『エンド・オブ・ロード』ネトフリ独占配信決定!
『エンド・オブ・ロード』ネトフリ独占配信です!!
夫亡き後に、引っ越すため子供たちを連れて車を走らせていたブレンダ。その道中、消えた大金が絡んだ殺人事件に巻き込まれた彼女は、危険にさらされた家族を守るため奔走する。
「エンド・オブ・ロード」のネタバレ感想・考察
【ここからは物語の核心を含むネタバレとなります。閲覧される場合はご注意ください。】
※ただ、このネタバレは本作品を観た管理人が解釈して内容を述べ、映画の断面を捉えてるに過ぎません。興味の沸いた方は是非本編をご覧くださいませ。
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愛する夫に先立たれたブレンダは、経済的な理由から引っ越しを余儀なくされ、娘のケリーと息子のキャム、そして弟のレジーと共に車でテキサスへ行くことを決めました。
するとその道中で殺人事件に遭遇し、しかも現場に隠されていた大金をレジーがこっそり持ち出してしまったため、一家は大変なトラブルに巻き込まれることになります。実はそのお金は、「ミスタークロス」と呼ばれる犯罪組織のボスのものだったのです。
そのせいでキャムはさらわれ、ケリーとレジーもミスタークロスに捕まってしまいます。
果たしてブレンダは・・・?
病によって夫を亡くしシングルマザーとなったブレンダは、経済的に困窮し、仕方なく大切な家族の思い出がつまった家を手放すことにしました。
引っ越す先は母が住んでいるテキサス州です。娘のケリーと息子のキャム、それからブレンダの弟であるレジーも一緒に、自家用車でヒューストンを目指します。
しかし、正直なところ引っ越しなどしたくなかったケリーとキャムは、車内でもどこか浮かない顔をしていました。しかも、途中立ち寄ったガソリンスタンドでレイシストたちにからまれてしまい、一家は非常に嫌な思いをするはめになります。
それでもなんとか無事モーテルへたどり着いたブレンダたちでしたが、なんとそこでもとんでもないトラブルに巻き込まれてしまうのです。
異変が起きたのは真夜中のことでした。
隣の部屋がなにやら騒がしく、おかげで目が覚めてしまったブレンダたちは、次いで聞こえてきた銃声に驚き、慌てて様子を見に行きました。
するとどうやら撃たれたらしく息も絶え絶えな男性を発見したため、急いで応急処置を施します。
残念ながら彼は助かりませんでしたが、後は警察に任せてブレンダたちは再びテキサスへ向かって車を走らせ始めました。
しかし、ほどなくしてかかってきた知らない番号からの電話で「金を返せ」と言われたブレンダは、レジーが事件現場で札束が詰め込まれたバッグを見つけ、それを持って来てしまったことを知ります。
実はそのバッグの中の大金は「ミスタークロス」と呼ばれている犯罪組織のボスのもので、亡くなった男性はそれを盗んだために報復されてしまったのです。
そんな恐ろしい人物とこれ以上関わりたくないブレンダはさっさと相手にお金を返そうとしますが、指示に従わなかったためにキャムを人質に取られてしまいます。
さらに、愛する我が子を救うべくブレンダが孤軍奮闘している間に、ミスタークロスに騙されてケリーとレジーまでもが囚われの身となってしまいました。ミスタークロスの正体はハマーズという名前の警察官で、親切を装って近付いてきた彼は、キャムも一緒に2人を地下室へ閉じ込めてしまったのです。
しかしキャム、ケリー、レジーは力を合わせてなんとかハマーズの家から脱出することに成功します。ブレンダとも無事合流し、彼らは追いかけてきたハマーズと激しいバトルを繰り広げました。
その結果見事勝利をおさめたブレンダたちは、みんなで話し合い、ミスタークロスのものだった大金を「慰謝料」としてもらうことにしたのでした。
まず、クイーン・ラティファさんとリュダクリスさんが姉弟役という、ヒップホップが好きな方なら思わずテンションが上がってしまいそうなキャスティングが本作の注目ポイントの1つです。話題性があるだけでなく演技もばっちりハマッていて、肝っ玉母ちゃんという言葉がぴったりな強くてたくましいブレンダと、ちゃらんぽらんで頼りないけれど憎めないレジーのコミカルなやりとりは、まるで本当の姉と弟のようです。
あまり深く考えず、ハラハラドキドキなノリを楽しむ作品なので、明るい気分になりたい時におすすめです。