『薬屋のひとりごと』に登場する麻美(マーメイ)とは、後宮で猫猫を支える高順(ガオシュン)の長女であり、壬氏の護衛をつとめる馬閃(バセン)の姉にあたる女性です。三姉弟の長子で、母・桃美(タオメイ)譲りの気の強さを持つ二児の母であり、弟たちはもちろん、あの壬氏でさえ頭が上がらないとまで言われる馬の一族の女傑——それが麻美です。
この記事では、原作小説・漫画・アニメを視聴した人に向けて、麻美とは何者なのか・馬一族の家族構成はどうなっているのか・後宮や西都編でどんな役割を担っているのかを、確認できる情報に沿って落ち着いて整理していきます。
⚠️ ネタバレ注意:この記事は『薬屋のひとりごと』原作(小説・漫画)およびアニメの内容に踏み込みます。未読・未視聴の方はご注意ください。
「麻美(マーメイ)」って、馬閃のお姉さん……ってことくらいしか知らないんだけど、そんなに重要な人なの?
馬の一族って、代々皇族を護衛してきた「名持ちの一族」なの。その本家を実質的に切り盛りしているのが女性たちで、麻美はその次世代を担う一人なんだよ。物語の表には出にくいけど、馬一族を理解するうえで欠かせない人物なの。
壬氏でも頭が上がらないって、どれだけ強い人なの……。お父さんの高順や弟たちとの関係も気になってきた。
高順・桃美・馬良・馬閃、それに馬良の妻になる雀(チュエ)まで——馬の一族の相関はちょっとややこしいの。今回は麻美を軸に、家族関係をまるごと整理していくね。
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この記事でわかること

- 麻美(マーメイ)とは何者か——高順の長女・馬閃の姉という立ち位置
- 気が強い女傑にして二児の母という、麻美の人物像
- 高順・桃美・馬良・馬閃を含む「馬一族」の家族相関の整理
- 馬の一族とはどんな一族か(皇族の護衛・乳兄弟・名持ちの一族)
- 後宮や西都編で麻美が果たした「子守」という重要な役割
- 馬良の妻・雀(チュエ)と麻美の関係、巳の一族との繋がり
麻美(マーメイ)とは?|高順の長女にして馬閃の姉

麻美(マーメイ)は、後宮や宮廷で壬氏(じんし)に仕える文官・高順(ガオシュン)の長女です。弟に長男・馬良(バリョウ)、次男・馬閃(バセン)がおり、麻美はこの三姉弟のいちばん上、つまり長子にあたります。母は高順の妻である桃美(タオメイ)です。
弟である馬良や馬閃が父・高順に似た顔立ちであるのに対し、麻美は母・桃美に似ているとされています。後宮ミステリーである本作の中で、麻美は事件の中心に立つタイプの登場人物ではありませんが、馬の一族という重要な一族を理解するうえで欠かせない「家を支える側」の人物です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 麻美(マーメイ) |
| 所属 | 馬(マー)の一族(名持ちの一族) |
| 家族構成 | 父:高順/母:桃美/弟:馬良(長男)・馬閃(次男) |
| 立ち位置 | 三姉弟の長子(長女) |
| 外見の特徴 | 母・桃美似とされる |
| 家庭 | 二児の母。年上の武官の男性と結婚 |
馬閃については馬閃(バセン)完全解説、父・高順については高順(ガオシュン)完全解説でそれぞれ詳しく扱っていますので、あわせてどうぞ。
麻美の人物像|壬氏も頭が上がらない「気が強い女傑」

麻美を語るうえで最も特徴的なのが、その気の強さです。複数の登場人物紹介で共通して語られているのが、「二児の母でありながら気が強い女傑で、弟たち(馬良・馬閃)も、そして壬氏でさえ彼女には頭が上がらない」という人物像です。
後宮で麗しい美貌をもって周囲をひれ伏させる壬氏が、馬一族の本家の女性には一目置いている——この構図は、馬の一族という家の特殊なあり方をよく表しています。武芸に秀でた弟・馬閃が姉には敵わない、という関係性も、読者にとっては微笑ましいポイントです。
麻美のキャラクターを表すポイント(各登場人物紹介で共通する内容)
・二児の母でありながら「気が強い女傑」と評される
・弟の馬良・馬閃、さらには壬氏すら彼女には頭が上がらない
・母・桃美に似た顔立ちで、弟たちとは異なる印象
思春期には「父親嫌い」をこじらせていた
意外なエピソードとして、麻美は思春期の頃、父・高順に対して反発的な時期があったとされています。年頃の娘が父親を煙たがる、という普遍的な家族の機微が描かれているわけです。高順は皇族に仕えるため家を空けることも多く、そうした距離感も影響していたのかもしれません。とはいえ、これは原作の補足的に語られる範囲の情報で、現在の麻美は馬一族の中心人物として家を支える立場になっています。
馬良ゆずりではない、頼れる事務能力
麻美は事務処理能力にも長けているとされ、補佐役に回ることで力を発揮するタイプです。弟の馬良は科挙に合格するほどの秀才ですが、身体が弱く人見知りという弱点を抱えています。麻美は夫の理解を得たうえで、その馬良の補佐にあたっているとも語られており、書類仕事や裏方の調整で一族を支える役回りです。表で剣を振るう馬閃、知略で支える馬良、そして家と実務を束ねる麻美——役割分担のはっきりした三姉弟と言えます。
武官の馬閃、秀才の馬良、そして実務を回す麻美。三姉弟でちゃんと役割が分かれてるんだね。
そうなの。馬の一族は「権力を持たないように、あえて高い役職に就かない」一族だから、表に出ない実務や護衛こそが本領なの。麻美の事務能力は、まさにその家を内側から支える力なんだよ。
馬一族の家族相関を整理する|高順・桃美・馬良・馬閃・麻美

ここで、麻美を中心に馬の一族の家族関係を一枚に整理しておきましょう。名前の読み方も似ているので、表で見ると一気にわかりやすくなります。
| 人物 | 続柄 | 役割・特徴 |
|---|---|---|
| 高順(ガオシュン) | 父 | 馬の一族の分家出身。本家の養子となり桃美と結婚。壬氏に仕える文官 |
| 桃美(タオメイ) | 母 | 高順より年上の「姉さん女房」。かつて壬氏の乳母をつとめた。片目を失明している |
| 麻美(マーメイ) | 長女(長子) | 本記事の主役。気が強い女傑で二児の母。実務・家のとりまとめ役 |
| 馬良(バリョウ) | 長男 | 科挙に合格した秀才。身体が弱く人見知り。後に壬氏の補佐に。雀(チュエ)の夫 |
| 馬閃(バセン) | 次男 | 壬氏と同い年の乳兄弟。武芸に秀でた武官。馬の一族の次期当主と目される |
父・高順は「分家から本家入りした養子」
馬一族の相関を理解するうえで、父・高順の経歴は外せません。高順はもともと馬の一族の分家の出身で、馬の実務に携わっていたことから、本家の養子となって桃美と結婚した、という経緯を持ちます。つまり麻美たち三姉弟は、分家から本家に入った父と、本家の血を引く母のもとに生まれた子どもたち、という位置づけになります。高順の正体や宮廷での立場については高順完全解説で掘り下げています。
母・桃美は壬氏の乳母をつとめた人物
母・桃美は高順より年上の「姉さん女房」で、かつて壬氏の乳母をつとめた女性です。片目を失明しているという描写があり、これには本家にまつわる過去の事情が関わっているとされています。桃美が壬氏の乳母であったこと、そして次男・馬閃が壬氏の乳兄弟であることは、馬の一族と壬氏(皇族)の深い結びつきを象徴しています。
桃美と高順の結婚には、重い背景があります。桃美はもともと馬の一族の本家の男性と婚約していましたが、その相手が桃美に暴行を加え、片目を失明させてしまったとされています。そのため、本家の血筋を守る形で、分家出身で実務に通じていた高順が本家の養子として桃美と結婚したという経緯です。麻美たち三姉弟は、こうした事情を乗り越えて結ばれた両親のもとに生まれた子どもたちなのです。長女である麻美が「気の強い女傑」へと育ったのは、こうした母の生き様を間近で見てきたことと無縁ではないのかもしれません(この点は確定設定ではなく、筆者の読み取りです)。
お母さんが壬氏の乳母で、弟が壬氏の乳兄弟……。馬の一族って、壬氏ファミリーとほとんど一心同体なんだね。
そう、馬の一族は「皇子が後宮を出るときに護衛兼副官としてつく」役目を代々担ってきたの。だから壬氏の傍にはいつも馬一族がいる。麻美はその家の長女として、本家を守る側にいるわけだね。
馬(マー)の一族とは?|代々皇族を護衛してきた「名持ちの一族」

麻美の背景を語るには、彼女が属する馬(マー)の一族そのものを知る必要があります。馬の一族は、本作の世界において「名持ちの一族」と呼ばれる特別な家柄の一つです。
「名持ちの一族」とは
「名持ちの一族」とは、皇帝から漢字一字を名乗ることを許された高貴な一族のことです。作中には、子(し)の一族・馬(マー)の一族・巳(し)の一族・羅(ら)の一族・玉(ぎょく)の一族などが登場します。馬の一族はそのうちの一つで、代々、皇帝一族を護衛する武官の家系として知られています。
| 名持ちの一族 | 主な役割・代表人物 |
|---|---|
| 馬(マー)の一族 | 皇族の護衛・乳兄弟。高順・桃美・麻美・馬良・馬閃 |
| 子(し)の一族 | 北部・子北州を治める古い名門。子昌・楼蘭妃(子翠) |
| 巳(し)の一族 | 商才に長けた一族。雀(チュエ)の出身 |
| 玉(ぎょく)の一族 | 西都を治める。玉袁・玉葉妃ら |
| 羅(ら)の一族 | 羅漢・羅門・猫猫らが連なる一族 |
子の一族については楼蘭(子翠)完全解説、玉の一族については玉葉妃完全解説でそれぞれ詳しく扱っています。一族同士の縁が物語を動かす本作では、こうした「名持ちの一族」の相関図を押さえておくと、ぐっと理解が深まります。
皇族の「乳兄弟」になる一族
馬の一族の最大の特徴は、代々、皇族の乳母や乳兄弟を輩出してきたことです。皇子が成長して後宮から外へ出るとき、馬の一族の者が護衛兼副官として付き従う——これが一族に課せられた役目です。次男・馬閃が壬氏の乳兄弟であり護衛をつとめているのは、まさにこの伝統の体現にほかなりません。
そしてもう一つ重要なのが、馬の一族はあえて権力を持たないよう、高い役職に就かないという方針を持っている点です。皇族を守る盾でありながら、自らが権勢を振るうことを良しとしない——この禁欲的な家風が、馬一族の高潔さを形づくっています。
「家を守る」のは女性たち
そして麻美に直結するのが、馬の一族では代々、女性が家を守ってきたとされる点です。男たちが皇族の護衛で家を空けるあいだ、本家を切り盛りし、次世代を育てるのは女性の役目。母・桃美がその役を担ってきたように、長女である麻美もまた、その系譜を受け継ぐ立場にあります。麻美の「気の強さ」や「事務能力」「家のとりまとめ役」という人物像は、こうした一族の伝統と切り離せないものなのです。
後宮・西都編での麻美の役割|一族の子どもたちを束ねる「子守」

麻美は事件の最前線に立つ登場人物ではありませんが、物語の節目で馬一族の屋台骨を支える役割を果たします。とりわけ象徴的なのが、物語中盤の大きな山場となる西都編での立ち回りです。
西都旅には同行せず、本家に残る
壬氏が西都(戌西州の州都)へ向かう長い旅では、馬の一族のメンバーが壬氏に同行します。父・高順も、弟・馬閃も、さらには馬良の妻となる雀(チュエ)も、それぞれの役目を帯びて西都へ向かいました。西都は乾いた土地でありながら交易の要衝として栄える地で、玉の一族の玉袁が治めています。西都編全体の流れは西都編 完全ガイドで整理しています。
一方で、麻美は西都旅には同行せず、本家に残りました。理由は、留守を預かり、一族の子どもたちの世話をするためです。これは決して「出番がなかった」のではなく、家を空ける一族のメンバーが安心して任務に出られるよう、後方を固める重要な役割でした。
自分の子と、雀(チュエ)の子を育てる
麻美が育てているのは、自分自身の二人の子どもだけではありません。弟・馬良の妻である雀(チュエ)の子も、麻美が引き受けて育てているとされています。雀は特殊な任務を抱える人物で、夫の馬良ともなかなか会えないほど多忙なため、子育てを麻美に託しているのです。
麻美が西都編で担った役割
・壬氏の西都旅には同行せず、本家に残る
・留守を預かり、一族の子どもたちの世話(子守)をする
・自分の二児に加え、弟・馬良と雀(チュエ)の子も育てる
派手な活躍ではありませんが、これこそ「家を守る女性」という馬一族の伝統そのもの。前線に立つ者がいれば、後方で家を守る者が必ず要る——麻美の存在は、その当たり前を静かに体現しています。
自分の子だけじゃなくて、弟夫婦の子まで……。麻美さん、本当に一族のお母さんみたいな存在なんだね。
雀があれだけ自由に動けるのも、子どもを安心して任せられる麻美がいるからなの。表で動く人と、それを支える人——馬一族のチームワークが見えてくるよね。
麻美と雀(チュエ)|馬の一族と巳の一族をつなぐ縁

麻美の周辺人物として外せないのが、弟・馬良の妻となる雀(チュエ)です。麻美と雀は、義理の姉妹(姑息に言えば小姑と嫁)の関係にあります。
雀(チュエ)とはどんな人物か
雀は出生名を「雀(スズメ)」といい、母を探す旅の途中で「麻雀(マーチュエ)」と名を改め、のちに馬良の妻となって「チュエ」と呼ばれるようになった、という変遷を持つ女性です。彼女は商才に長けた巳(し)の一族の出身でもあり、荒事にも慣れているとされる、底の知れない人物です。明朗で軽妙な物言いの裏に、隠密のような一面を持っています。雀の正体や活躍は西都編の見どころの一つです。
政略結婚と、子育てを託す関係
馬良と雀の結婚は、馬の一族と巳の一族を結びつける政略結婚の側面を持っています。二人は二週間に一度ほどしか顔を合わせないとも語られますが、関係は良好で、子宝にも恵まれています。そして前述のとおり、雀は多忙ゆえに子育てを麻美に任せているのです。
つまり麻美は、自分の家庭を守りながら、義妹・雀の子まで引き受けることで、馬の一族と巳の一族の縁を子育てという形で下支えしているとも言えます。表舞台で謎めいた動きを見せる雀と、後方で淡々と家を守る麻美——対照的な二人ですが、馬一族の本家はこの二人の女性の協力で回っているのです。雀の出身である巳の一族や、関連する翠苓(すいれい)については翠苓完全解説もあわせてどうぞ。
原作とアニメで麻美の描かれ方はどう違う?

麻美は、猫猫や壬氏のような主役級の登場人物ではないため、「アニメで見た覚えがない」という方も多いかもしれません。ここでは、原作(小説・漫画)とアニメでの扱われ方の違いを整理しておきます。
名前と読み方をおさらい
まず混乱しやすいのが、馬一族の名前の読み方です。「馬」を冠する一族らしく、子どもたちの名前には共通の響きがあります。整理すると次のとおりです。
| 表記 | 読み方 | 続柄 |
|---|---|---|
| 麻美 | マーメイ | 長女 |
| 馬良 | バリョウ | 長男 |
| 馬閃 | バセン | 次男 |
| 高順 | ガオシュン | 父 |
| 桃美 | タオメイ | 母 |
母・桃美が「タオメイ」、長女・麻美が「マーメイ」と、母娘で響きが似ているのも覚えやすいポイントです。本作は中華風の架空国家「茘(リー)」を舞台にしているため、名前も中国語読みに近い独特の響きを持っています(実在の中国王朝とは別の、創作上の国家である点には注意してください)。
物語の「裏方」として描かれるキャラクター
麻美は、後宮で起こる事件の謎解きそのものに関わるというより、馬の一族という組織の背景を説明する文脈で登場・言及されることが多いキャラクターです。具体的には、馬閃や高順、雀といった「表で動く家族」の人物紹介や、西都編で誰が同行し誰が残ったのかを説明する場面で、その存在が語られます。
そのため、アニメで麻美が大きくクローズアップされる場面は多くありません。とはいえ、馬の一族が壬氏のそばに常にいる理由や、雀が自由に動ける背景を理解するうえで、麻美の存在は確実に効いてきます。本編を見返す際に「この家を誰が守っているのか」という視点を持つと、麻美のような裏方の人物にも自然と目が向くようになるはずです。
『薬屋のひとりごと』の登場人物全体の相関や、後宮で起こる謎の全体像を一気に把握したい方は登場人物・謎解き 完全ガイドから読むのがおすすめです。物語のネタバレを一覧で確認したい場合はネタバレまとめもどうぞ。
名前の響きが似てて覚えづらかったけど、表にして並べるとスッキリするね。麻美と桃美は母娘で「メイ」つながりなんだ。
そうそう。麻美は派手な見せ場こそ少ないけど、「家を守る人」という視点で見ると、物語の縁の下の力持ちなんだよね。馬一族の安定は、彼女あってこそなの。
麻美から見える『薬屋のひとりごと』の家族観

麻美というキャラクターを掘り下げると、『薬屋のひとりごと』が描く「一族」や「家族」のあり方がよく見えてきます。最後に、麻美を通して見えてくる本作のテーマを少しだけ考察してみましょう(ここからは確定設定ではなく、筆者の読み取りを含みます)。
「役割を分け合う」馬の一族
馬の一族は、剣を振るう馬閃、知略を担う馬良、家と実務を束ねる麻美、というように、それぞれが得意分野で役割を分担しているのが印象的です。これは、一人の英雄がすべてを背負うのではなく、家族・一族というチームで皇族を守ってきた一族の姿そのものです。麻美の「事務能力」や「子守」は、地味に見えて、このチームを成立させる土台になっています。
女性が家を支える物語として
本作は、後宮という女性たちの世界を舞台に、猫猫をはじめとする女性たちが知恵と意志で道を切り開く物語です。馬の一族における「代々女性が家を守る」という設定や、桃美・麻美という母娘が本家を支える姿は、その世界観と響き合っています。前線で剣を振るう男たちの活躍の裏に、必ず家を守る女性たちがいる——麻美は、そんな本作の家族観を体現する一人だと言えるでしょう。
同じく一族の縁が重要な意味を持つキャラクターとして、猫猫の実父である羅漢や養父・羅門も挙げられます。羅の一族の事情は羅漢完全解説や羅門完全解説で扱っていますので、「名持ちの一族」の人間模様に興味が湧いた方はあわせてどうぞ。
アニメ『薬屋のひとりごと』を見るなら

アニメ『薬屋のひとりごと』は第1期・第2期が配信中。これまでの物語を見返すなら、月額550円(税込)・14日間無料体験つきのDMM TVがお得です。猫猫と壬氏の物語を一気見できます。
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麻美に関するよくある質問(FAQ)

Q. 麻美(マーメイ)は誰の娘で、誰の姉ですか?
麻美は、壬氏に仕える文官・高順(ガオシュン)と、その妻・桃美(タオメイ)の長女です。弟に長男・馬良(バリョウ)、次男・馬閃(バセン)がおり、麻美はこの三姉弟のいちばん上、つまり馬閃と馬良の姉にあたります。壬氏の護衛をつとめる馬閃の「お姉さん」と覚えておくとわかりやすいです。
Q. 麻美はどんな性格の人物ですか?
複数の登場人物紹介で共通して語られるのが、「二児の母でありながら気が強い女傑」という人物像です。弟の馬良・馬閃はもちろん、あの壬氏でさえ彼女には頭が上がらないとされています。思春期には父・高順への反発があった時期もありましたが、現在は事務能力に長け、馬の一族の本家をとりまとめる頼れる存在です。
Q. 麻美は結婚していますか?子どもはいますか?
はい。麻美は年上の武官の男性と結婚しており、二児の母です。さらに、弟・馬良の妻である雀(チュエ)の子も引き受けて育てているとされ、一族の子どもたちを束ねる「子守」的な役割を担っています。
Q. 麻美は西都編に登場しますか?
壬氏の西都旅には、父・高順や弟・馬閃ら馬の一族が同行しますが、麻美は同行せず本家に残ります。理由は、留守を預かって一族の子どもたち(自分の子と雀の子)の世話をするためです。前線に立つ家族を後方から支える、馬一族らしい役割を果たしています。
Q. 馬の一族とはどんな一族ですか?
皇帝から漢字一字を名乗ることを許された「名持ちの一族」の一つで、代々、皇族を護衛する武官の家系です。皇族の乳母や乳兄弟を輩出し、皇子が後宮を出るときには護衛兼副官として付き従います。あえて権力を持たないよう高い役職に就かない方針や、代々女性が家を守るという特徴も持っています。麻美はその本家の女性として、家を支える立場にあります。
Q. 麻美と雀(チュエ)はどういう関係ですか?
雀は麻美の弟・馬良の妻なので、麻美にとっては義理の妹(弟の嫁)にあたります。雀は巳の一族出身で多忙なため、子育てを麻美に任せています。麻美が雀の子を育てることで、馬の一族と巳の一族の縁が家庭の側からも支えられている、という関係です。
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まとめ|馬一族を内側から支える、長女・麻美

最後に、この記事のポイントを振り返ります。
- 麻美(マーメイ)は高順と桃美の長女で、馬良・馬閃の姉。三姉弟の長子
- 「気が強い女傑」と評され、弟たちも壬氏も頭が上がらない二児の母
- 母・桃美似で、事務能力に長け、馬良の補佐や本家のとりまとめ役を担う
- 馬の一族は皇族を護衛する「名持ちの一族」。乳兄弟を輩出し、女性が家を守る伝統がある
- 西都編では旅に同行せず本家に残り、自分の子と雀(チュエ)の子を育てる「子守」役を果たす
- 弟・馬良の妻・雀との関係を通じて、馬の一族と巳の一族の縁を家庭から下支えしている
壬氏を守る馬閃の活躍も、自由に動き回る雀の暗躍も、たどっていくと「家を守る麻美」という存在に支えられているんだよね。物語の表には出にくいけれど、麻美を知ると馬一族のチームワークがぐっと立体的に見えてくる。猫猫を取り巻く人間関係を見返すとき、ぜひこの長女のことも思い出してあげてね。
麻美を起点に馬の一族の相関を整理すると、高順・桃美・馬良・馬閃、そして雀へと縁が広がっていきます。後宮ミステリーの背後にある「名持ちの一族」の人間模様を頭に入れて本編を見返すと、何気ない一場面の重みが変わってくるはずです。
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