鋼の錬金術師BROTHERHOODに出てくる「ラスト」って、すっごく妖艶でカッコいい敵キャラだよね!でも、ラストってどんな能力を持ってるの? 最後はどうなっちゃうの……?
ラストは「お父様」が生み出した色欲(Lust)のホムンクルスなのよね。指を刃のように伸ばす「最強の矛(アルティメットランス)」が代名詞で、軍の内部に潜り込んで暗躍する超危険な存在。今回はそんなラストの強さ・魅力・最期まで、原作に忠実に徹底考察していくよ!
『鋼の錬金術師BROTHERHOOD』に登場するラスト(Lust)は、最終的な黒幕「お父様」が生み出した7体のホムンクルスのうち、色欲(Lust)を司る一体です。
妖艶な美女の姿で人を惑わし、あらゆる物質を貫く「最強の矛(アルティメットランス)」を武器に、アメストリス軍の内部で陰謀を進めていく——ラストは物語序盤から中盤にかけて、エルリック兄弟やマスタング隊の前に立ちはだかる最大級の脅威の一人でした。
本記事では、ラストの能力・正体・人物像・名シーン・名言・最期を、荒川弘版の原作(=BROTHERHOOD)に忠実にあらゆる角度から徹底考察します。鋼の錬金術師BROTHERHOODをより深く楽しみたい方は、ぜひ最後までお読みください。
この記事でわかること
- ラストの基本プロフィールと「色欲のホムンクルス」としての正体
- 能力「最強の矛(アルティメットランス)」の詳細と強さ
- グラトニーとの関係・軍内部での暗躍の中身
- マスタング隊との激闘とラスト消滅までの流れ
- ラストの名言集と冷酷かつ優雅な人物像の魅力
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ラストの基本プロフィール

まずはラストの基本情報を整理しておきましょう。ホムンクルスという存在ならではの特異な設定が並びます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | ラスト(Lust) |
| 正体 | 「お父様」が生み出したホムンクルスの一体 |
| 司る大罪 | 色欲(Lust) |
| 異名・通称 | 妖艶なる女、最強の矛(アルティメットランス)の使い手 |
| 外見 | 長い黒髪と妖艶な雰囲気をまとった美女の姿 |
| ウロボロスの刻印 | 胸元に刻まれている(ホムンクルスの証) |
| 能力 | 指を硬質化させ刃状に伸ばす「最強の矛」、賢者の石による高い再生力 |
| 主な行動 | 軍内部への潜入・暗躍、グラトニーとの行動 |
| 声優(日本語版) | 井上喜久子(BROTHERHOODアニメ版) |
| 登場作品 | 鋼の錬金術師BROTHERHOOD(原作:荒川弘) |
「色欲のホムンクルス」としてのラスト
ラストは、「お父様」が自らの内から取り出した感情・欲望を実体化させて生み出したホムンクルスの一体です。それぞれのホムンクルスはキリスト教でいう七つの大罪になぞらえた名を持ち、ラストは「色欲(Lust)」を象徴します。
その名にふさわしく、ラストは妖艶な美女の姿をとり、その色香で人間を惑わし、油断させ、時に利用します。胸元にはホムンクルスの証であるウロボロスの刻印が刻まれており、これは「自らの尾を噛む蛇」をかたどった、永遠や循環を象徴する印です。
ホムンクルスとしてのラストの特徴
- 「お父様」配下のホムンクルスの一体で、色欲(Lust)を司る
- 賢者の石を核とし、致命傷を負っても再生する
- 妖艶な美女の姿で人間社会に溶け込み、惑わす
- 胸元にウロボロスの刻印を持つ
- 人間を「駒」「材料」としか見ない冷酷な価値観の持ち主
「色欲」って名前だけど、ただ色っぽいだけのキャラじゃないんだね。人間を惑わして利用する、すごく頭が回る怖いタイプ……。
そう、ラストの怖さは「色香+知略+火力」の三拍子なのよね。妖艶な見た目に油断していると、あの最強の矛で一瞬で串刺しにされちゃう。ホムンクルスの中でも特に「人間を駒として扱う」価値観が前面に出たキャラなの。
ラストの強さ・能力「最強の矛」を徹底解説

ラストの戦闘力を語るうえで欠かせないのが、代名詞ともいえる能力「最強の矛(アルティメットランス)」です。その仕組みと強さを詳しく見ていきましょう。
1. 最強の矛(アルティメットランス)
ラストの最大の武器が、両手の指を硬質化させ、刃のように長く鋭く伸ばす能力「最強の矛(アルティメットランス)」です。
その名の通り、この伸びる指はあらゆる物質を貫くとされるほどの貫通力を誇ります。石壁や鉄、コンクリートといった障害物も難なく貫き、離れた位置から複数の対象を同時に串刺しにすることも可能。間合いを問わず攻撃できるため、対峙する相手にとっては極めて厄介な能力です。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 形状 | 指を硬質化させ、刃のように細長く伸ばす |
| 貫通力 | あらゆる物質を貫くとされる圧倒的な切れ味・突破力 |
| 射程 | 離れた位置からでも対象を捉えるリーチの長さ |
| 同時攻撃 | 複数本の指を同時に伸ばし、面で攻撃・拘束する |
| 用途 | 攻撃のほか、障害物の破壊・牽制・処刑にも使用 |
2. 賢者の石による高い再生能力
ホムンクルスであるラストは、体内に賢者の石を核として宿しています。これにより、人間なら即死するような致命傷を負っても、傷を瞬時に再生して戦闘を続行できます。
胴体を貫かれても、深く斬りつけられても、賢者の石に蓄えられた「魂」を消費することで、何事もなかったかのように元通りになる——この不死性に近い再生力こそ、ホムンクルスが人間にとって脅威となる最大の理由です。
ホムンクルスの再生のしくみ(作中描写より)
- 体内に宿した賢者の石が、ダメージを受けた肉体を再生する
- 再生のたびに石の中の「魂」が消費されていく
- そのため、再生が追いつかないほど連続でダメージを与えれば倒せる
- この弱点が、後のラストの最期に直結することになる
3. 色香と知略——「戦わずに勝つ」戦術
ラストの強さは、単なる戦闘力だけではありません。妖艶な美貌と巧みな話術で人間を惑わし、油断させ、欲望を利用して操る——いわば「戦わずして優位に立つ」戦い方こそ、色欲のホムンクルスたるラストの真骨頂です。
軍人や研究者の懐に入り込み、必要な情報や協力を引き出し、用済みとなれば容赦なく切り捨てる。その冷徹な立ち回りは、正面からの戦闘力以上に物語を不穏に動かしていきます。「色欲」という大罪が、単なる色気ではなく「相手の欲望につけ込む知性」として描かれているのが、ラストというキャラクターの巧みなところです。
4. 戦闘スタイルのまとめ——「矛」と「不死」の合わせ技
ここまでの能力を踏まえると、ラストの戦闘スタイルは「攻撃の最強の矛」と「防御の高い再生力」を兼ね備えた、隙の少ない総合型だとわかります。長く伸びる指で遠近どちらの間合いも制圧しつつ、反撃を受けても賢者の石で再生して粘り続ける——人間側からすれば、決定打を与えにくい非常に厄介な相手です。
ラストの戦闘スタイルの強み
- 遠近自在の「最強の矛」で、間合いを支配する
- 致命傷を負っても再生し、消耗戦に強い
- 色香と話術で、戦う前から相手の心理を揺さぶる
- グラトニーとの連携で、攻撃の幅をさらに広げられる
指がビヨーンって伸びてあらゆるものを貫くって、想像するだけで怖い……! しかも何度斬っても再生しちゃうなんて、どうやって倒せばいいの?
カギは「再生が追いつかないほど連続でダメージを与えること」なの。普通の攻撃では石が尽きるまで何度でも蘇るけど、休む間もなく焼き続ければ……ね。これがロイ・マスタングの焔の錬金術につながっていくのよ。
ラストとマスタング隊の死闘は、BROTHERHOOD屈指の名バトルです。その全貌を映像で味わうなら、14日間無料+550ポイント付与のDMM TVが一番お得。全64話をまとめて一気見できます。
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| 配信サービス | 月額(税込) | 無料期間 | 配信状況 |
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ラストの人物像・魅力・関係性・名シーン




ラストが多くのファンの記憶に残る理由は、その強さだけではありません。冷酷でありながら優雅さを失わない立ち居振る舞いと、ホムンクルスならではの価値観が、彼女を忘れがたい敵役にしています。
1. 冷酷かつ優雅——人間を「駒」と見る価値観
ラストを語るうえで最も重要なのが、人間を一段下の存在として見下す価値観です。彼女にとって人間は、利用する「駒」であり、賢者の石を生み出すための「材料」に過ぎません。
その態度は終始一貫しており、どんな状況でも余裕と優雅さを崩しません。相手を翻弄し、追い詰め、見下す——その冷ややかな立ち居振る舞いは、ホムンクルスという「人ならざる者」の不気味さを見事に体現しています。この一貫した価値観こそ、ラストというキャラクターの軸です。
2. グラトニーとの名コンビ
ラストはしばしば、同じホムンクルスのグラトニー(暴食)と行動を共にします。無邪気で食欲のままに動くグラトニーを、姉のように半ば呆れながらも従えるラストの姿は、両者の対比が際立つ印象的な組み合わせです。
知的で計算高いラストと、本能的で純粋なグラトニー——正反対の二人がコンビを組むことで、ホムンクルスという存在の幅広さが描かれています。グラトニーがラストを慕う様子からは、ホムンクルスにも仲間意識のようなものがあることがうかがえます。
ラスト&グラトニーの関係性
- ラスト=知略型・冷静沈着、グラトニー=本能型・純粋
- 軍内部での潜入・諜報・始末をコンビで遂行
- グラトニーはラストを慕い、姉のように頼りにしている
- 対照的な二人だが、行動原理は「お父様」への忠誠で一致
3. 軍内部への潜入と陰謀
ラストの活動の中心は、アメストリス軍の内部に潜り込み、裏で陰謀を進める暗躍です。賢者の石にまつわる研究施設——いわゆる第3研究所などをめぐる動きにも関与し、人間社会の中枢で「お父様」の計画を着々と進めていきます。
表向きは協力者や仲介者を装いながら、必要とあらば容赦なく相手を始末する。その二面性が、物語に常に不穏な緊張感をもたらしていました。エルリック兄弟が陰謀の存在に気づいていく過程で、ラストはたびたび彼らの行く手を阻む壁として立ちはだかります。
賢者の石は、その製造過程に多くの人命を要する——という作品の核心に、ラストは深く関わっています。研究施設をめぐる暗い秘密や、軍上層部と「お父様」をつなぐ不穏な糸を、読者・視聴者はラストの動きを追うことで少しずつ理解していくことになります。つまりラストは、物語の「謎」を読者に提示していく案内役でもあったのです。彼女が登場するたびに、アメストリスという国家そのものに潜む闇の深さが一段と浮き彫りになっていきました。
4. 最大の名シーン——マスタング隊との死闘
ラストの物語におけるクライマックスが、ロイ・マスタング率いるマスタング隊との激闘です。
ラストは最強の矛を駆使してマスタングの部下たちを翻弄し、特にハボック少尉に深手を負わせるなど、その圧倒的な戦闘力を見せつけます。一時はマスタング隊を絶体絶命の窮地に追い込み、その冷酷さと強さを存分に印象づけました。
しかし、この戦いこそがラストの運命を決定づけることになります。
ハボック少尉が深手を負わされるところ、すごくショックだった……。ラストって本当に強くて、容赦がないんだね。
そうなの。あの一戦でマスタングの怒りに火がつくのよね。仲間を傷つけられたマスタングが、焔の錬金術でラストに立ち向かう——ここからがBROTHERHOOD屈指の名シーンになるの。
5. 焔の錬金術による壮絶な最期
仲間を傷つけられたロイ・マスタングは、怒りを胸に焔の錬金術でラストに立ち向かいます。
ホムンクルスの再生力は確かに脅威ですが、その弱点は「再生が追いつかないほど連続してダメージを与えられること」。マスタングはラストを再生する間も与えず、焔で連続して焼き続けます。賢者の石に蓄えられた魂が、再生のたびに消費され、ついに尽きていく——。
そして最後、再生が完全に追いつかなくなったラストは、消滅していきます。仲間の仇を、自らの錬金術で討ち果たしたこの場面は、「マスタングの怒り」を象徴するシリーズ屈指の名シーンとして、多くのファンの記憶に深く刻まれています。
ラスト消滅までの流れ(作中描写より)
- ラストがマスタング隊と交戦、ハボック少尉らに深手を負わせる
- 仲間を傷つけられたマスタングが怒りとともに反撃に転じる
- 焔の錬金術で、再生が追いつかないほど連続してラストを焼く
- 賢者の石の魂が尽き、再生不能となったラストが消滅する
6. 最期に残した「人間への評価」
人間を駒としか見ていなかったラストですが、その最期には印象的な変化が見られます。
自らを討ち果たしたマスタングの執念と力を前に、ラストは不敵な笑みを浮かべながら、人間の可能性をどこか認めるような言葉を残して消えていきます。最後まで余裕と優雅さを失わず、それでいて人間という存在を見直すような態度を見せる——この幕引きこそ、ラストというキャラクターに深みと余韻を与えています。
ずっと人間を見下してたラストが、最後にちょっとだけ人間を認めるようなことを言って消えていくの、なんだか切なくて忘れられない……。
「人間賛歌」っていうBROTHERHOOD全体のテーマが、ラストの最期にも表れているのよね。敵キャラなのに、ただの悪役で終わらない。だからこそラストは今も人気が高いんだと思う。
ラストの名言集

ラストは作中を通じて、その冷酷さと優雅さがにじみ出た印象的な言葉を残しています。彼女の価値観と最期を象徴する名言を厳選して紹介します。
「無駄な足掻きを」
「無駄な足掻きを」— ラスト
圧倒的な力を持つラストが、抵抗する人間を冷ややかに見下ろすときの言葉。ホムンクルスと人間の力の差を端的に示すと同時に、「人間など取るに足らない」という彼女の根本的な価値観が凝縮されている。この余裕こそラストの強さと不気味さの源泉である。
「面白い人間もいるものね」
「面白い人間もいるものね」— ラスト
人間を駒としか見ていなかったラストが、予想を超える執念や力を見せる人間に対して漏らす言葉。見下していたはずの相手をどこか認めるような響きがあり、ラストの心の機微を感じさせる。冷酷一辺倒ではない、彼女の奥行きを示す一言。
「炎の…錬金術師…」
「炎の…錬金術師…」— ラスト
焔の錬金術によって再生が追いつかず消滅していくラストが、自らを討ち果たしたロイ・マスタングへ向けて残す最期の言葉。最後まで不敵さを失わず、それでいて自分を倒した人間の力を認めるような余韻を残す。ラストの幕引きを飾る、忘れがたい名台詞である。
その他の印象的なシーンの言葉
- 人間を「駒」「材料」と言い切る冷徹な物言い——ホムンクルスとしての価値観を端的に示す
- グラトニーを姉のようにたしなめるやり取り——ラストの面倒見の良い一面がのぞく
- 最期に浮かべる不敵な笑み——言葉以上に、彼女の生き様(在り方)を物語る
ホムンクルスの中でのラストの立ち位置

ラストは、「お父様」が生み出した7体のホムンクルスの中でも、物語序盤から中盤にかけて最も存在感を放つ一体です。その立ち位置を整理してみましょう。
ラストの強さ・存在感を支える三要素
- 最強の矛(アルティメットランス):あらゆる物質を貫く、攻防一体の貫通能力
- 賢者の石による再生力:致命傷を負っても蘇る、不死に近いタフネス
- 色香と知略:人間社会に潜入し、惑わし、操る諜報・暗躍の手腕
正面からの戦闘力に加え、人間社会の中枢で陰謀を進める「潜入役」としての役割も担う点が、ラストの大きな特徴です。グラトニーとのコンビでの行動も含め、ホムンクルス陣営の「実働部隊」の中心として、物語前半の緊張感を支え続けました。
ラストの弱点
無敵に思えるラストにも、ホムンクルス共通の明確な弱点があります。
- 再生には限りがある:賢者の石の魂を消費して再生するため、無限ではない
- 連続ダメージに弱い:再生が追いつかないほど立て続けに攻撃されると倒される
- 焔の錬金術との相性:傷口を焼き続ける焔は、再生を妨げる天敵といえる
- 油断・慢心:人間を見下す価値観が、相手の本気を見誤る隙にもなり得る
ラストが体現する鋼の錬金術師BROTHERHOODのテーマ

ラストというキャラクターは、単なる「強い敵」ではなく、作品のテーマを映し出す鏡のような存在です。
「人ならざる者」と「人間」の対比
BROTHERHOODは一貫して、「人間賛歌」を大きなテーマとして描いています。「お父様」やホムンクルスたちが人間を見下し、駒として利用しようとするのに対し、エルリック兄弟やマスタング隊は人間としての意志・絆・怒りで立ち向かいます。
ラストはその構図において、「人間を駒と見る側」の象徴です。だからこそ、仲間を思うマスタングの怒りによって討たれる彼女の最期は、「人間の意志が人ならざる者を上回る」という物語のテーマを、序盤のうちに鮮烈に提示する役割を果たしています。
悪役に宿る「余韻」
ラストの魅力は、最後まで悪役としての気高さ(在り方)を貫きつつ、ほんの少し人間を認める余韻を残したことにあります。完全な悪としても、改心した存在としても割り切れない——その絶妙なバランスが、ラストを「ただの敵」で終わらせず、多くのファンに愛されるキャラクターへと昇華させています。
「序盤の壁」としての構成上の役割
物語の構成という観点から見ると、ラストは「主人公たちが乗り越えるべき最初の大きな壁」を担うキャラクターでもあります。底知れない強さと冷酷さを早い段階で見せつけることで、ホムンクルスという敵勢力の脅威度を読者に強く印象づけ、その後の長い戦いへの緊張感を生み出しました。だからこそ、彼女が倒される瞬間は「人間にも勝機がある」という希望の提示として、大きなカタルシスをもたらすのです。
ラストのキャラクターデザインと声優の魅力

ラストが視聴者に強い印象を残すのは、ストーリー上の役割だけが理由ではありません。洗練されたデザインと、声の演技もまた、彼女の妖艶さと冷酷さを際立たせる重要な要素です。
計算された「妖艶なデザイン」
長い黒髪、すらりとした立ち姿、そして胸元に刻まれたウロボロスの刻印——ラストのビジュアルは、「美しさ」と「危うさ」が同居するように緻密に設計されています。色欲を司るホムンクルスとしての色香を漂わせながらも、どこか作り物めいた冷たさを感じさせる佇まいが、「人ならざる者」としての不気味さを巧みに表現しています。原作者・荒川弘先生のデザインは、ラストの「美しいのに信用できない」という二面性を、一目で伝えてくれます。
声が宿す「優雅さと冷酷さ」
BROTHERHOODアニメ版でラストを演じたのは、ベテラン声優の井上喜久子さんです。落ち着いた低めのトーンで紡がれる台詞は、ラストの優雅さと余裕、そしてその裏にある冷酷さを見事に表現しています。穏やかな声色のまま人間を見下し、淡々と相手を追い詰めていく——その「静かな怖さ」は、声の演技あってこそ。ラストの名シーンの数々が記憶に残るのは、この演技の力に支えられている部分も大きいでしょう。
たしかに、ラストって落ち着いた声でゾッとすること言うよね……。あの「静かな怖さ」がクセになるんだ。
デザインも声も、「美しいのに信用できない」を徹底してるのよね。だからこそラストは、敵キャラなのに目が離せない存在になってるの。アニメで見ると、その魅力がより伝わってくるよ。
ラスト よくある質問(FAQ)
Q. ラストの能力「最強の矛(アルティメットランス)」とはどんな技ですか?
ラストの代名詞ともいえる能力で、両手の指を硬質化させ、刃のように細長く鋭く伸ばす技です。あらゆる物質を貫くとされるほどの貫通力を持ち、石壁や鉄なども突き破ります。射程が長く複数の対象を同時に串刺しにできるため、間合いを問わず相手を翻弄できる、攻防一体の強力な能力です。
Q. ラストはどの大罪を司るホムンクルスですか?
ラストは「色欲(Lust)」を司るホムンクルスです。「お父様」が生み出した7体のホムンクルスは、それぞれ七つの大罪になぞらえた名を持ち、ラストはその名の通り妖艶な美女の姿で人間を惑わします。胸元には、ホムンクルスの証であるウロボロスの刻印が刻まれています。
Q. ラストは最後どうなりますか?
ラストは、ロイ・マスタングの焔の錬金術によって消滅します。マスタング隊との戦闘でハボック少尉らに深手を負わせたものの、仲間を傷つけられたマスタングの怒りを買い、再生が追いつかないほど連続して焼かれ続けた結果、賢者の石の魂が尽きて消えていきました。マスタングの怒りを象徴するシリーズ屈指の名シーンです。
Q. ホムンクルスはなぜ何度も再生できるのですか?
ホムンクルスは体内に賢者の石を核として宿しており、その石に蓄えられた多数の「魂」を消費することで、致命傷を負っても肉体を再生できます。ただし再生は無限ではなく、魂が尽きれば再生できなくなります。そのため「再生が追いつかないほど連続でダメージを与える」ことが、ホムンクルスを倒す有効な手段となります。
Q. ラストとグラトニーはどんな関係ですか?
ラストとグラトニーは、同じ「お父様」配下のホムンクルスで、しばしば行動を共にする名コンビです。知的で冷静なラストと、本能的で純粋なグラトニーは正反対の性格ですが、グラトニーはラストを姉のように慕っています。軍内部での潜入や諜報活動を二人で遂行する場面が多く描かれます。
Q. ラストは2003年版とBROTHERHOODで違いがありますか?
はい、違いがあります。2003年版(旧アニメ)は原作の途中から独自のストーリーへ分岐しており、ホムンクルスの出自や設定、ラストの描かれ方も大きく異なります。BROTHERHOOD(2009年〜)は荒川弘先生の原作漫画を忠実にアニメ化しているため、「お父様」が生み出した色欲のホムンクルスとしてのラスト、最強の矛、そしてマスタングによる最期といった原作設定を楽しめます。本記事はBROTHERHOOD(原作準拠)の設定に基づいています。
Q. 鋼の錬金術師BROTHERHOODはどこで見られますか?
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まとめ:ラストはなぜ忘れられない「色欲のホムンクルス」なのか
ラストについて深く知ると、あの妖艶さと冷酷さ、そして最期の余韻が全部つながって見えてくるね。もう一度BROTHERHOODを見返したくなる……!
ぜひ! ラストの登場シーンを「最期の名言」を知った上で見直すと、彼女の一つひとつの言動が違って見えるよ。特にマスタングとの死闘は、BROTHERHOODの中でも絶対に外せない名場面だから。
ラストが「忘れられない敵役」として語り継がれる理由を、改めて整理しましょう。
ラストが魅力的なホムンクルスである理由
- あらゆる物質を貫く「最強の矛」という鮮烈な能力
- 賢者の石による再生力で、不死に近いタフネスを誇る
- 色香と知略で人間社会に潜入し暗躍する二面性
- グラトニーとの対照的な名コンビ
- マスタングの怒りによる、シリーズ屈指の壮絶な最期
- 最後に人間を認める余韻を残す、悪役としての奥行き
『鋼の錬金術師BROTHERHOOD』におけるラストは、色欲のホムンクルスとして物語前半に強烈な脅威と緊張感をもたらし、その壮絶な最期を通じて「人間賛歌」というテーマを鮮やかに浮かび上がらせる、比類なき敵役です。妖艶さと冷酷さ、そしてかすかな人間味——その多面的な魅力こそが、ラストを今なお愛され続けるキャラクターにしています。
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