『Re:ゼロから始める異世界生活』に登場する九神将(きゅうしんしょう)とは、物語の南方に位置する大国・神聖ヴォラキア帝国の軍最高位「一将」に就いた9人の総称です。序列は漢数字の改まった表記で「壱・弍・参・肆・伍・陸・漆・捌・玖」と並び、皇帝直属の最強戦力として帝国各地に絶大な権限を持ちます。本編では第7章(ヴォラキア帝国編)から本格的に登場し、皇帝への忠誠とクーデターを巡って真っ二つに割れていきます。
この記事では「リゼロ 九神将」と検索した方に向けて、序列 壱〜玖の全9枠・各メンバー・二つ名・種族・強さ・現状を一覧テーブルでまるごと整理しつつ、序列の意味、欠員と交代、上位3将の別格さ、奪還編での動向までを、原作の情報に沿ってわかりやすく解説します。
⚠️ ネタバレ注意:この記事はアニメ未放送範囲(原作・第7章/奪還編)の内容を含みます。
「九神将」って名前はよく聞くけど、結局9人ぜんぶで誰がいて、どれくらい強いの? 序列の「壱」とか「玖」って何の順番なのかも気になる!
九神将はヴォラキア帝国の「一将」9人のことだよ。皇帝が定めた序列で、壱が最上位。末席の人ですら、王国の上級騎士ユリウスと互角に渡り合えるレベルって言われる化け物揃いなの。
末席で「ユリウスと互角」!? じゃあ上位はどんだけ強いの……。しかも第7章では味方同士で戦うって聞いたんだけど?
そう、第7章は帝都でクーデターが起きて、九神将が皇帝派と反皇帝派に分裂しちゃうの。誰がどっちについたかが物語の肝。じゃあ序列順に、一人ずつ見ていこうか。
この記事でわかること
- 九神将とは何か(神聖ヴォラキア帝国の「一将」9人という意味)
- 序列「壱〜玖」の全9枠・各メンバー・二つ名・種族・能力の一覧
- 序列が示すものと「番号=強さ順とは限らない」という注意点
- 欠員と交代(旧「玖」バルロイ→新「玖」マデリン)の経緯
- 別格とされる上位3将(壱セシルス・弍アラキア・参オルバルト)の強さ
- 第7章/奪還編での九神将の分裂と各メンバーの動向
九神将とは?|神聖ヴォラキア帝国の最高位「一将」9人
まず大枠から整理しましょう。九神将とは、ルグニカ王国の南に広がる大国神聖ヴォラキア帝国において、軍人の最高位である「一将(いっしょう)」の座に就いた9人を指す総称です。
帝国の軍階級は下から「兵卒 → 伍長 → 三将 → 二将 → 一将」と上がっていき、最高位の「一将」を名乗れるのはわずか9人だけ。この9人をまとめて九神将と呼びます。彼らは皇帝家の直属であり、それぞれが帝国の各地で圧倒的な軍権を握る、まさに帝国の屋台骨です。
神聖ヴォラキア帝国は「強さこそ正義」を国是とする武の国。その頂点に立つ九神将は、いずれも一個の軍勢に匹敵するほどの実力者揃いです。後で詳しく触れますが、序列の末席にあたる人物ですら、王国の精鋭であるユリウス・ユークリウスと(万全でない状態で)互角以上に渡り合えると評されており、上位陣の戦闘力は人智を超えた領域にあります。帝国そのものの成り立ちや国是についてはヴォラキア帝国 完全解説でまとめています。
王国でいうと「近衛騎士団のトップクラス」みたいなポジションが9人もいるってことだね。それは強いわけだ……。
「皇帝家直属」=皇帝の命令で動く最強の盾と矛
九神将は皇帝家に直属する存在であり、原則として皇帝(あるいは皇帝の権威)に従って動きます。だからこそ、第7章で帝都にクーデターが起こり「誰が本当の皇帝か」が揺らいだとき、九神将の忠誠の向き先が物語を大きく動かす鍵になっていくのです。第7章の舞台や全体像は第7章ヴォラキア帝国編 完全解説でも詳しく扱っています。
九神将 完全一覧|序列「壱〜玖」全9枠まとめ
それではお待ちかね、九神将の全9枠を序列順に一覧にしました。二つ名・種族・主な特徴・現状をまとめています。まずは全体像を掴んでください。
| 序列 | 名前 | 二つ名 | 種族 | 主な特徴・能力 |
|---|---|---|---|---|
| 壱 | セシルス・セグムント | 青き雷光 | 人間 | 帝国最強の剣士。加護を一切持たないのに超高速の剣戟を誇る |
| 弍 | アラキア | 精霊喰らい | 亜人(犬人族) | 周囲の精霊を取り込み、その力を行使する殲滅型。皇帝ヴィンセントに実力を見出された忠臣(幼馴染はセシルス) |
| 参 | オルバルト・ダンクルケン | 悪辣翁 | 人間(老人) | シノビの長。暗殺・搦め手・心理戦の達人で、相手を幼児化させる秘術を持つ |
| 肆 | チシャ・ゴールド | 白蜘蛛 | 人間 | 白ずくめの軍師。姿を変える能力でヴィンセントの影武者を務める知略家 |
| 伍 | ゴズ・ラルフォン | 獅子騎士 | 人間(巨漢) | 黄金の鎧をまとう実直な武人。正面からの白兵戦と前線指揮を得意とする |
| 陸 | グルービー・ガムレット | 呪具師 | 亜人(ハイエナ人) | 全身に大量の武器・呪具を仕込み、多彩な遠近の攻撃を繰り出す |
| 漆 | ヨルナ・ミシグレ | 極彩色 | 亜人(狐人) | 魔都カオスフレームの統治者。仲間を強化する「魂婚術」の使い手 |
| 捌 | モグロ・ハガネ | 鋼人 | 亜人(鋼人族) | 全身が金属質の巨体。圧倒的な防御力と怪力を誇る近接戦の鬼 |
| 玖 | マデリン・エッシャルト | 飛竜将 | 竜人 | 多数の飛竜を同時に操る空の将。旧「玖」バルロイの後任 |
このうち「玖」のマデリンは、もともと別の人物が務めていた席を引き継いだ後任です。九神将の枠は固定メンバーではなく、欠員が出れば新たに任命される「座」のようなもの。前任者については後の章で詳しく触れます。
種族を見てもらうとわかるけど、人間あり、亜人あり、竜人ありで本当にバラバラ。「強ければ何者でもいい」っていう帝国らしさが、メンバー構成にも出てるんだよね。
二つ名から読み解く九神将の個性
九神将を覚えるとき、名前とセットで押さえておきたいのが二つ名です。リゼロでは、その人物の本質や戦い方が二つ名にギュッと凝縮されていることが多く、二つ名を知っているだけでキャラの輪郭がぐっと掴みやすくなります。
たとえば壱の「青き雷光」は雷のように速い剣戟を、弍の「精霊喰らい」は精霊を取り込む能力を、参の「悪辣翁」はずる賢い老忍びという立ち位置を、それぞれ端的に表しています。漆の「極彩色」は色鮮やかな魔都カオスフレームの女王にふさわしく、捌の「鋼人」は全身金属の巨体そのもの。名前は忘れても二つ名でなら思い出せる、というファンも少なくありません。まずは二つ名から覚えてしまうのも、九神将を攻略する近道です。
序列「壱〜玖」が示すもの|番号=強さ順とは限らない
九神将の序列は壱(1番)から玖(9番)まで。漢数字の改まった表記(大字)が使われており、これは公文書などで数字の改ざんを防ぐための格式ある書き方です。最強の9人にふさわしい、重みのある表記といえます。
序列は「皇帝が定めた格付け」
大前提として、この序列は皇帝が定めた格付けです。基本的には「壱が最上位」で、上位ほど帝国にとっての価値・実力が高いと見なされています。実際、「壱」のセシルスは神聖ヴォラキア帝国における最強と明言されており、序列と実力がきれいに一致している筆頭格です。
「番号=純粋な戦闘力順」ではない点に注意
ただし注意したいのは、序列の番号が必ずしも「純粋な一対一の戦闘力ランキング」と一致するわけではないということです。九神将の序列は戦闘力だけでなく、知略・統率・帝国への貢献度といった総合的な価値で決まっていると考えられています。
たとえば「参」のオルバルトは、正面からの殴り合いでは上位陣に及ばないとも評されますが、暗殺や搦め手まで含めた「総合的な厄介さ」で参の座にいます。逆に「肆」のチシャは純粋な腕っぷしでは九神将で最下位クラスとされながら、皇帝の影武者を務めるほどの知略によって肆の高位に就いています。「番号=強さ順」と単純に読まず、それぞれの“役割”で見るのが、九神将を理解するコツです。
ここがポイント
・序列は「壱が最上位」で、おおむね格の高さを示す
・ただし純粋な戦闘力順とは限らない(知略・統率・貢献度も加味)
・チシャ(肆)は腕力では下位だが知略で高位、オルバルト(参)は正面戦闘より搦め手の達人
別格の上位3将|壱・弍・参の圧倒的な強さ
九神将の中でも、とりわけ壱・弍・参の3人は別格とされます。ここでは上位3将を一人ずつ掘り下げます。
壱『青き雷光』セシルス・セグムント
序列の頂点に立つのがセシルス・セグムント、二つ名は「青き雷光」。神聖ヴォラキア帝国における最強の剣士であり、九神将のまさに象徴です。
驚くべきは、彼が加護(リゼロ世界における特殊能力の祝福)を一つも持っていないこと。それでいて、二振りの魔剣を操る超高速の剣戟で、王国最強の騎士ラインハルト・ヴァン・アストレアとも互角に渡り合えるとされるほどの規格外です。原作者・長月達平氏自身が、スピードに関してはラインハルトをも上回ると語ったことでも知られます(あくまで「速度」に限った比較である点には留意が必要です)。セシルスの強さと戦いぶりはセシルス・セグムント 徹底解説で詳しくまとめています。
あのラインハルトと張り合えるのに、加護ゼロ!? 純粋な技と速さだけでそこまでいけるのがヤバすぎる……。
弍『精霊喰らい』アラキア
序列二位のアラキア、二つ名は「精霊喰らい」。犬人族の亜人の少女で、左目を失い花形の眼帯を着けています。皇帝ヴィンセント・ヴォラキアにその実力を見出され、絶対の忠誠を捧げる忠臣です(幼馴染は同じ九神将のセシルス)。
彼女の異名通りの能力は、周囲の精霊を取り込み、その力を自らの力として行使するというもの。大精霊クラスの力を取り込んだ際の破壊力は凄まじく、一個師団に匹敵するともいわれる純粋な殲滅力で、セシルスに次ぐ実力者と評価されています。アラキアの能力や皇帝との関係はアラキア(九神将弍)解説で深掘りしています。
参『悪辣翁』オルバルト・ダンクルケン
序列三位のオルバルト・ダンクルケン、二つ名は「悪辣翁(あくらつおう)」。帝国のシノビ衆を束ねる高齢の忍びで、その名の通り一筋縄ではいかない曲者です。
正面からの戦闘力という点では上位陣に一歩譲るとも評されますが、暗殺・諜報・搦め手・心理戦に関しては九神将随一。さらに相手を幼児化させる秘術という、戦闘の前提を根底から覆すトリッキーな術まで備えており、「真正面で殴り合わない強さ」で参の座を確固たるものにしています。彼の搦め手は、第7章でも物語を大きく揺さぶることになります。
壱・弍は「真正面から最強」、参は「正面以外でも最凶」。タイプは違うけど、この3人が別格なのは間違いないよ。
中位〜下位の6将|肆〜玖の役割と個性
上位3将が圧倒的な一方、肆から玖までの6人も、それぞれが帝国を支える唯一無二の役割を担っています。
肆『白蜘蛛』チシャ・ゴールド
白い髪に白ずくめの装いをした軍師、チシャ・ゴールド。二つ名は「白蜘蛛」です。腕っぷしは九神将では下位クラスとされますが、その頭脳は皇帝ヴィンセントの思考をほぼ完全に読み切るほどで、姿形を変える能力を使ってヴィンセントの影武者を務める最重要人物。九神将で唯一、皇帝の“替え玉”を任される信頼の厚さが肆の高位に表れています。チシャの正体と役割はチシャ・ゴールド解説でまとめています。
伍『獅子騎士』ゴズ・ラルフォン
ゴズ・ラルフォン、二つ名は「獅子騎士」。黄金の鎧を身にまとう巨漢の武人で、九神将の中でも特に実直で忠義に厚い性格の持ち主です。搦め手とは無縁の、真正面からの白兵戦と前線指揮を得意とする「ザ・騎士」。皇帝への揺るぎない忠誠が、第7章のクーデターでも彼の立ち位置を決めることになります。
陸『呪具師』グルービー・ガムレット
全身を獣毛で覆われた亜人(ハイエナ人)のグルービー・ガムレット、二つ名は「呪具師」。その名の通り、体のいたるところに大量の武器や呪具を仕込んでおり、多彩な近接・遠隔攻撃を繰り出します。アラキアの治療役を担うなど、戦闘以外の面でも帝国に欠かせない存在です。
漆『極彩色』ヨルナ・ミシグレ
魔都カオスフレームを治める狐人の女性、ヨルナ・ミシグレ。二つ名は「極彩色」です。彼女の能力「魂婚術(こんこんじゅつ)」は、自らの魂の一部を分け与えることで対象を強化する、いわば大規模なバフ。都市全体に魂婚術を張り巡らせた魔都カオスフレームは、容易には攻め落とせない難攻不落の都として「魔都」と呼ばれます。第7章では独自の立場を貫き、その動向がスバル一行の運命を左右します。
捌『鋼人』モグロ・ハガネ
体長3メートルを超える金属質の巨体を持つモグロ・ハガネ、二つ名はそのまま「鋼人」。希少な鋼人族の亜人で、圧倒的な防御力と巨体から繰り出す怪力を兼ね備えた近接戦の鬼です。動く要塞のような存在で、帝都の防衛においても重要な役割を担います。
玖『飛竜将』マデリン・エッシャルト
序列最下位の玖に座るのが、空色の髪と金色の瞳、頭部に2本の黒い角を持つ竜人の少女マデリン・エッシャルト。二つ名は「飛竜将」です。多数の飛竜を同時に操る空戦の将であり、飛翼刃を携えて空から戦場を制圧します。前述の通り、彼女は前任者の死後に異例の早さで「玖」に任命された後任であり、若くして九神将の座を射止めた実力者です。
軍師あり、騎士あり、魔都の女王あり、空の竜使いあり……。9人それぞれ役割がぜんぜん違うんだね。「最強の9人」というより「最強の9職種」って感じ!
九神将の欠員と交代|旧「玖」バルロイ・テメグリフとは
九神将は固定の9人ではなく、欠員が出れば新たに任命される「座」です。本編時点で交代が確認できるのが、最後の席「玖」です。
旧「玖」=『魔弾の射手』バルロイ・テメグリフ
マデリンが就く前、九神将の「玖」を務めていたのがバルロイ・テメグリフ、二つ名は「魔弾の射手」でした。飛竜を駆る「飛竜使い」と狙撃という二つの才を併せ持つ稀有な人物で、九神将の末席にありながら、王国の精鋭ユリウス・ユークリウスと(万全でない状態で)互角以上に渡り合えるほどの実力者だったとされます。「末席ですらこの強さ」という、九神将全体の格の高さを象徴する存在でした。バルロイの人物像はバルロイ・テメグリフ解説で詳しく扱っています。
後任に異例の早さで就いたマデリン
そのバルロイが物語の中で命を落とした後、空席となった「玖」に異例の早さで任命されたのがマデリン・エッシャルトです。九神将という座が「実力さえあれば若くても、後任でも就ける」ものであることが、この交代劇からよくわかります。
バルロイの死とマデリンの就任には、実は色んなドラマが絡んでるんだけど……そこは大きなネタバレになるから、ぜひ原作で確かめてほしいな。
第7章/奪還編での九神将の動向|皇帝派と反皇帝派に分裂
九神将が物語の前面に出てくるのが、神聖ヴォラキア帝国を舞台にした第7章(正式タイトル『狼の国』)です。ここで九神将は、帝都で起こったクーデターを境に真っ二つに分裂します。
発端は帝都のクーデターと「偽皇帝」
第7章では、皇帝ヴィンセント・ヴォラキアが帝都を追われ、「アベル」と名を伏せてスバルたちと行動を共にします。一方の帝都では、宰相ベルステツらが主導するクーデターが進行し、九神将の一人チシャ・ゴールドが影武者の能力で「皇帝」に成り代わって帝都を統治するという異常事態に。これにより、九神将は「どちらの皇帝に従うか」で立場が割れていきます。皇帝ヴィンセントの思惑についてはヴィンセント・ヴォラキア徹底解説をどうぞ。
反皇帝(クーデター)側についた将
クーデター側についた、あるいはそちらの陣営で動いた九神将には、次のような顔ぶれが挙げられます。
| 序列・名前 | 第7章での主な立場 |
|---|---|
| 参・オルバルト | ベルステツらクーデター側に与し、搦め手で暗躍。秘術がスバル陣営を翻弄する |
| 陸・グルービー | クーデター側として行動した一人 |
| 弍・アラキア | 偽皇帝(チシャ)側として動き、帝国内の混乱の中で強大な戦力を発揮する |
皇帝(ヴィンセント)派・帝国側として動いた将
一方、皇帝ヴィンセントや帝国本体の側で動いた九神将もいます。
| 序列・名前 | 第7章での主な立場 |
|---|---|
| 壱・セシルス | 剣奴孤島での戦いを経て、終盤の帝都決戦でも重要な役割を担う |
| 伍・ゴズ | 皇帝ヴィンセントへの忠義を貫き、帝国側として奮戦する |
| 捌・モグロ | 帝国側として帝都の戦線を支える |
| 玖・マデリン | 飛竜を率い、空からの戦力として帝都決戦に関わる |
独自の立場を貫いたヨルナ
そして漆・ヨルナは、皇帝派にもクーデター側にも単純には属さず、魔都カオスフレームと、自らが大切にする者たちを守るという独自の立場を貫きます。彼女が治める魔都は、都市全体に魂婚術が張り巡らされた難攻不落の城塞都市。その力は一個の軍勢にも匹敵するため、ヨルナがどちらに味方するかは戦況を大きく動かす要素になります。スバル一行がヨルナとどう関わり、彼女がどちらに力を貸すのかは、第7章序盤の大きな見どころのひとつです。第7章に登場する主要キャラの相関は第7章 登場キャラ完全解説で整理しています。
なぜ九神将は分裂したのか
九神将は皇帝家に直属する存在であり、本来は皇帝の意思に従って一枚岩で動くはずの組織です。それが第7章で割れてしまった最大の理由は、「どちらが本物の皇帝なのか」が見えなくなったことにあります。チシャが影武者の能力で皇帝に成り代わり、本物のヴィンセントは「アベル」として帝都の外を流浪している——この状況では、各将が「自分が忠誠を誓うべき相手」を自分の判断で選ばざるを得ません。
強さこそ正義を国是とする帝国では、皇帝もまた強さと知略によって認められる存在です。だからこそ九神将それぞれが、誰を真の主君と見なすかを巡って動き、結果として最強の9人が敵味方に分かれる異常事態へと発展していきました。単なる裏切りや内紛ではなく、それぞれの信念に基づく選択の結果である点が、この分裂劇を重厚な人間ドラマにしています。
影武者チシャ(肆)の決断
そして第7章の核心に深く関わるのが肆・チシャ・ゴールドです。彼は偽皇帝として帝都に立ちながら、その裏で皇帝ヴィンセントを守るための深謀を巡らせており、終盤の帝都を巡る大きな戦いの中でその覚悟を見せることになります。チシャの行動は、第7章のクライマックスから続く展開を左右する最重要の伏線でもあるため、ここでは詳細は伏せておきます。ぜひご自身の目で確かめてください。
最強の9人が敵味方に分かれて戦うって、想像しただけで熱い……! 誰がどっちについたか分かってると、奪還編がもっと面白く見られそう。
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リゼロは現在アニメ第4期「喪失編」を放送中(2026年4月8日〜)、続く「奪還編」(第7章)は2026年8月12日スタートです。これまでのシリーズを見返すなら、月額550円(税込)・14日間無料体験つきのDMM TVがお得です。
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九神将に関するよくある質問(FAQ)
Q. 九神将とは何ですか?
神聖ヴォラキア帝国の軍最高位「一将」に就いた9人の総称です。帝国の軍階級は「兵卒→伍長→三将→二将→一将」と上がり、最高位の一将を名乗れるのは9人だけ。彼らは皇帝家の直属で、帝国各地に絶大な軍権を持つ最強戦力です。序列は「壱・弍・参・肆・伍・陸・漆・捌・玖」と表記されます。
Q. 九神将の序列「壱」が最強ですか?
序列「壱」のセシルス・セグムントは、神聖ヴォラキア帝国における最強と明言されており、その意味では「壱=最強」で間違いありません。ただし序列全体が純粋な戦闘力順とは限らず、知略・統率・帝国への貢献度などを含む総合的な格付けとされています。たとえば「肆」のチシャは腕力では下位ながら知略で高位に就いています。
Q. セシルスはなぜ加護がないのに最強なのですか?
セシルスは加護(リゼロ世界の特殊能力の祝福)を一つも持っていませんが、二振りの魔剣を操る純粋な剣技と超高速の動きだけで、王国最強の騎士ラインハルトとも互角に渡り合えるとされます。原作者はスピードに関してはラインハルトを上回ると語ったことがあります(速度に限った比較である点には注意が必要です)。
Q. 九神将に欠員や交代はありますか?
あります。九神将は固定の9人ではなく、欠員が出れば新たに任命される「座」です。本編では、もともと「玖」を務めていた『魔弾の射手』バルロイ・テメグリフが物語の中で命を落とし、その後任として竜人のマデリン・エッシャルトが異例の早さで「玖」に任命されました。
Q. 第7章で九神将はどうなりますか?
第7章(『狼の国』)では帝都でクーデターが起こり、九神将が皇帝ヴィンセント派と反皇帝(クーデター)側に分裂します。オルバルトやグルービーはクーデター側で動き、ゴズやモグロは皇帝・帝国側として奮戦。ヨルナは魔都を守る独自の立場を貫きます。九神将同士の対立が物語の大きな見どころです。
Q. 奪還編はアニメでいつから放送ですか?
リゼロは現在アニメ第4期「喪失編」を放送中(2026年4月8日〜)で、続く「奪還編」は2026年8月12日スタートです。九神将が活躍する神聖ヴォラキア帝国編は、この第4期の先で本格的に描かれていくため、今のうちにメンバーと序列を頭に入れておくと展開がぐっと分かりやすくなります。
まとめ|九神将を覚えれば帝国編が何倍も面白くなる
最後に、この記事のポイントを振り返ります。
- 九神将は神聖ヴォラキア帝国の軍最高位「一将」9人の総称。皇帝家直属の最強戦力
- 序列は壱・弍・参・肆・伍・陸・漆・捌・玖。基本は「壱が最上位」だが、番号=純粋な戦闘力順とは限らない
- 別格の上位3将は壱セシルス(青き雷光)・弍アラキア(精霊喰らい)・参オルバルト(悪辣翁)
- 「玖」は旧『魔弾の射手』バルロイの死後、竜人マデリンが後任に就いた
- 第7章ではクーデターで九神将が皇帝派と反皇帝派に分裂。誰がどちらにつくかが物語の鍵
九神将は「最強の9人」であると同時に、それぞれが違う信念で動く「9人の人間ドラマ」でもあるの。序列と二つ名、そして誰がどちらの皇帝についたか——それを覚えてから帝国編を見ると、一人ひとりの選択の重みが何倍も胸に刺さるはずだよ。奪還編の放送前に、ぜひシリーズを見返しておいてね。
九神将のメンバーと序列を頭に入れておけば、第7章(ヴォラキア帝国編/奪還編)の複雑な対立構図がスッと理解できるようになります。アニメ第4期の放送が進む今こそ、リゼロを一気に見返す絶好のタイミングです。
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