

本作は「ビッグコミックオリジナル」で連載中の漫画を実写化した作品で、公開の前年に放送されていたドラマ版の続編という位置づけになっています。
保護司を志すきっかけとなった佳代の過去などを含めてストーリーは完全にオリジナルのもののため、原作ファンも新鮮な気持ちで物語と向き合うことが出来ます。

また、俳優陣は実力派揃いで、中でも主演を務めた有村架純さんと、繊細で難しいキャラクターを演じた森田剛さん、そして刑事役のマキタスポーツさんの演技は息を呑むほど素晴らしく、必見です。

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