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ブラッククローバー2nd Season 第2話(第172話)「地獄への扉」感想・解説|ユノの精霊同化と冥府の門・原作何巻?

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リョウコ

リョウコ

第2話、いきなり振り返りなしでメレオレオナさんが魔神と殴り合ってたんだけど!?そのあとユノにベルが戻ってきて、1st Seasonのオープニングだった「Black Rover」が流れて…。シャーロット団長は新しい荊の魔法でヴァニカを包んじゃうし、ジャック団長は重力を裂くし、最後は冥府の門が開いて見るからにヤバい悪魔が2体…。情報量が多すぎて、アスタが1カットしか出てこなかったことにあとで気づいたよ。

かえで

かえで

うん、原作の5話分を30分に詰め込んだ密度の高い回だったね。結論から言うと、2nd Season 第2話(ページ172)『地獄への扉』は、メレオレオナ・ユノ・シャーロット・ジャックの4人がそれぞれ新しい力を見せて三極性を押し返した直後に、第1の門が開いて最上級の悪魔が現れる回。原作ではコミックス28巻の第275話の途中〜第279話にあたるよ。続きを読むなら28巻の第280話から。次回・第3話は10月17日(土)23:00。この記事では本編の流れ、新技と用語、原作対応、放送・配信スケジュールまで、確認できた範囲で解説していくね。※放送済みの第2話(通算第172話)と、第1話・1st Seasonの内容に触れます。ネタバレ注意!

【ネタバレ注意】この記事では、2026年10月10日(土)にテレ東系列で放送されたTVアニメ『ブラッククローバー』2nd Season 第2話(ページ172)『地獄への扉』——1st Seasonの170話から通して数えた通算第172話——の本編内容と、第1話(ページ171)『開戦』および1st Season終盤の内容に触れています。まだ視聴していない方はご注意ください。
本記事は2026年10月14日時点の公式発表と、放送後に確認できた範囲で書いています。確証が取れていない部分は「未確認です」「〜とみられます」と明記し、断定を避けています。また本編のセリフは、公式サイトに掲載された文章以外は直接引用せず、趣旨を地の文で紹介しています。

最終更新: 2026年10月14日

この記事でわかること

  • 第2話(ページ172)『地獄への扉』で実際に起きたこと(本編の流れを11の場面に整理)
  • メレオレオナの『業火の化身』、ユノの『スピリット・オブ・ボレアス』、シャーロットの『荊女王』、ナハトの『モード:エクウス』『モード:フェリス』——第2話で初めて見せた力の整理
  • 挿入歌「Black Rover」(ビッケブランカ)がどの場面で流れたか
  • 原作は28巻の第275話の途中〜第279話。続きを読むなら28巻の第280話から(28巻の残りは3話)
  • 2nd Seasonの放送・配信スケジュール(第3話は10月17日(土)23:00、DMM TVの第2話は10月15日(木)正午から配信予定)
  • 次回・第3話(ページ173)『黒き守護者』の公式あらすじと注目ポイント

『ブラッククローバー』2nd Seasonは、月額550円(税込)・14日間無料のDMM TVで第1話を見放題配信中(第2話『地獄への扉』は10月15日(木)正午から配信予定。第1話は10月8日(木)正午から配信中。2026年10月14日にDMM TVの作品ページで確認)。1st Season(全170話)も同じDMM TVで見放題です。

DMM TVで『ブラッククローバー』2nd Seasonを無料で見る

前回のおさらい|第1話(ページ171)の終わりと、第2話(ページ172)が始まる地点

TVアニメ『ブラッククローバー』2nd Seasonは、原作の「スペード王国攻略編」にあたるシリーズです。公式サイトの話数表記は「第2話(ページ172)」。1st Seasonが第170話で区切りを迎えているため、2nd Seasonの第2話は通し番号で第172話になります。この記事でも「第2話(ページ172)」と「第172話」を同じ回として扱います。

第2話は、第1話のラストでできあがった対戦カードをそのまま引き継いで始まります。前回の第1話の解説はブラッククローバー2nd Season 第1話(第171話)「開戦」感想・解説にまとめていますが、第2話を理解するうえで押さえておきたい着地点は次のとおりです。

第1話(ページ171)『開戦』の着地点(放送済みの範囲)

  • アスタとリーベは『悪魔同化(ユナイト)』を一瞬だけ成立させたものの、ナハトはまだものにしていないと判断。アスタを修業部屋に残し、精鋭部隊だけが『影の回廊』でスペード王国へ向かった
  • スペード王国では抵抗軍の蜂起を陽動に魔法騎士団が城内へ侵入。ゼノンは町に巨大な魔神を放ち、『クリフォト降臨の儀』を開始した
  • 城外に飛び込んできたメレオレオナが魔神に一撃を叩き込んだ。ただし、なぜ彼女がスペード王国にいるのかは第1話では説明されていない
  • 城内では三手に分かれ、リル&シャーロット vs ヴァニカ、ユノ&ランギルス vs ゼノン、ジャック&ナハト vs ダンテがそれぞれ対峙した

つまり第2話の出発点は、「メレオレオナの一撃は魔神に届いたのか」「三手に分かれた魔法騎士たちは三極性に勝てるのか」「冥府の門が開くまでに儀式を止められるのか」という3つの問いが同時に走っている状態です。1st Seasonのどこから見返せばいいか迷う方は、ブラッククローバーを見る順番は?アニメ全シーズン・映画の時系列と配信サービスまとめで、第158〜170話の位置づけと劇場版の時系列を確認できます。

第2話(ページ172)『地獄への扉』あらすじ|4人の覚醒と、開いてしまった第1の門

まず公式サイトのあらすじを引用します。

第2話(ページ172)『地獄への扉』公式あらすじ

「モリスの手によってスペード王国に突如出現した魔神に対して、圧倒的な魔力を見せつけるメレオレオナ。同時刻、スペード城に侵入した魔法騎士団たちは三手に分かれてそれぞれの因縁の相手である漆黒の三極性(ダークトライアド)に戦いを挑む。シャーロットは呪いの根源である悪魔・メギキュラを宿すヴァニカと、ユノは目の前でヴァンジャンスをさらったゼノンと対峙する。ジャックとナハトは、苦戦しながらも最強の肉体魔法を操るダンテと互角に戦っていた。冥府の門が開くまでの時間もまだ十分ある、と思っていたその時、ナハトの前に現れたのは……!!」

放送された本編では、このあらすじの結び「ナハトの前に現れたのは……!!」の答えまでが描かれました。本編で確認できた流れを、場面ごとに追っていきます。

1. 冒頭:メレオレオナ vs 魔神——溶岩の修業と、ナハトの勧誘(回想)

第1話にあった1st Season終盤の振り返りは、第2話にはありません。本編はいきなり、メレオレオナと魔神の戦いの続きから始まります。第1話のラストで叩き込んだ一撃は、しかし魔神にほとんど効いていません。伝説の魔神とも呼ばれる相手を前に、メレオレオナは、より激しい戦いになることを予感します。

ここで回想が入り、第1話で説明されなかった「なぜメレオレオナがスペード王国にいるのか」に答えが出ます。悪魔ザグレドの魔法に触れて以来、もっと強くなると決めたメレオレオナは、溶岩に浸かって修業していました。そこへナハトが現れ、ヤミとヴァンジャンスの救出作戦への参加を求めます。メレオレオナが参加を決めた理由は、救出そのものというより、ヤミとヴァンジャンスをさらえるほどの強者と戦いたいから——いかにも彼女らしい動機でした(ナハトとのやり取りの細かな流れは、放送後の資料で記述が分かれており未確認です)。

2. 『業火の化身』と『灼熱腕 煉獄・深淵』——魔神を圧倒、そしてOPへ

回想が明けると、メレオレオナは炎魔法『業火の化身』を発動します。全身が炎そのものになり、身体能力が大幅に強化される新技です。魔神の腕を払いのけ、顎を打ち上げて仰向けに倒したうえで、マナゾーンを全開にし、『灼熱腕(カリドゥス・ブラキウム)煉獄・深淵』で魔神の全身を連打しました。第1話では「一撃を入れた」止まりだった魔神戦が、この短い場面で一気に決着寸前まで進みます。

そしてここでオープニング(WANIMA「消えない理由」)が入ります。第2話は「アバン=メレオレオナ戦」という構成で、OPの位置が本編の区切りとして機能していました。

3. ユノ&ランギルス vs ゼノン:空間魔法『空魔掌握』の壁

OP明け、城内のユノとランギルスの前にはゼノンがいます。ゼノンは、侵入者が抵抗軍ではないこと、そしてかつて自分に敗れたはずのユノが生きていることに驚きます。ユノは、ヴァンジャンスに救われたこと、お前を倒して団長を取り戻すという趣旨を告げて戦いが始まります。

ユノの『暴嵐の牙』を、ゼノンは悪魔の力を解放して骨魔法で防御。ランギルスの『大天使の撃墜』は、ゼノンの空間魔法『空魔掌握』の立方体に包まれ、魔そのものを消されてしまいます。ゼノンは、自分がいなければランギルスが最強の空間魔法士だっただろう、という趣旨の言葉を投げ、続く『大天使の撃滅』も部屋全体を立方体で覆って無効化しました。そして、一歩も動かずにお前たちは死ぬ、という趣旨の宣言とともに、周囲の空間に骨の牙(『無間骨牙(むげんこつが)』)を生成して攻撃します。

4. ベル登場、『精霊同化』と『スピリット・オブ・ボレアス』——挿入歌「Black Rover」

追い詰められた状況で、ユノは精霊シルフ(ベル)を呼び出し、『精霊同化(スピリット・ダイブ)』を発動します。生まれたのは、風の斧槍『スピリット・オブ・ボレアス』。その魔の圧でゼノンの骨が砕け、ゼノンは、自分の領域内にあるはずの魔が自分の支配下にないことに驚きます。ここで示されたのが、魔がユノを愛している——『空魔掌握』の領域内でもユノだけは魔を操れる、という事実でした。

この場面で流れたのが、ビッケブランカ「Black Rover」(1st Season 第3クールのオープニングテーマ)です。公式サイトは10月10日の放送当日に「第2話 挿入歌シーン公開!」としてニュースを出し、テレ東アニメ公式YouTubeに挿入歌シーンの動画を公開しています。ユノがベルと精霊同化してゼノンに反撃する場面で流れる、と理解しておけば間違いありません。

ユノは、ゼノンの「一歩も動かずに死ぬ」という言葉をそのまま返すように、螺旋の風で骨を砕き、ゼノンの胴を抉ります。死ぬのはお前だ、金色の夜明けに手を出したことを後悔しろ、という趣旨の宣言。ランギルスは、これなら儀式を止められる、団長を救える、と手応えを感じました。

5. リル&シャーロット vs ヴァニカ:八輝将2人と呪いの強化

場面は『碧の野薔薇』団長シャーロットとリルの側へ。ヴァニカは、目の前の侵入者がノエルでないことに落胆し、自分は手を出さずに、連れてきた八輝将2人と戦わせます。呪いで強化された2人の前にシャーロットの『軀狩りの荊棘樹(くがりのおどろじゅ)』は破られ、リルの絵画魔法(『スー・テランの蜿り(うねり)』『シレーヌの戯れ』)が応戦。ヴァニカはリルの魔法を褒めつつ、シャーロットの荊魔法が足を引っ張っている、という趣旨の挑発を口にします。

ヴァニカの関心はあくまでアスタやヤミとの戦いにあります。ヤミの死で冥府の門が開く、ゼノンに捕まる程度だから大した強さではない、という趣旨の言葉は、1st Seasonからヤミを見てきた視聴者にはかなり引っかかるものでした。

6. シャーロットの回想と『碧薔薇の楽園』『荊女王』

ここでシャーロットの回想が入ります。団長業の傍ら、ハート王国の魔言術式(マナメソッド)を学び、自分にかけられた呪いを「枷」ではなく新しい魔法の使い方へと書き換えた——その過程で、ドロシーから、メギキュラは世界中の呪い魔法の親なのだと聞かされる場面も描かれます。

そして発動するのが、改荊魔法『碧薔薇の楽園』。部屋一面に荊が広がり、敵から吸い取った呪いの力が強いほど荊が強くなります。八輝将2人にかけられた呪いが弱まり、メギキュラがヴァニカの眼帯を外して、自分への呪いを改造して対呪い魔法に変えたのか、という趣旨で評する場面は、敵側から見てもシャーロットの変化が本物だと示す演出でした。

さらに真荊魔法『荊女王』。碧と紅、2色の薔薇を使えるようになったシャーロットは八輝将2人を倒します。ヤミを救い、強くなった自分を見せたい、という思い。リルは、シャーロットは真の力を使わずに団長になっていたのか、と内心で驚きます。悪魔の力を解放し、最高の相手を見つけたと喜ぶヴァニカに対して、シャーロットは戦わないと言い切り、荊で完全に包み込みました。もがくほど締まる荊の中で、願いが叶わないまま死ぬのがお前の罰だ、という趣旨の言葉を残します。ヴァニカとの決着そのものは第2話では描かれていません。

7. ジャック&ナハト vs ダンテ:再生する肉体魔法と『モード:エクウス』

『翠緑の蟷螂』団長ジャックは『デスサイズ・狂い裂き』でダンテを何度も裂きますが、ダンテは即座に再生します。モリスの魔導科学で再生能力はさらに上がっており、傷を付けられるのは反魔法だけだ、という趣旨をダンテは語ります。ナハトは、ジャックの「裂けないものを裂く」魔法に賭けるしかない、と考えます。

ダンテが重力魔法『魔王の御前(まおうのごぜん)』を発動すると、ナハトは悪魔スロトスを影に入れ、『モード:エクウス』(「剛健」)の超装甲で耐えます。第1話で見せたギモデロの『モード:カニス』とは別の形態で、ダンテはアスタ以外にも悪魔憑きがいるのか、と反応しました。ナハトはジャックを、口だけか、という趣旨で煽りながらダンテに蹴りを入れますが、致命打にはなりません。ダンテは門が開くまで楽しませろという態度で、ジャックには退屈だ、失せろ、という趣旨の言葉を投げます。

8. ジャックの回想と覚醒——重力を裂き、再生しない傷を付ける

ここでジャックの回想が入ります。父は鳥や小動物を狩る猟師で、自分より強そうなものには手を出すな、と教えていました。ジャックの魔法が刃の形になったとき、父は猟師向きだと喜びます。しかし少年時代に父は死に、その背中には「山の主」にやられたとみられる巨大な爪痕が残っていました。ジャックは山の主を倒し、魔法騎士団に入ると決めます。

ヤミは団長として楽しませてくれたがお前は惨めだ、という趣旨のダンテの言葉を受けて、ジャックは体の表面の刃を研ぎ、全身から複数の刃を生やして、重力を裂いて立ち上がります。裂くだけだ、という趣旨の宣言。ダンテが『重力特異点』を構えるのに対し、虫をなめるな、という趣旨で応じたジャックは、ダンテの肉体魔法ごと裂き、再生しない傷を付けました。血を流すダンテ、そしてナハトは、ジャックを見くびっていたと認めます。父の教えを破って強い者に挑む——それがジャックの覚醒でした。

9. 城外:抵抗軍の合流、語られるユノの出自

城外に戻ると、燃える魔神の前でメレオレオナが勝ち誇り、抵抗軍が驚いています。ここでラルフ・サリー・ヴァルトス・ラデス・セッケ・マクサが抵抗軍と合流。アルベルトはラルフの無事を喜びます。原作第279話では、ラルフがアルベルトに、ユノは風魔法の使い手で、シエル様に似た顔とロイス様のような強い心を持っている、という趣旨で語り、アルベルトはユノ様たちと一緒なら勝てる、と確信を深めます(アニメで誰が誰に語る形だったかは、放送後の資料で記述が分かれています)。ユノの出自が、スペード王国側からも改めて語られる場面です。

10. ナハトの戦況把握、『モード:フェリス』でモリスを発見

城内では、悪魔プルメデがナハトに各所の戦況を報告します。最強の魔法騎士たちは想定以上に強い、門が開くまでまだ時間がある——そうナハトが考えている間も、ジャックはダンテを裂き続け、ダンテはお前も楽しませろ、ジャックは黙って死ね、という趣旨の応酬を続けています。

ところが、部屋の壁に魔法陣が浮かび、クリフォトの樹の根が城から噴き出します。ナハトはスロトスからプルメデに切り替えて『モード:フェリス』(「俊敏」)となり、影魔法『天影千里眼』で儀式の場を覗きます。そこにいたのは、ヤミとヴァンジャンスのそばに立つ、ダイヤモンド王国を追われた魔導学者モリスでした。

モリスの独白が、この場面の核心です。ヴァニカの気まぐれでロロペチカを人質にしたことが役に立った。ハート王国の叡智があれば、クリフォトの樹の成長を加速できる。生まれつき盲目だった自分は悪魔の力を得て、ロロペチカに集約された叡智を抽出し、自分に移植したのだ、と。1st Seasonでヴァニカに連れ去られたロロペチカが、儀式の「促進剤」として使われていたことが、ここで初めて明かされました。

11. 第1の門が開く——最上級悪魔2体、そしてアスタの1カット

ナハトは、なぜモリスが儀式を速められるのかを理解しきれないまま、第1の門が開き始めていることに気づいて焦ります。そしてダンテの部屋に、悪魔2体が出現。ナハトとジャックを襲い、ナハトはプルメデの俊敏さでかわしますが、ジャックは吹き飛ばされてダンテの後ろの壁に激突します。ナハトは、相手が最上級の悪魔だと認識しました。この2体が、公式あらすじの「ナハトの前に現れたのは……!!」の答えです。原作でのちに名が明かされる最上級悪魔リリスとナハマーにあたります(第2話本編で名前が呼ばれたかは未確認です)。

ラストは、修業部屋でアスタとリーベがギモデロと修業を続けているカットを一瞬映して終わり、エンディング(ONE OR EIGHT「Yellow Brick Road」)へ。主人公の出番がこの1カットだけだったことは、放送中の反応でも話題になっていました。

リョウコ

リョウコ

こうして並べると、メレオレオナ→ユノ→シャーロット→ジャックって4人が順番に新しい力を見せて、三極性を全員押し返したところで門が開く、って構成なんだね。「時間はまだある」と思ってたナハトの読みが外れる流れが、公式あらすじの最後の一文にそのまま書いてあったのか…。

第2話(ページ172)の見どころ3つ

①「Black Rover」が流れる中、ベルを呼び戻したユノの『スピリット・オブ・ボレアス』——「魔に愛されている」の証明

第2話の最大の見せ場は、やはりユノ vs ゼノンでしょう。ゼノンの『空魔掌握』は、領域内の魔を支配して相手の魔法を無効化する空間魔法で、空間魔法の使い手であるランギルスですら手が出ませんでした。その中でユノだけが魔を操れた理由は、魔がユノを愛しているから。1st Seasonから何度も語られてきた「魔に愛された少年」という設定が、敵の魔法を破る根拠として機能した場面です。

そこにビッケブランカの「Black Rover」——1st Season 第3クールのオープニングテーマ——が挿入歌として重なります。公式がわざわざ「挿入歌シーン」として動画を公開したことからも、制作側がここを第2話の山場と位置づけていたことが分かります。海外の放送後レビューでも、ユノとゼノンの対決でこの曲が流れたことに触れる声がありました。1st Seasonを見返して「Black Rover」の時期を確認したい方は、ブラッククローバーを見る順番は?アニメ全シーズン・映画の時系列と配信サービスまとめが各クールの区切りを整理しています。

②「戦わない」で勝つシャーロット——呪いを魔法の糧に変えた『碧薔薇の楽園』と『荊女王』

二つ目は、シャーロットの戦い方です。メギキュラを宿すヴァニカは、呪い魔法の根源そのもの。普通に戦えば呪いで押し負ける相手に対して、シャーロットは自分の呪いをハート王国の魔言術式で書き換え、相手の呪いを吸って強くなる荊を用意していました。八輝将2人を倒したあと、悪魔の力を解放したヴァニカに対して「戦わない」と言い切り、荊で包み込んで願いを叶えさせない——戦闘狂のヴァニカにとって最もつらい結末を、戦わずに与える。力の勝負ではなく、相手の性格を読み切った勝ち方でした。

ヤミを救って強くなった自分を見せたい、という動機が回想で語られるのも、この場面の重さを支えています。『碧の野薔薇』の団長が、ヤミへの思いを戦う理由として真正面から口にしたのは、放送中の反応でも大きな話題でした。

③重力を裂いたジャック——父の教えを破り、再生しない傷を付けた

三つ目は、ジャックの覚醒です。モリスの魔導科学で強化されたダンテの肉体魔法は、反魔法以外では傷を付けられないはずでした。しかしジャックの魔法は「裂けないものを裂く」。体表の刃を研ぎ、全身から刃を生やして重力そのものを裂き、肉体魔法ごと裂いて血を流させる——理屈のうえでは、反魔法の使い手であるアスタにしかできないはずのことを、ジャックがやってのけた場面です。アスタの反魔法と悪魔の関係はアスタの反魔法・悪魔・成長を徹底考察で整理していますが、「反魔法だけが例外」という前提が第2話で崩れた意味は、第3話以降の戦いにも関わってくるはずです。

自分より強いものには手を出すな、という父の教えを少年時代に破って「山の主」を倒した、という回想が、そのまま「強いと言われる奴らを裂きたい」というジャックの行動原理につながる構成も見事でした。ナハトに煽られ、ダンテに惨めだと言われたあとでの覚醒だからこそ、立ち上がる画に力があります。

設定解説|『業火の化身』『空魔掌握』『荊女王』『モード:エクウス/フェリス』——第2話を理解するための用語整理

第2話は、4人分の新技と、スペード王国側の仕掛けが一気に出てくる回です。核心となる設定を一覧で整理します。

用語 使い手 第2話での説明・役割
炎魔法『業火の化身』 メレオレオナ 自身が魔そのものとなり、全身が炎になる新技。すべての攻撃が格段に強化される。長時間維持すると体が魔に近づきすぎて消えてしまう欠点があるとされる
『灼熱腕(カリドゥス・ブラキウム)煉獄・深淵』 メレオレオナ マナゾーン全開の状態で放つ巨大な炎の腕。第2話では魔神の全身への連打として使われた
魔神 (スペード王国側) モリスの手でスペード王国に出現した巨大な魔神。公式あらすじの表記は「魔神」で、放送中は「伝説の魔神」とも呼ばれていた
空間魔法『空魔掌握』 ゼノン 範囲内の魔を支配し、相手の魔法を無効化する。ランギルスの大魔法も立方体に包んで消した。ユノだけは「魔に愛されている」ため領域内でも魔を操れた
『精霊同化(スピリット・ダイブ)』/『スピリット・オブ・ボレアス』 ユノ(+シルフ) シルフが溜め込んだ魔で強化された精霊同化。通常は半分だった冠が完全な形になり、斧と槍が一体化したような風の武器『スピリット・オブ・ボレアス』を創成する
魔言術式(マナメソッド) シャーロット ハート王国の魔法技術。シャーロットは団長業の傍ら習得し、自分の呪いを書き換えた
改荊魔法『碧薔薇の楽園』 シャーロット 呪いに反応して吸い尽くす荊を一面に放つ。呪いを吸うと碧色の薔薇が咲き、呪いが強いほど強くなる
真荊魔法『荊女王』 シャーロット 碧(呪い)と紅(本来)の2色の薔薇と荊を身に纏う形態。碧の荊は相手が強いほど締まる。ヴァニカを包み込んだのもこの荊
メギキュラ (ヴァニカが宿す悪魔) 公式あらすじで「呪いの根源である悪魔」。回想でドロシーは「世界中の呪い魔法の親」と説明した
悪魔同化(ユナイト)の各モード ナハト 契約した悪魔ごとに形態を切り替える。『モード:エクウス』=スロトス「剛健」(重力に抗える超装甲)/『モード:フェリス』=プルメデ「俊敏」(超スピード)/第1話で見せた『モード:カニス』=ギモデロ「群れ」
『天影千里眼』 ナハト 影魔法で一定範囲内の様子をその場で見る。第2話では儀式の場(ヤミ・ヴァンジャンス・モリス)を確認した
肉体魔法/『魔王の御前』/『重力特異点』 ダンテ 肉体魔法はダンテ本来の魔法で、モリスの魔導科学で再生能力が向上。「傷を付けられるのは反魔法だけ」のはずだったが、ジャックの刃に裂かれた。『魔王の御前』は周囲に超重力をかける重力魔法、『重力特異点』は構えのみで終わった
裂断魔法 ジャック 「裂けないものを裂く」魔法。第2話で体表の刃を研ぎ、全身に刃を生やして重力と肉体魔法を裂いた
モリス (ダイヤモンド王国の魔導学者) 生まれつき盲目。悪魔の力を得て、ロロペチカに集約されたハート王国の叡智を抽出・移植し、クリフォトの樹の成長を加速させた
冥府の門(第1の門)/クリフォトの樹 — 第2話で第1の門が開き始め、第1階層の最上級悪魔2体が現世に現れた。第3話の公式あらすじでは「冥府の第1階層からあふれ出した下位悪魔」が描かれる
リリス/ナハマー (最上級悪魔) クリフォトの樹の第1階層に控える2体。双子のようなデザインで、リリスは氷、ナハマーは炎を操る。第2話本編で名前が呼ばれたかは未確認

注意したいのは、第2話の「勝利」がどれも決着ではないことです。メレオレオナは魔神を燃やしましたが、城内の三極性は、ゼノンは胴を抉られ、ヴァニカは荊に包まれ、ダンテは裂かれた——というところで止まっています。そして第1の門が開き、最上級の悪魔が加わった。第2話は「押し返した直後に状況が一段悪くなる」回として設計されています。

かえで

かえで

補足しておくと、ナハトのモードは「悪魔ごとに得意分野が違う」のがポイント。第1話のギモデロは「群れ」で分身、第2話のスロトスは「剛健」で重力に耐えて、プルメデは「俊敏」で悪魔の攻撃をかわした。ダンテの重力に耐えるときはエクウス、クリフォトの樹の根が噴き出してからはフェリスって、状況に合わせて切り替えているのが分かると、ナハトの戦い方が見えてくるよ。

サブタイトル『地獄への扉』の意味|原作第279話と同じ章題

サブタイトルの『地獄への扉』は、原作コミックス第279話のタイトルと同じです。第1話『開戦』が原作第274話の章題と一致していたのと同じ作りで、2nd Seasonは「その回の最後に消化する章のタイトル」をサブタイトルに使っているとみられます(第2話までの2例での傾向です)。

本編の内容と照らすと、『地獄への扉』が指すものは明確です。ナハトが「門が開くまでまだ時間がある」と考えていた矢先、モリスの手で加速された儀式により第1の門が開き始め、最上級の悪魔2体が現世に現れる。冥府=地獄への扉が開いた、という文字どおりの意味です。英題は「The Door to Hell」。前半で4人が次々と力を見せた高揚感を、ラストの数分で一気に反転させるための題名でした。

第2話(ページ172)は原作の何巻?|28巻の第275話の途中〜第279話、続きは第280話から

1st Season全170話と原作の対応表、2nd Seasonの数え方はブラッククローバーのアニメは原作何巻まで?2nd Seasonは何話から?にまとめています。ここでは第2話(ページ172)の対応に絞って整理します。

第2話の原作対応は、第275話の途中(p.4〜15)〜第276話〜第277話〜第278話〜第279話です。巻で言うとすべて28巻。第1話が28巻の第275話の冒頭と末尾だけを使って止まっていたので、第2話は28巻の中盤をまとめて消化したことになります。1話で原作のおよそ5話分、というペースは第1話と同じです。

原作 収録巻 章題(単行本) 第2話(ページ172)での使用範囲
第275話 28巻 「業火の化身」 中盤(p.4〜15)。メレオレオナの回想(溶岩の修業とナハトの勧誘)と『業火の化身』。冒頭p.1〜3と末尾p.16〜17は第1話で使用済み
第276話 28巻 「ボレアス」 全体(ゼノンの『空魔掌握』、ベル登場、『スピリット・オブ・ボレアス』、ゼノンの胴を抉る)
第277話 28巻 「荊の女王」(連載時の題は「金色の夜明け副団長」) 全体(ユノの締め、ヴァニカと八輝将、シャーロットの回想、『碧薔薇の楽園』『荊女王』、ヴァニカを荊で包む)
第278話 28巻 「蟷螂の斧」(連載時の題は「死なない体」) 全体(ダンテの再生、『モード:エクウス』、ジャックの回想と覚醒、再生しない傷)
第279話 28巻 「地獄への扉」 全体(抵抗軍の合流、ナハトの戦況把握、『モード:フェリス』、モリスの独白、第1の門、最上級悪魔2体)
第280話 28巻 「押し寄せる厄災」 ラストのアスタとリーベの1カットは、第280話の末尾にあたる場面とみられます(推定)。それ以外は未映像化

ページ単位の対応は、放送後にファンwikiで照合された情報をもとにしています。話数単位の対応(第275話途中〜第279話)は、複数の独立した資料と集英社の28巻あらすじの内容が一致しており、確定とみてよい範囲です。第277話と第278話は、連載時と単行本で章題が変わっているので、ファンwikiや英語の資料を見るときは表記の違いに注意してください。

続きを原作で読むなら、28巻の第280話「押し寄せる厄災」からです。整理すると、アニメをどこまで見たかで「続き」の位置は3段階に分かれます。

「続きは何巻の何話から?」の3段階

  • 1st Season(第170話)まで見た人 → 27巻の第271話から(詳しくは上記の対応表記事)
  • 第1話(ページ171)まで見た人 → 28巻の第275話の途中から
  • 第2話(ページ172)まで見た人 → 28巻の第280話から。28巻の残りは第280〜282話の3話で、第282話の章題「黒き守護者」は第3話のサブタイトルと同じです

28巻は2021年4月2日発売(新書判184ページ)。集英社のあらすじは「クリフォト降臨の儀が着々と進むスペード王国を、ナハト率いるクローバー王国の精鋭部隊が急襲!! スペードの抵抗軍と共に儀式の阻止を試みる。しかし、漆黒の三極性のもとには新たな強敵の影が!! 想像を超えた“底なしの悪意”に、世界の命運は…!?」——「新たな強敵の影」が、第2話ラストに現れた最上級悪魔2体に相当します。この巻には第273〜282話が収録されており、第2話を見終えた時点で未映像化なのは最後の3話だけ。第3話の公式あらすじの内容(後述)と第282話の章題が一致することから、28巻は第3話でほぼ消化される見込みです。アニメの先が気になる方は、28巻の残り3話を読めば第3話の予習になります。

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第2話の放送・配信スケジュール|第3話は10月17日(土)23:00、DMM TVの第2話は10月15日(木)正午から

第2話(ページ172)『地獄への扉』は、2026年10月10日(土)23:00からテレ東系列で放送されました。BSテレ東では10月14日(水)24:00(=10月15日(木)0:00)に放送されます。公式サイトのON AIR ページと公式発表をもとに、第1話から第3話までの放送・配信情報を整理すると次のとおりです。

話数 テレ東系列 BSテレ東 先行配信 一般配信(DMM TVほか)
第1話(ページ171)『開戦』 10月3日(土)23:00(放送済み) 10月7日(水)24:00(放送済み) 10月4日(日)正午〜 10月8日(木)正午〜(DMM TVで配信中)
第2話(ページ172)『地獄への扉』 10月10日(土)23:00(放送済み) 10月14日(水)24:00 10月11日(日)正午〜 10月15日(木)正午から順次(DMM TVは配信予定)
第3話(ページ173)『黒き守護者』 10月17日(土)23:00 10月21日(水)24:00 10月18日(日)正午〜 10月22日(木)正午から順次

配信は「先行配信」と「一般配信」の2段階です。公式サイトが案内している配信先は次のとおりです(サービス名は公式の一覧に沿って並べています)。

区分 開始日時(第2話) 配信先(公式一覧より)
先行配信 10月11日(日)正午〜 アニメタイムズ/Lemino/U-NEXT/アニメ放題
一般配信(定額) 10月15日(木)正午から順次 DMM TV/バンダイチャンネル/dアニメストア/Amazon Prime Video/Disney+/FOD/Hulu/J:COM STREAM/milplus/TELASA ほか

DMM TVで視聴する際の注意点(2026年10月14日時点)

  • 2nd Seasonは、DMM TVの作品ページで見放題の区分で配信されています(10月14日にDMM TVの作品ページで確認)。第1話は10月8日(木)正午から配信中で、第2話『地獄への扉』は10月15日(木)正午から配信予定です。10月14日時点では第2話はまだDMM TVでは見られません
  • 1st Season(全170話)も見放題で配信中。視聴にはDMMプレミアムへの加入が必要です
  • DMMプレミアムは月額550円(税込)・14日間無料。無料期間中に解約すれば料金はかかりません
  • 第2話を最速で追うなら、先行配信(10月11日(日)正午〜)にU-NEXTが入っています。U-NEXTは31日間無料トライアルがあります


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1st Seasonの各サービスの配信状況やDMM TVの登録手順は「ブラッククローバー」はどこで見れる?無料で見る方法と配信サービス比較に、同じ時期に始まった他の秋アニメの配信先は2026年秋アニメおすすめ|配信サービス別の作品一覧にまとめています。

感想総評|4人の覚醒を30分に詰め込んだ密度と、その代償

第2話は、第1話が「理屈と役者を揃えるセットアップ回」だったのに対して、「揃えた役者を全員動かす回」でした。メレオレオナ、ユノ、シャーロット、ジャックの4人がそれぞれ新しい力を見せ、三極性を押し返す。その直後に第1の門が開き、最上級の悪魔が現れる。原作5話分を30分に収めた構成で、1st Seasonのオープニング曲「Black Rover」を挿入歌として重ねる演出まで入れてきたのですから、サービス精神は十分です。

海外の放送後レビューでは評価が割れています。各キャラクターの強化の見せ方や「Black Rover」の使い方、終盤の数分で緊張感を一気に取り戻す構成を高く評価する声がある一方で、5話分を1話に詰めたために各戦闘がほとんど一瞬で終わってしまう駆け足感と、回想の多さを指摘する声もありました。実際、メレオレオナ・シャーロット・ジャックの3人に回想が入っており、「過去を見せてから覚醒」という同じ型が3回続く構成は、好みが分かれるところだと思います。

それでも、第2話を「全員が勝ったように見えた直後に門が開く」という一点でまとめた判断は正しかったと感じます。ナハトの読みが外れる瞬間——「門が開くまでまだ時間がある」と考えていたのに、モリスという想定外の促進剤によって第1の門が開いてしまう——を、公式あらすじの結びの一文そのままに描き切ったからです。そして、主人公アスタがラストの1カットにしか出てこなかったこと自体が、「アスタ不在のまま状況が最悪になる」という第3話への引きになっています。

オープニングはWANIMA「消えない理由」、エンディングはONE OR EIGHT「Yellow Brick Road」。第2話固有の情報としては、挿入歌にビッケブランカ「Black Rover」が使われたことが公式に発表されています。

シリーズ全体の中での位置づけを言えば、第2話は「スペード王国攻略編」の前半のクライマックスにあたります。追いつき視聴の手順は、①1st Season終盤の第158〜170話で「誰が連れ去られたのか」「ヴァニカがロロペチカをさらった経緯」を思い出し、②第1話でナハトの修業と三手に分かれた経緯を押さえ、③第2話で4人の覚醒と門の開放を確認し、④10月17日(土)の第3話を迎える、という順番が効率的です。「Black Rover」がオープニングだった1st Season 第3クールを見返しておくと、第2話のあの場面がより沁みるはずです。1st Season全170話はDMM TVで見放題です。

DMM TVで『ブラッククローバー』1st Season(全170話)を見返す

次回・第3話(ページ173)『黒き守護者』に向けて|注目ポイント(公式発表の範囲)

次回・第3話(ページ173)『黒き守護者』(通算第173話)は、2026年10月17日(土)23:00からテレ東系列で放送されます。BSテレ東は10月21日(水)24:00、先行配信は10月18日(日)正午(アニメタイムズ/Lemino/U-NEXT/アニメ放題)、一般配信は10月22日(木)正午から順次(DMM TVを含む)です。公式サイトの第3話あらすじは次のとおりです。

第3話(ページ173)『黒き守護者』公式あらすじ

「――ついに冥府の門が開く。
アルベルト率いる抵抗軍とマクサたちクローバー王国の魔法騎士団は、冥府の第1階層からあふれ出した下位悪魔からスペード王国民たちを必死に守っていた。
一方で、団長らが不在のクローバー王国にも魔神が現れ、国民たちに絶体絶命の危機が迫る。その危機から救ったのは”悪魔同化(ユナイト)”を習得したアスタの反魔法の力だった。
そんな中、漆黒の三極性(ダークトライアド)の悪魔の力はとうとう100%になり……。」

公式発表の範囲で言える注目ポイントは、次の3つです。

  • 門が開いたあとのスペード王国——第2話で第1の門が開き始め、最上級悪魔2体が現れました。第3話のあらすじでは、第1階層から「下位悪魔」があふれ出し、抵抗軍とマクサたちが国民を守る展開が示されています。第2話で合流したラルフ・サリー・ヴァルトス・ラデス・セッケ・マクサがここで働くことになりそうです
  • クローバー王国にも魔神、そして『悪魔同化(ユナイト)』を習得したアスタ——第2話ではラストの1カットだけだったアスタが、あらすじでは「悪魔同化を習得した」として登場します。第1話で一瞬しか成立しなかった同化がどこまで仕上がったのかは、サブタイトル『黒き守護者』とも重なる注目点です
  • 三極性の悪魔の力が100%に——第2話で押し返されたように見えた三極性が、あらすじの結びで一段階上の状態になることが示されています。ゼノン・ヴァニカ・ダンテがどうなるかは公式発表の範囲外です

原作対応の見込みは、第280話「押し寄せる厄災」〜第282話「黒き守護者」——28巻の残り3話です(サブタイトルの一致と公式あらすじの内容からの推定で、放送後に確定します)。

関連する公式情報もまとめておきます。感想投稿キャンペーン第1弾(#ブラクロ感想第1弾)は10月30日(金)23:59まで実施中です。10月12日には「わさビーフ」とのコラボが発表され、公式Xのフォロー&リポストキャンペーンが10月25日(日)23:59まで行われています(抽選30名)。第3話の先行場面カットは10月12日にアニメイトタイムズで公開されました。2026年10月14日時点で、第3話以降の放送休止や時刻変更の告知は公式サイトにありません。2nd Seasonの全話数・クール数も、2026年10月14日時点で公式から発表されていません。

第2話(ページ172)『地獄への扉』FAQ

Q. 第2話(ページ172)『地獄への扉』は原作の何巻・何話ですか?

A. 28巻の第275話「業火の化身」の途中(p.4〜)から第279話「地獄への扉」までです。第276話「ボレアス」、第277話「荊の女王」、第278話「蟷螂の斧」を丸ごと消化し、サブタイトルは第279話の章題と同じです。ラストのアスタとリーベの1カットは、第280話の末尾にあたる場面とみられます(推定)。

Q. 続きを漫画で読むなら何巻からですか?

A. 28巻の第280話「押し寄せる厄災」からです。28巻(2021年4月2日発売・184ページ)には第273〜282話が収録されており、第2話を見終えた時点で未映像化なのは第280〜282話の3話だけ。第282話の章題「黒き守護者」は第3話のサブタイトルと同じなので、28巻は第3話でほぼ消化される見込みです。

Q. 第2話の挿入歌は何ですか?どの場面で流れましたか?

A. ビッケブランカ「Black Rover」(1st Season 第3クールのオープニングテーマ)です。ユノがシルフ(ベル)と精霊同化し、『スピリット・オブ・ボレアス』でゼノンに反撃する場面で流れます。公式サイトは10月10日に「第2話 挿入歌シーン公開!」としてニュースを出し、テレ東アニメ公式YouTubeに挿入歌シーンの動画を公開しています。

Q. メレオレオナはどうやってスペード王国に来たのですか?

A. 第2話冒頭の回想で明かされました。1st Seasonでザグレドの魔法に触れて以来もっと強くなると決めたメレオレオナは、溶岩に浸かって修業していたところにナハトが現れ、救出作戦への参加を求められます。参加を決めた理由は、ヤミとヴァンジャンスをさらった強者と戦いたいから。新技は炎魔法『業火の化身』で、マナゾーン全開の『灼熱腕 煉獄・深淵』で魔神を連打しました。

Q. ユノはなぜゼノンの空間魔法の中で魔法が使えたのですか?

A. ゼノンの『空魔掌握』は領域内の魔を支配して相手の魔法を無効化しますが、ユノは魔に愛されているため、領域内でも魔を操れました。シルフ(ベル)と精霊同化して『スピリット・オブ・ボレアス』を創成し、骨を砕いてゼノンの胴を抉っています。ゼノン自身も、自分の領域内の魔が支配下にないことに驚く描写がありました。

Q. シャーロットはどうやってヴァニカに勝ったのですか?

A. ハート王国の魔言術式(マナメソッド)で自分の呪いを書き換え、呪いを吸って強くなる改荊魔法『碧薔薇の楽園』と、碧と紅の2色の薔薇を使う真荊魔法『荊女王』を発動。八輝将2人を倒したあと、戦いたがるヴァニカに対して「戦わない」と言い切り、もがくほど締まる荊で包み込みました。ただし、ヴァニカとの決着そのものは第2話では描かれていません。

Q. ジャックはどうしてダンテに傷を付けられたのですか?

A. ダンテは、傷を付けられるのは反魔法だけだ、という趣旨を語っていましたが、ジャックの裂断魔法は「裂けないものを裂く」魔法です。体表の刃を研ぎ、全身から刃を生やして重力を裂き、肉体魔法ごと裂いて再生しない傷を付けました。父の教えを破って強い者に挑む、という回想がこの覚醒の背景です。

Q. 第2話はDMM TVで見られますか?第3話はいつ放送ですか?

A. 2nd SeasonはDMM TVで見放題の区分で配信されており(2026年10月14日にDMM TVの作品ページで確認)、第1話は配信中、第2話は10月15日(木)正午から配信予定です。1st Season全170話も見放題です。第3話(ページ173)『黒き守護者』は10月17日(土)23:00〜テレ東系列、BSテレ東は10月21日(水)24:00、先行配信は10月18日(日)正午(U-NEXT ほか)、一般配信は10月22日(木)正午から順次(DMM TV ほか)です。

なぎさ

なぎさ

溶岩で鍛えたメレオレオナ、ベルを呼び戻したユノ、戦わずに勝ったシャーロット、重力を裂いたジャック——4人の覚醒を見せ切ったうえで、最後の数分で地獄への扉を開けてしまう。第2話は「勝ったと思った直後に一番悪くなる」回でした。原作で言えば28巻の真ん中。続きが気になる方は28巻の第280話から、アニメ派の方は10月17日(土)23時の第3話をお楽しみに。DMM TVでは第2話が10月15日(木)正午から配信予定なので、見逃した方はそこで追いつけますよ。

まとめ|第2話(ページ172)『地獄への扉』の要点

TVアニメ『ブラッククローバー』2nd Season 第2話(ページ172)『地獄への扉』(通算第172話)を整理してきました。最後にポイントをおさらいします。

第2話(ページ172)『地獄への扉』まとめ

  • 2026年10月10日(土)23:00にテレ東系列で放送。振り返りなしで冒頭からメレオレオナ vs 魔神。溶岩での修業とナハトの勧誘が回想で描かれ、『業火の化身』とマナゾーン全開の『灼熱腕 煉獄・深淵』で魔神を圧倒した
  • ユノはシルフ(ベル)と精霊同化し『スピリット・オブ・ボレアス』でゼノンの『空魔掌握』を破って胴を抉った。ここで挿入歌「Black Rover」(ビッケブランカ)
  • シャーロットは魔言術式で呪いを書き換え、『碧薔薇の楽園』『荊女王』で八輝将2人を倒し、ヴァニカを「戦わずに」荊で包み込んだ
  • ジャックは父の回想を経て全身に刃を生やし、重力とダンテの肉体魔法を裂いて再生しない傷を付けた。ナハトは『モード:エクウス』『モード:フェリス』を披露
  • モリスがロロペチカの叡智で儀式を加速していたことが判明。第1の門が開き、最上級悪魔2体がナハトとジャックを襲う。アスタはラストの1カットのみ
  • 原作は28巻の第275話の途中〜第279話。続きを読むなら28巻の第280話から(残り3話)
  • DMM TVの第2話は10月15日(木)正午から配信予定(第1話と1st Season全170話は見放題で配信中)。第3話(ページ173)『黒き守護者』は10月17日(土)23:00、BSテレ東は10月21日(水)24:00

4人の覚醒と、開いてしまった第1の門。アスタ不在のまま最悪の状況に向かう2nd Seasonを、第1話から順に追いかけるなら、まずはDMM TVで『ブラッククローバー』2nd Seasonをチェックしてみてください。

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