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グリード完全解説|鋼の錬金術師BROTHERHOOD強欲のホムンクルス・最強の盾とリン・ヤオ【2026年最新】

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リョウコ

リョウコ

鋼の錬金術師BROTHERHOODのホムンクルスって敵キャラなのに、グリードだけはなんでこんなに人気あるの? 最初はチャラくて悪役っぽいのに、最後はめちゃくちゃ泣かされたんだけど……!

かえで

かえで

わかる……!グリードは「強欲=Greed」のホムンクルスで、口癖は「全部欲しい」。でもね、その“全部”の正体が物語の最後に明らかになる瞬間が、シリーズ屈指の名シーンなのよ。今回はグリードの能力「最強の盾」から、リン・ヤオとの奇妙な絆、そして最期までまるごと考察していくよ!

『鋼の錬金術師BROTHERHOOD』に登場する七つのホムンクルスの一体、グリード(Greed/強欲)は、敵側のキャラクターでありながら作品屈指の人気を誇る存在です。

「金が欲しい、女が欲しい、地位も名誉も寿命も……この世の全部が欲しい」と公言する自由奔放なホムンクルス。しかしその「全部欲しい」という強欲の真の正体こそが、グリードというキャラクターの核心であり、最大の感動ポイントでもあります。

本記事では、グリードの能力「最強の盾」・初代と二代目の違い・リン・ヤオとの関係・名言・そして涙なしには語れない最期まで、原作(荒川弘版=BROTHERHOOD)に忠実に徹底考察します。グリードの魅力を深く味わいたい方は、ぜひ最後までお読みください。

この記事でわかること

  • グリードの基本プロフィールと「強欲」というホムンクルスの本質
  • 能力「最強の盾(アルティメットシールド)」の仕組みと強さ
  • 初代グリードと二代目グリード(リン・ヤオ)の違い
  • シン国の皇子リン・ヤオとの主導権争いから絆へと至る関係性
  • 「本当に欲しかったもの」が明かされる屈指の名死亡シーン
  • グリードの名言集と人物像の魅力

グリードの活躍する『鋼の錬金術師BROTHERHOOD』を無料で見るならDMM TVがイチオシです。14日間の無料お試し+550ポイント付与で、全64話を一気見できます。初代グリードの登場するデビルズネスト編から、二代目グリードの感動の最期まで、まとめて視聴できますよ。


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グリードの基本プロフィール

グリードの基本プロフィール

まずはグリードの基本情報を整理しておきましょう。グリードは作中で「初代」と「二代目」が存在する特殊なキャラクターなので、その点も押さえながら見ていきます。

項目 詳細
名前 グリード(Greed=強欲)
分類 ホムンクルス(「お父様」が生み出した七つの大罪の一体)
象徴する罪 強欲(Greed)
能力 最強の盾(アルティメットシールド)— 体表の炭素硬化
初代の拠点 デビルズネスト(多種族のキメラ仲間と暮らす)
二代目の器 シン国 第12皇子 リン・ヤオの肉体
性格 自由奔放・享楽的・部下思い。「全部欲しい」が信条
外見の特徴 初代は黒髪に鋭い目つき、紫色の眼。サングラスを好む
立ち位置 ホムンクルス陣営の一員だが、「お父様」とは距離を置く異端児
声優(日本語版) 遊佐浩二(BROTHERHOODアニメ版)

そもそもホムンクルスの「強欲」とは

『鋼の錬金術師BROTHERHOOD』のホムンクルスは、ラスボスである「お父様」が、自らの内から「七つの大罪」に対応する欲望を切り離して生み出した人造生命体です。グリードはその名の通り、「強欲=Greed」の感情を体現する存在として生まれました。

つまりグリードは、お父様自身がかつて抱えていた「もっと欲しい」という欲望そのもの。金・女・地位・名誉・部下・寿命——目に映るすべてを「自分のものにしたい」という底なしの所有欲が、彼の行動原理になっています。

グリードが「欲しい」と公言するもの

  • 金(莫大な財産)
  • 女(美女をはべらせる享楽)
  • 地位・名誉(この世を支配する立場)
  • 永遠の命(ホムンクルスゆえの不老)
  • そして——「部下」「仲間」

注目したいのは、グリードの欲望リストに最初から「部下」「仲間」が含まれていること。本人は「俺のモノにしたいだけ」と言い張りますが、この一点こそが、彼を他のホムンクルスと決定的に分ける伏線になっています。

グリードの強さ・能力「最強の盾」の詳細

グリードの強さ・能力「最強の盾」の詳細

グリードの代名詞といえば、ホムンクルス最強クラスの防御能力「最強の盾(アルティメットシールド)」です。この能力の仕組みと、戦闘における強さを詳しく見ていきましょう。

1. 最強の盾(アルティメットシールド)の仕組み

最強の盾は、自分の体内に含まれる炭素を瞬時に硬化させ、体表に鋼鉄以上の硬度を持つ装甲を生成する能力です。人体に最も多く含まれる元素の一つである炭素を、ダイヤモンドのように硬い結晶構造へと再配列することで、刃も銃弾も通さない防御を実現します。

原理としては「体内の炭素を硬質化させる」という錬金術的な現象であり、グリードはこれを意のままにコントロールできます。全身を覆う完全防御から、腕や指先など部分的な硬化まで、状況に応じて使い分けられるのが強みです。

最強の盾の特徴

  • 体内の炭素を硬化させ、鋼鉄以上の硬度を持つ黒い装甲を生成
  • 刃物・銃弾を弾く圧倒的な防御力
  • 全身防御から部分硬化まで自在にコントロール可能
  • 硬化させた指先を爪のように尖らせ、攻撃手段にも転用できる

2. 攻撃にも転用できる「盾」

「盾」という名前から防御特化に思えますが、グリードは最強の盾を攻撃にも巧みに応用します。指先を硬化させて鋭利な爪のようにし、相手を切り裂く接近戦が得意です。鋼鉄をも貫く硬度の爪は、防御を固めた相手にも有効な強力な武器になります。

つまり最強の盾は「守りながら攻める」ことができる万能能力。グリード本人の高い身体能力と組み合わさることで、攻防一体の戦闘スタイルを成立させています。

リョウコ

リョウコ

炭素を硬くして鎧にするって、理屈がちゃんとしてるのがすごいよね。ファンタジーなのに「人体に炭素が多いから」って説明されると妙に納得しちゃう……!

かえで

かえで

そこが荒川弘先生の作品らしさよね。錬金術=化学っていう世界観だから、グリードの盾もちゃんと元素レベルで筋が通ってるの。だから「最強の盾」っていう名前にも説得力があるんだよね。

3. ホムンクルス共通の「賢者の石」による再生力

グリードは他のホムンクルスと同様、体内に膨大な魂を内包した「賢者の石」を核として持っています。これにより、致命傷を負っても何度でも再生する驚異的な不死性を備えています。

体を破壊されても、内包する魂の数が尽きるまでは死なない——この再生力こそが、最強の盾と並ぶホムンクルスの恐ろしさです。ただし裏を返せば、魂を消費し尽くせば消滅するという弱点でもあり、これがグリードの物語にも深く関わってきます。

能力・特性 内容
最強の盾 炭素硬化による鋼鉄以上の装甲。攻防一体
部分硬化 指先を爪状に硬化させ攻撃に転用
再生能力 賢者の石を核に、致命傷でも何度も復活
高い身体能力 素早い動きと格闘戦のセンス
弱点 内包する魂を消費し尽くすと消滅する

4. 二代目グリード(リン・ヤオ)ならではの強さ

後述する二代目グリードは、武術の達人であるシン国の皇子リン・ヤオの肉体を器としています。そのため、最強の盾の防御力に加えて、リン譲りの卓越した剣術・体術が組み合わさり、初代以上に隙のない戦闘力を発揮します。

さらにリンと意識を共有することで、二人分の知恵と判断力を戦闘に活かせるのも大きな強み。鋼鉄の盾・達人級の武術・二つの頭脳という三拍子が揃った二代目グリードは、終盤の最重要戦力の一人として活躍します。

5. 他のホムンクルスと比べたグリードの強さ

七つの大罪のホムンクルスは、それぞれ異なる特殊能力を持っています。グリードの「最強の盾」は、その中でも防御面で群を抜いた性能を誇ります。攻撃を完全に防ぎきれる装甲は、他のホムンクルスにはない大きなアドバンテージです。

もちろん、ホムンクルスにはそれぞれ得意分野があり、単純な強さの優劣を付けるのは難しいものです。それでも、防御を固めつつ接近戦に持ち込めるグリードの戦闘スタイルは、相手を選ばず安定して戦える汎用性の高さが魅力といえます。下の表で、グリードの戦闘面の長所と短所を整理しておきましょう。

評価項目 グリードの特徴
防御力 最強の盾により刃も銃弾も通さない。シリーズ屈指の堅さ
攻撃力 硬化させた爪での近接攻撃。二代目はリンの武術も加わる
持久力 賢者の石による再生で長期戦に強い
機動力 高い身体能力。二代目は達人級の体捌き
弱点 内包する魂を消費し尽くせば消滅する
リョウコ

リョウコ

防御も攻撃も持久力も高いって、バランス型の優等生って感じだね。「最強の盾」って名前のわりに、実は攻めもいけるのがズルい!

かえで

かえで

そうなのよ。だから終盤の「お父様」戦でも、グリードは前線で体を張れる貴重な存在になるの。硬さを活かして敵に密着できるからこそ、最後のあの捨て身の作戦も成立するんだよね。

グリードと「お父様」の因縁、そしてリン・ヤオとの共闘が描かれる終盤は、まさに息をのむ展開の連続です。DMM TVなら14日間無料+550ポイントで、その全64話をたっぷり堪能できます。


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鋼の錬金術師BROTHERHOODの配信サービス比較

グリードの活躍する『鋼の錬金術師BROTHERHOOD』は、どの動画配信サービスで見られるのでしょうか。2026年6月時点の主要VODの配信状況を比較表にまとめました。

配信サービス 月額(税込) 無料期間 配信状況
DMM TV(イチオシ) 550円 14日間 見放題
U-NEXT 2,189円 31日間 見放題
Amazon Prime Video 600円 30日間 見放題
Netflix 890円〜 なし 見放題
Hulu 1,026円 なし 見放題
dアニメストア 550円 31日間 見放題
Lemino 990円 31日間 見放題
Disney+ 990円 なし × 配信なし
FOD 976円 なし × 配信なし
TELASA 618円 14日間 × 配信なし

※配信状況は2026年6月時点の情報です。最新の配信状況は各公式サイトでご確認ください。

コスパと無料特典のバランスで選ぶなら、月額550円・14日間無料・550ポイント付与のDMM TVが最もおすすめです。アニメ作品のラインナップも充実しているため、BROTHERHOODを見終わったあとに他の名作も楽しめます。

グリードの人物像・魅力・関係性・名シーン

俺はグリード。強欲のグリードだ
全部だ、全部欲しい
あー…そうか。欲しかったのは…仲間か
グリードの人物像・魅力・関係性・名シーン

グリードが敵キャラでありながら絶大な人気を誇る理由は、その能力以上に「人間味あふれる人物像」と「揺れ動く関係性」にあります。初代と二代目、それぞれの魅力を掘り下げていきましょう。

1. 初代グリードとデビルズネストの仲間たち

初登場の初代グリードは、地下酒場「デビルズネスト」を拠点に、人間と動物を掛け合わせたキメラの仲間たちと共に暮らしていました。マーテルやロア、ドルチェットといった、お父様の実験で生み出され居場所を失った者たちを、グリードは「俺の部下」と呼んで率いていたのです。

口では「お前らは俺のモノだ」と所有物のように扱いながらも、グリードは仲間を見捨てません。その姿は、欲望にまみれた悪党というより、はぐれ者たちの頼れる兄貴分そのもの。この時点ですでに、「強欲」の中に隠された温かさが垣間見えます。

2. お父様への反逆と粛清——初代の最期

グリードは、創造主である「お父様」の支配を嫌い、自由を求めて組織を飛び出した異端のホムンクルスでした。「誰かに従うなんてごめんだ、俺は俺の欲しいものを手に入れる」という生き様は、まさに強欲ゆえの自由奔放さです。

しかしお父様の意に背いた初代グリードは捕らえられ、溶かした金属の中に沈められて粛清されてしまいます。さらに残酷なことに、グリードを構成していた賢者の石はお父様に回収され、再利用されることになります。デビルズネストの仲間たちも、この前後で命を落としていきました。

リョウコ

リョウコ

初代グリードの最期って、悪役なのにすごく切ないよね……。自由を求めただけなのに、生みの親に溶かされて、石まで再利用されちゃうなんて。

かえで

かえで

そうなのよ。しかもこの「賢者の石の再利用」が、後の二代目グリード誕生につながるの。一度消えたはずのグリードが、まったく別の形で物語に戻ってくる——この構成が本当に見事なんだよね。

3. 二代目グリード誕生——リン・ヤオの肉体に宿る

回収されたグリードの賢者の石は、再びホムンクルスとしてこの世に呼び戻されます。その新たな器となったのが、シン国の第12皇子リン・ヤオでした。

リン・ヤオは、母国シンで皇位継承争いを勝ち抜くため、「不老不死の力=王になるための力」を求めてアメストリスを訪れていた野心家の青年です。お父様側からホムンクルスの器になることを持ちかけられたリンは、その力を手に入れるため、自らの意思でグリードを受け入れるという大きな賭けに出ます。

二代目グリード誕生のポイント

  • 初代の賢者の石が再利用され、新たなグリードとして復活
  • 器となったのはシン国第12皇子リン・ヤオ
  • リンは「王になる力」を求め、自ら望んでグリードを受け入れた
  • 一つの体に「グリード」と「リン」二つの人格が同居する特殊な状態に

4. リン・ヤオとの主導権争いから始まる奇妙な共生

二代目グリードの最大の見どころは、同じ体に宿るグリードとリン・ヤオの関係性です。当初は体の主導権を巡って激しくぶつかり合う二人。表向きはグリードが体の支配権を握っていますが、リンの意識は消えておらず、内なる精神世界で二人は対話を交わします

「お前の体は俺のものだ」と言い放つグリードに、リンも一歩も引かず言い返す。最初は完全な敵対関係だった二人ですが、共に戦い、共に生き延びるうちに、次第に奇妙な信頼と絆を築いていきます。皮肉屋同士の軽口の応酬が、いつしか戦友の掛け合いへと変わっていく過程は、本作屈指の名コンビ描写です。

リョウコ

リョウコ

同じ体に二人いるって設定、最初はややこしそうって思ったけど、グリードとリンの掛け合いが面白すぎて、いつの間にか一番好きなコンビになってた!

かえで

かえで

ファンの間で「グリードリン」って愛称で呼ばれるくらい人気のコンビなのよね。敵同士として始まったのに、最後は互いを認め合う関係になる。この距離感の変化が本当にドラマチックなの。

5. 「お父様」との決着——内側からの反逆

物語終盤、グリードは再び創造主「お父様」と対峙します。一度はお父様の側に取り込まれたグリードでしたが、エドワードたちと共闘する中で、自分が本当に求めていたものに気づいていきます。

そして最終決戦、グリードはお父様の体に直接触れ、その内側から弱体化させるという捨て身の行動に出ます。最強の盾を持つグリードだからこそ可能な、自らを犠牲にした一世一代の反逆でした。この行動が、エドワードたちが「お父様」を打ち倒すための決定的な一手となります。

6. 屈指の名死亡シーン——本当に欲しかったもの

お父様を内側から削り、消滅していくグリード。その最期の瞬間、彼はようやく「自分が本当に欲しかったもの」の正体に気づきます。

金でも、女でも、地位でも、永遠の命でもなかった。グリードが心の底から欲しがっていたもの——それは「仲間」でした。デビルズネストで共に過ごしたキメラたち、共に戦ったリン・ヤオやエドワードたち。彼らとの繋がりこそが、強欲のホムンクルスが「全部欲しい」と言い続けた、その「全部」の正体だったのです。

リンに「お前は良い仲間に恵まれたな」と言葉を残し、満ち足りた表情で消えていくグリード。敵キャラクターでありながら、シリーズ屈指の名死亡シーンとして、多くのファンの涙を誘った名場面です。

リョウコ

リョウコ

「欲しかったのは仲間か」って気づくシーン、もう本当にダメだった……。あれだけ「金だ女だ」って言ってたのに、最後の最後で一番欲しかったものが“仲間”って、泣くしかないでしょ。

かえで

かえで

「強欲」っていう罪が、実は一番人間らしくて温かい欲望だったっていう逆転がね……。グリードの物語は、欲望すらも肯定してくれる『鋼の錬金術師BROTHERHOOD』のテーマそのものなんだよね。

グリードが体現する鋼の錬金術師BROTHERHOODのテーマ

グリードが体現する鋼の錬金術師BROTHERHOODのテーマ

グリードというキャラクターは、単なる人気の敵役にとどまらず、作品全体のテーマを映し出す鏡のような存在です。彼の生き様には、『鋼の錬金術師BROTHERHOOD』が一貫して描いてきたいくつもの主題が凝縮されています。

1. 「欲望」は悪なのかという問いかけ

「強欲」は七つの大罪の一つであり、本来は否定されるべき罪です。しかしグリードの物語は、欲望そのものを単純な悪として切り捨てません。むしろ「何かを欲しいと願う心」こそが、人を動かし、繋がりを生み、前に進む原動力になりうることを示します。

グリードが最後に辿り着いた「仲間が欲しい」という願いは、誰もが共感できる純粋な欲望です。彼の物語は、欲望に支配されることの危うさと同時に、欲望を持つことの人間らしさをも肯定する——その両義性こそが、グリードというキャラクターの奥深さです。

2. 「創られた存在」が自分の生き方を選ぶ物語

ホムンクルスは、お父様によって特定の役割を与えられて生み出された存在です。しかしグリードは、創造主に与えられた役割や支配を拒み、自分の意思で生き方を選ぼうとします。「誰かに従うのはごめんだ」という彼の姿勢は、与えられた運命に抗う自由意志の表れです。

最終的にグリードは、創造主であるお父様を内側から打ち倒す側に回ります。「作られたものが、作った者を超える」——この構図は、人造生命体ホムンクルスを軸に据えた本作の根幹テーマと深く響き合っています。

グリードに込められたテーマの要点

  • 欲望は必ずしも悪ではなく、人を動かす力にもなる
  • 「全部欲しい」の答えが「仲間」だったという欲望の昇華
  • 創られた存在が、自分の意思で生き方を選ぶ自由意志
  • 創造主すら超えていく「人造生命体」というモチーフの結実

3. エドワードたち主人公サイドとの対比

主人公エドワード・エルリックは「等価交換」を信条に、失った体を取り戻すために旅を続けます。一方グリードは「全部欲しい」という強欲を掲げる——一見正反対の二人ですが、「本当に大切なものは何か」を旅の果てに見出すという点で、実は同じ道を歩んでいます。

エドが「等価交換だけが世界の真理ではない」と気づくように、グリードもまた「金や地位より仲間が欲しかった」と気づく。立場も性格もまるで違う二人が、それぞれの形で同じ真実に辿り着くからこそ、終盤の共闘には格別の説得力が生まれているのです。

グリードの名言集

グリードの名言集

グリードは作中を通じて、強欲のホムンクルスらしい挑発的な言葉から、最期の心境を吐露する深い一言まで、数々の名セリフを残しています。彼の人物像が凝縮された名言を厳選して紹介します。

「俺はグリード。強欲のグリードだ」— グリード

初登場の自己紹介にして、彼のアイデンティティそのものを表す一言。自分が「強欲」という罪の化身であることを、隠すどころか堂々と名乗る。この潔さと自己肯定の強さが、グリードというキャラクターの魅力の原点になっている。

「全部だ、全部欲しい」— グリード

グリードの信条を端的に示す象徴的な名言。金・女・地位・名誉・寿命……この世のすべてを欲しがる底なしの所有欲。しかしこの「全部」という言葉の真の意味が、物語の最後に切ない形で回収される。彼の口癖でありながら、最大の伏線でもある一言。

「あー…そうか。欲しかったのは…仲間か」— グリード

消滅の間際、自分が本当に求めていたものにようやく気づく、シリーズ屈指の名セリフ。あれほど物欲を語っていたグリードが、最期に辿り着いた答えが「仲間」だった——この一言に、彼の生涯すべてが凝縮されている。強欲という罪を、最も尊い形で昇華させた瞬間。

「誰かに従うなんてごめんだ」(初代の生き様を象徴する姿勢)— グリード

創造主であるお父様の支配すら拒み、自分の欲しいものを自分の力で掴もうとする自由人。たとえ粛清されようとも、誰にも縛られたくないというグリードの根本的な気質を表している。この独立心が、最終的にお父様への反逆という形で実を結ぶ。

グリード よくある質問(FAQ)

Q. グリードはどの罪を象徴するホムンクルスですか?

グリードは「強欲(Greed)」を象徴するホムンクルスです。『鋼の錬金術師BROTHERHOOD』のホムンクルスは、ラスボス「お父様」が自らの内から切り離した七つの大罪(傲慢・強欲・嫉妬・色欲・暴食・怠惰・憤怒)に対応しています。グリードはその名の通り、金・女・地位・寿命など「この世の全部が欲しい」という底なしの所有欲を体現する存在です。

Q. 「最強の盾(アルティメットシールド)」とはどんな能力ですか?

体内に含まれる炭素を瞬時に硬化させ、体表に鋼鉄以上の硬度を持つ黒い装甲を生成する能力です。刃物や銃弾を弾く圧倒的な防御力を誇り、全身防御から指先だけの部分硬化まで自在にコントロールできます。硬化させた指先を鋭い爪のようにして攻撃にも転用できるため、「盾」でありながら攻防一体の万能能力となっています。

Q. 初代グリードと二代目グリードの違いは何ですか?

初代グリードは、地下酒場「デビルズネスト」で多種族のキメラ仲間と暮らしていましたが、お父様の意に背いて粛清され、その賢者の石を回収されてしまいます。二代目グリードは、その回収された賢者の石が再利用され、シン国の第12皇子リン・ヤオの肉体を器として復活した姿です。二代目はリンの武術と意識を共有しているため、初代以上に隙のない戦闘力を発揮します。

Q. リン・ヤオはなぜグリードを受け入れたのですか?

リン・ヤオはシン国の皇位継承争いを勝ち抜くため、「不老不死の力=王になるための力」を求めてアメストリスを訪れていました。お父様側からホムンクルスの器になることを持ちかけられた際、その力を手に入れる手段として、自らの意思でグリードを体に受け入れる決断をしました。一つの体に二つの人格が同居するという、大きな賭けに出たのです。

Q. グリードとリン・ヤオの関係はどう変化しますか?

当初は体の主導権を巡って激しく対立していた二人ですが、共に戦い生き延びるうちに、次第に奇妙な信頼と絆を築いていきます。精神世界での対話や軽口の応酬を重ねるうち、敵同士から互いを認め合う戦友のような関係へと変化していきます。ファンの間では「グリードリン」の愛称で親しまれる人気コンビです。

Q. グリードの最期はどのようなものですか?

最終決戦でグリードは、創造主「お父様」の体に直接触れ、内側から弱体化させるという捨て身の行動に出ます。消滅していく中で彼は、自分が本当に欲しかったものが「金」でも「女」でもなく「仲間」だったことに気づきます。リンに言葉を残し、満ち足りた表情で消えていく姿は、シリーズ屈指の名死亡シーンとして語り継がれています。

Q. 鋼の錬金術師BROTHERHOODはどこで見られますか?

現在、DMM TV・U-NEXT・Amazon Prime Video・dアニメストアなど複数の動画配信サービスで見放題配信されています。中でもDMM TVは月額550円・14日間無料・550ポイント付与とコスパに優れており、イチオシです。全64話の完結済み作品なので、初代グリードの登場シーンから二代目の感動の最期まで、一気見でじっくり楽しめます。

まとめ:グリードはなぜ「最も愛される悪役」なのか

なぎさ

なぎさ

グリードについてこうして振り返ると、ただの「強欲な悪役」じゃないってよくわかるね。敵として登場したのに、最後には誰よりも人間らしい欲望を抱えていたなんて……。

かえで

かえで

そうなの。グリードの物語は「欲望」というテーマを、これ以上ないほど鮮やかに描き切っているの。彼の生き様と最期を知ったうえでもう一度BROTHERHOODを見ると、初代の登場シーンから涙腺がやられること間違いなしだよ。

強欲のホムンクルス・グリードが「最も愛される悪役」として語り継がれる理由を、改めて整理しましょう。

グリードが愛される理由

  1. 「最強の盾」という理屈の通った魅力的な能力
  2. 「全部欲しい」という強欲を堂々と肯定する潔い生き様
  3. 創造主にすら従わない自由奔放な異端児ぶり
  4. リン・ヤオとの敵対から絆へと変わる名コンビ描写
  5. 「本当に欲しかったのは仲間」という屈指の名死亡シーン
  6. 強欲という罪を、最も尊い形で昇華させたテーマ性

『鋼の錬金術師BROTHERHOOD』におけるグリードは、敵キャラクターという枠を遥かに超え、「欲望とは何か」「本当に大切なものは何か」を問いかける重要な存在です。彼の生き様と最期は、作品全体のテーマを体現する名場面として、これからも多くのファンの心に残り続けるでしょう。

まだご覧になっていない方は、ぜひ動画配信サービスでグリードの活躍をその目で確かめてみてください。下記のDMM TVなら14日間無料+550ポイントで、全64話をすぐに視聴できます。


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