『86-エイティシックス-』を観ていると、「白銀種」とか「夜黒種」とか、いろんな種族の名前が出てくるよね。あれって、ただの設定じゃなくて物語の根っこにある気がするんだけど……正直、整理しきれてなくて。白系種と有色種って、何がどう違うの?
いいところに気づいたね。『86』の人種・種族設定は、世界観の飾りじゃなくて、差別と隔離という物語の根幹そのものなの。この記事では、白系種〈アルバ〉と有色種〈コロラータ〉という大きな区分から、白銀種・夜黒種・焔紅種といった各種族の特徴、そしてサンマグノリア共和国が築いた差別構造までを、丁寧に解説していくよ。レーナやシン、フレデリカがどの種族なのかも整理するね。最後に配信サービスの比較も載せておくから、これから観返したい人もチェックしてみて。
※ネタバレ・取り扱いに関する注意
本記事は『86-エイティシックス-』の世界設定の根幹である「人種差別」を扱います。ジェノサイドや戦死キャラに触れる箇所、原作で明かされる種族設定の踏み込んだ内容を含みます。作品の批評的なテーマを誠実に紹介する目的で、煽情的・娯楽的な消費は避けています。未視聴の方はご注意ください。
この記事でわかること
- 白系種〈アルバ〉と有色種〈コロラータ〉という大きな人種区分の意味
- 白銀種・月白種・夜黒種・極東黒種・焔紅種・青玉種など各種族の特徴
- レーナ・シン・カイエ・ダイヤ・フレデリカがどの種族に属するのか
- サンマグノリア共和国がつくり上げた差別構造と「エイティシックス」の意味
- 種族と「異能」の関係、そして作品が問いかけているもの
- 『86』をDMM TVなどでお得に見る方法
『86』の人種は大きく二つに分かれる──白系種と有色種

『86-エイティシックス-』の物語の舞台、サンマグノリア共和国を理解するうえで欠かせないのが、人口を二つの大きなカテゴリーに分ける考え方です。ひとつが白系種〈アルバ〉、もうひとつが有色種〈コロラータ〉。この区分こそが、作品が描く差別と隔離の出発点になっています。
白系種〈アルバ〉は、銀色や白に近い髪と肌をもつ人々の総称です。共和国では市民権をもつ「人間」として扱われ、社会の中心に位置づけられています。一方の有色種〈コロラータ〉は、それ以外の髪や瞳の色をもつ人々をひとまとめにした呼び名で、共和国の制度のもとでは市民としての権利をすべて剥奪され、壁の外へと追いやられてしまいました。
「アルバ」「コロラータ」って、ラテン語っぽい響きだよね。白と「色つき」って意味なのかな。名前そのものに、線引きの思想が入ってる感じがする……。
そうなの。重要なのは、有色種は決して一つの民族ではないということ。実際にはたくさんの異なる種族の集合体なのに、共和国は「白系種ではない者」というだけでひとくくりにして、市民から排除してしまった。この「ひとくくりにする暴力」こそ、作品が鋭く問いかけている部分なんだよ。
つまり、白系種か有色種かという区分は、生物学的な違いというよりも、共和国が自分たちの正当性のために引いた政治的な境界線だと言えます。物語が進むにつれて、この線引きがいかに根拠の乏しいものであったかが、繰り返し突きつけられていきます。
白系種〈アルバ〉に属する種族──白銀種と月白種

まずは共和国で多数派とされる白系種〈アルバ〉の内訳を見ていきましょう。アルバの中にもいくつかの種族があり、それぞれに特徴があります。
白銀種〈セレナ〉
銀色の髪と瞳をもつ、白系種の中でも貴種とされる種族。ヒロインのヴラディレーナ・ミリーゼ(レーナ)は、この白銀種の純血とされています。白銀種には「カリスマの発揮」といった異能が伝わるとされ、人を惹きつける資質と結びつけて語られることがあります。
月白種〈アデュラリア〉
青みがかった銀色の髪をもつとされる種族。スピアヘッド戦隊のアンジュ(安絜瑠=アンリエッタ)は、月白種と天青種〈ケレスタ/天青系の種族〉の混血とされています。白系種の血を引きながら86区へ追いやられた背景をもち、白系種と有色種の境界がいかに恣意的かを体現するキャラクターでもあります。
アンジュは白系種の血が混じってるのに、有色種扱いで壁の外に追われたってこと?その線引き、めちゃくちゃじゃない……。
そこがまさに作品の核心。「純血かどうか」「どこまでが白でどこからが色つきか」なんて、本来きれいに線を引けるものじゃない。それでも共和国は線を引いて、線の外の人々を道具にした。アンジュの存在は、その矛盾を静かに告発しているんだよ。
有色種〈コロラータ〉に属する種族──夜黒種・極東黒種・黒鉄種

続いて、共和国によって市民権を奪われた有色種〈コロラータ〉側の種族を見ていきます。コロラータはさらに、髪や瞳の色の傾向によっていくつかの系統に分けて語られることがあります。ここでは黒系の種族から紹介しましょう。
夜黒種〈オニクス〉
漆黒の髪と黒い瞳をもつ貴種とされる種族。身体能力に優れるとされ、主人公シンエイ・ノウゼン(シン)は父方にこの夜黒種の血を引いています。後述する焔紅種との混血は、かつてのギアーデ帝国の貴族階級に特有のものとされています。
極東黒種〈オリエンタ〉
象牙色の肌と小柄な体格を特徴とする種族。スピアヘッド戦隊第四小隊長のカイエ・タニヤ(個人名〈キルシュブリューテ〉)が、この極東黒種にあたります。黒髪・黒瞳の描写とともに、東洋的な面立ちを思わせる種族として描かれています。
黒鉄種〈アイゼン〉
鉄色の髪をもつとされる種族。スピアヘッド戦隊のライデン・シュガは、この黒鉄種の純血とされています。シンの古くからの戦友であり、戦隊の精神的な支柱を担う存在です。
同じ「有色種」のひとことでまとめられてるけど、夜黒種も極東黒種も黒鉄種も、全然ちがう人たちなんだね。
そう、本来はそれぞれ固有の文化や歴史をもつ人々。それを「白じゃない」というだけで一括りにして、名前さえ奪っていく。スピアヘッド戦隊の面々が、互いの種族や出自を尊重し合う姿は、共和国の暴力と対照的に描かれているんだ。
赤系・青系の種族──焔紅種と青玉種

有色種にはほかにも、赤や青を帯びた瞳をもつ種族が存在します。物語上とても重要な二つの種族を取り上げます。
焔紅種〈パイロープ〉
血のように赤い瞳をもつ貴種とされる種族。主人公シンは母方にこの焔紅種の血を引いています。焔紅種と夜黒種の混血は、かつてのギアーデ帝国貴族に特有の血筋とされ、後述するフレデリカもこの組み合わせの血を継いでいます。
青玉種〈サフィール〉
青い瞳をもつ種族で、明るい金髪とともに描かれることが多い種族です。スピアヘッド戦隊第五小隊長のダイヤ・イルマ(個人名〈ブラックドッグ〉)が、この青玉種にあたります。「未来視」といった異能が伝わるとされることもありますが、種族と異能の関係は原作でも限定的に語られるため、断定は避けておきます。
ダイヤって、明るくて面倒見のいいお兄ちゃんって感じのキャラだったよね。第1期で……。
そう、ダイヤはアニメ第1期で戦死してしまう仲間のひとり。その最期に、彼が想いを寄せていたアンジュの名を呼んだ描写は、観た人の胸に深く残るシーンとして語られている。ここはあえて、軽い言葉で消費せずにそっと触れておくね。
シンとフレデリカ──帝室の血を継ぐ混血

『86』の人種設定の中でも、とりわけ重要なのが、夜黒種〈オニクス〉と焔紅種〈パイロープ〉の混血という血筋です。これはかつてのギアーデ帝国の貴族階級に特有の組み合わせとされ、シンとフレデリカという二人の重要人物がこれに該当します。
主人公のシンエイ・ノウゼンは、父方に夜黒種、母方に焔紅種の血を引く混血です。そしてギアーデ連邦編で登場するフレデリカも、同じく夜黒種と焔紅種の混血で、ギアーデ帝国最後の女帝という出自をもっています。ファンの間ではこの帝室の混血を指して「紅瞳種」と呼ぶこともありますが、これは作中で頻出する正式な種族名というより、血筋を説明する通称として理解しておくとよいでしょう。
フレデリカは「白系種」ではない点に注意
フレデリカは銀髪・赤瞳の幼い少女として描かれるため、白系種と勘違いされやすいキャラクターです。しかし正しくは夜黒種と焔紅種の混血で、ギアーデ帝国の血筋に連なる有色種側の存在です。共和国の研究者アネット・ペンローズ(白系種側のキャラクター)とは出自も立場もまったく異なるため、混同しないようにしましょう。
フレデリカは、ギアーデ帝国の帝室に代々伝わる異能を受け継いでいます。これは「見知った相手の現在と過去を覗き見る」力とされ、旧ノルトリヒト戦隊、のちの第86独立機動打撃群では、この異能を用いて管制補佐の役割を担います。なおアニメ(原作3巻まで)で明確に異能をもつと描かれるのは、このフレデリカと、亡き者の声を聴くシンの2人です。ただし異能は特定の血筋にまれに現れる設定で、原作小説ではその後の巻でオリヴィア(青玉種の未来視)やヴィーカ(紫晶の異能)など、ほかにも異能者が登場します。
「知覚同調(パラレイド)」も異能の一種かと思ってた……あれは違うの?
そこ、よく混同されるポイント。知覚同調〈パラレイド〉は、チョーカー型のレイドデバイスを使って意識をつなぐ通信技術で、誰でも使えるもの。種族特有の「異能」とはまったく別物なの。レーナがハンドラーとしてスピアヘッド戦隊と心を通わせられたのも、この通信技術があったからだよ。
サンマグノリア共和国がつくった差別構造と「エイティシックス」

ここまで見てきた種族の違いを、共和国はどのように「差別の制度」へと作り変えたのでしょうか。物語の根幹をなすこの構造を整理します。
サンマグノリア共和国は、もともと多様な人々を受け入れる国でした。ところが隣国ギアーデ帝国との戦争が始まると、共和国は有色種を「敵国に通じる存在」とみなし、戦時特別治安維持法のもとで市民権を剥奪。彼らを「エイティシックス(86)」と呼び、第86区という名の強制収容区へと隔離しました。「エイティシックス」という呼称自体が、人間から番号への置き換え、すなわち人間性の剥奪を意味しているのです。
さらに残酷なのは、共和国が「無人機による無血戦争」を喧伝しながら、その実、エイティシックスをジャガーノートという棺桶同然の機体に乗せ、消耗品として最前線へ送り続けたことです。エイティシックスたちは兵士としてではなく「兵器」として扱われ、戦死しても戦死者の数にすら数えられませんでした。
作品が問いかけているもの
『86』が描く差別は、遠い空想ではありません。「自分たちは無傷で、線の外の誰かに犠牲を押しつけている」という構造は、現実の社会にも形を変えて存在します。本作は、種族という記号で人を選別し、道具に変えていく暴力を正面から描くことで、見る者に「人間を数や色で測ってよいのか」という問いを突きつけます。だからこそ、戦死シーンや迫害の描写を、単なる「泣ける展開」として消費するのではなく、その背後にある構造ごと受け止めたい作品だと言えます。
主要キャラクターの種族早見表

ここまでの内容を整理するために、主要キャラクターがどの種族に属するのかを一覧にまとめました。観返すときの手引きとして使ってみてください。
| キャラクター | 系統 | 種族 |
|---|---|---|
| レーナ(ヴラディレーナ・ミリーゼ) | 白系種〈アルバ〉 | 白銀種〈セレナ〉の純血 |
| アンジュ | 白系種の血を引く | 月白種〈アデュラリア〉と天青種の混血 |
| シン(シンエイ・ノウゼン) | 有色種〈コロラータ〉 | 夜黒種〈オニクス〉と焔紅種〈パイロープ〉の混血 |
| ライデン・シュガ | 有色種〈コロラータ〉 | 黒鉄種〈アイゼン〉の純血 |
| カイエ・タニヤ | 有色種〈コロラータ〉 | 極東黒種〈オリエンタ〉 |
| ダイヤ・イルマ | 有色種〈コロラータ〉 | 青玉種〈サフィール〉 |
| フレデリカ | 有色種・帝室の血 | 夜黒種〈オニクス〉と焔紅種〈パイロープ〉の混血 |
※種族名や血筋の細部は原作で語られる範囲に基づきます。媒体や版によって表記が異なる場合があるため、より詳しくは原作小説での確認をおすすめします。
押さえておきたい重要ポイント

種族設定を読み解くうえで、混同しやすい点や核心となる点を改めて整理しておきます。
ポイント1:有色種は「一つの民族」ではない
夜黒種・極東黒種・黒鉄種・焔紅種・青玉種など、多様な種族が「白系種ではない」という一点だけで「有色種」とくくられています。この一括りこそが、共和国による差別の本質です。
ポイント2:アニメで異能をもつと描かれるのはシンとフレデリカ(異能は血筋に現れる設定)
種族ごとに異能が伝わるという設定はあるものの、作中で恒常的に異能を発揮するのはシン(亡き者の声を聴く)とフレデリカ(見知った者の過去を視る)に限られます。知覚同調〈パラレイド〉は異能ではなく、誰でも使える通信技術です。
ポイント3:フレデリカは白系種ではない
銀髪・赤瞳の外見から白系種と誤解されがちですが、フレデリカは夜黒種と焔紅種の混血で、ギアーデ帝国の帝室に連なる存在です。共和国の白系種キャラクターとは出自がまったく異なります。
『86-エイティシックス-』が見れる配信サービス比較
ここからは、『86-エイティシックス-』のアニメ(第1期・第2期)を視聴できる配信サービスを比較します。種族設定を踏まえて改めて観返すと、各キャラクターの描写の意味がぐっと深まるはずです。下の表で配信状況と無料特典をチェックしてみてください。
| 配信サービス | 配信状況 | 無料特典 |
|---|---|---|
| DMM TV | ◎ 見放題 | 14日間無料 / 550pt付与 |
| U-NEXT | ○ 見放題 | 31日間無料 / 600pt付与 |
| dアニメストア | ○ 見放題 | 初回31日間無料 |
| Hulu | ○ 見放題 | なし |
| FOD | ○ 見放題 | なし |
| Amazon Prime Video | △ 要確認 | 30日間無料 |
| Lemino | − 要確認 | 31日間無料 |
| Netflix | × 配信なし | なし |
| Disney+ | × 配信なし | なし |
※2026年6月時点の情報です。配信状況は変更される場合があるため、視聴前に必ず各公式サイトで最新の配信状況をご確認ください。
イチオシはDMM TV!
数ある配信サービスの中でも、いちばんおすすめしたいのがDMM TVです。月額550円(税込)というコスパの良さに加えて、初回登録で14日間の無料お試し期間と550ポイントが付与されるのが大きな魅力。アニメ作品のラインナップが充実していて、『86』のような重厚な作品をじっくり観返すのにぴったりです。付与されるポイントは新作レンタルなどにも使えるので、気になっていた別作品もあわせて楽しめます。
もちろん、すでに別のサービスを使っている方なら、U-NEXTやdアニメストアでも見放題で視聴できます。U-NEXTは31日間の無料体験と600ポイント付与があり、対象の原作小説(電撃文庫)を電子書籍で読み進めたい人にも便利です。dアニメストアはアニメ専門ならではの作品数が魅力で、月額料金を抑えたい人に向いています。自分の視聴スタイルに合わせて選んでみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 『86』を配信で見るならどのサービスがおすすめ?
コスパと特典のバランスからDMM TVがイチオシです。月額550円で初回14日間無料、さらに550ポイントが付与されます。アニメのラインナップも充実しているので、『86』をきっかけに他作品も楽しみたい方に向いています。U-NEXTやdアニメストアでも見放題で視聴できます。
Q. 白系種と有色種は何が違うの?
白系種〈アルバ〉は銀色や白に近い髪・肌をもつ人々の総称で、共和国で市民権をもつ立場です。有色種〈コロラータ〉はそれ以外の髪や瞳の色をもつ人々をひとくくりにした呼び名で、共和国の制度のもとで市民権を奪われ、壁の外へ隔離されました。生物学的な違いというより、共和国が引いた政治的な境界線だと理解するのが大切です。
Q. レーナはどの種族?
レーナ(ヴラディレーナ・ミリーゼ)は、白系種〈アルバ〉の貴種にあたる白銀種〈セレナ〉の純血とされています。銀色の髪と瞳が特徴で、共和国の少佐としてハンドラーを務めながら、エイティシックスへの差別に異を唱える数少ない白系種のひとりです。
Q. シンの種族は?異能はあるの?
シン(シンエイ・ノウゼン)は、父方に夜黒種〈オニクス〉、母方に焔紅種〈パイロープ〉の血を引く混血です。これはかつてのギアーデ帝国貴族に特有の血筋とされています。シンは作中で明確な異能をもつ数少ない人物で、亡くなった者たちの「声」を聴く力をもつとされています。
Q. フレデリカは白系種なの?
いいえ、フレデリカは白系種ではありません。銀髪・赤瞳の外見から誤解されがちですが、正しくは夜黒種〈オニクス〉と焔紅種〈パイロープ〉の混血で、ギアーデ帝国最後の女帝という出自をもつ有色種側の存在です。共和国の白系種キャラクターとは立場がまったく異なります。
Q. 「異能」と「知覚同調(パラレイド)」は同じもの?
別物です。異能は特定の血筋にまれに伝わる特別な力で、アニメ範囲で発揮するのはシンとフレデリカの2人です(原作ではほかにも異能者が登場します)。一方の知覚同調〈パラレイド〉は、チョーカー型のレイドデバイスを使って意識をつなぐ通信技術で、種族に関係なく誰でも使えます。
Q. カイエやダイヤはどの種族?
カイエ・タニヤは極東黒種〈オリエンタ〉、ダイヤ・イルマは青玉種〈サフィール〉とされています。二人ともスピアヘッド戦隊の小隊長で、アニメ第1期で戦死します。彼らの最期は重く描かれており、軽々しく消費せずに受け止めたい場面です。
Q. なぜ有色種は「エイティシックス(86)」と呼ばれたの?
サンマグノリア共和国が、有色種を市民権をもたない存在として第86区へ隔離し、その区画の番号でひとくくりに呼んだことに由来します。名前ではなく番号で呼ぶこと自体が、人間性を剥奪する差別の象徴になっています。
Q. アニメはどこまで描かれているの?
アニメは第1期(原作1巻・共和国編/スピアヘッド戦隊)と第2期(原作2〜3巻・ギアーデ連邦編/ノルトリヒト戦隊)まで、つまり原作3巻までが映像化されています。第86独立機動打撃群の本格的な作戦行動は原作4巻以降にあたり、2026年6月時点ではアニメ未放送です。続きが気になる方は原作小説(電撃文庫)でどうぞ。
種族の設定を一度整理しておくと、各キャラがどんな歴史や立場を背負って戦っているのかが、ぐっと立体的に見えてきます。白系種か有色種か、その線引きがいかに脆く、いかに残酷だったか──そこに気づいたとき、『86』という物語の重みがいっそう胸に迫るはずです。設定を頭に入れて、もう一度ていねいに観返してみてくださいね。
まとめ:種族設定は『86』の差別構造そのもの
この記事のまとめ
- 『86』の人種は大きく白系種〈アルバ〉と有色種〈コロラータ〉に分かれる
- 白系種には白銀種〈セレナ〉・月白種〈アデュラリア〉、有色種には夜黒種〈オニクス〉・極東黒種〈オリエンタ〉・黒鉄種〈アイゼン〉・焔紅種〈パイロープ〉・青玉種〈サフィール〉などが属する
- レーナは白銀種の純血、シンは夜黒種×焔紅種の混血、フレデリカも同じ帝室の混血(白系種ではない)
- アニメで異能をもつと描かれるのはシンとフレデリカ(原作には他の異能者も)、知覚同調〈パラレイド〉は誰でも使える通信技術
- 共和国は有色種を「エイティシックス」と呼び番号で隔離した──これが物語の差別構造の根幹
『86-エイティシックス-』の種族設定は、ただの世界観の装飾ではなく、差別と隔離という物語の主題そのものでした。多様な種族を「白ではない」という一点でくくり、人間から番号へと置き換えていく暴力。その構造を理解したうえで観返すと、スピアヘッド戦隊の一人ひとりが背負ってきたものの重さが、まったく違って見えてきます。
アニメ第1期・第2期は、いまも各配信サービスで視聴できます。種族の知識を携えて、もう一度シンやレーナたちの物語に向き合ってみてください。コスパと特典を考えるなら、まずは無料で試せるDMM TVから始めてみるのがおすすめです。
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