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【ネタバレ】『17歳の瞳に映る世界』【Amazon Prime Video (アマプラ)独占配信】 あらすじ考察感想評価

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『17歳の瞳に映る世界』アマプラ独占配信決定!

『17歳の瞳に映る世界』
Amazon Prime Video (アマプラ)独占配信です!!

思いがけず妊娠した17歳の少女の旅路を描き、ベルリン国際映画祭審査員グランプリなどを受賞したヒューマンドラマ。おとなしくて目立たない高校生が、両親の同意なしで中絶手術を受けることができるニューヨークへ親友と共に向かう。監督を務めるのは『ブルックリンの片隅で』などのイライザ・ヒットマン。主演は本作が長編映画デビューとなるシドニー・フラニガン。

ふゆねこ
ふゆねこ
『17歳の瞳に映る世界』は、本作で女優デビューした新人でありながら主人公のオータム役を務め、全米の映画賞でブレイクスルー賞と女優賞を総なめにしたというシドニー・フラニガンさんの、繊細かつリアルな演技がとても素晴らしい作品です。

 

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「17歳の瞳に映る世界」のネタバレ感想・考察

【ここからは物語の核心を含むネタバレとなります。閲覧される場合はご注意ください。】

※ただ、このネタバレは本作品を観た管理人が解釈して内容を述べ、映画の断面を捉えてるに過ぎません。興味の沸いた方は是非本編をご覧くださいませ。

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要約

17歳のオータムは、ある時望まぬ妊娠をしてしまいます。
しかし、義父と折り合いが悪く、実母ともギクシャクしてしまっている彼女は、家族に相談することが出来ません。

1人で悩んでいると、イトコのスカイラーが彼女の様子がおかしいことに気付いてくれました。
スカイラーに事情を話すと、なんと彼女はアルバイト先で中絶に必要なお金を盗みます。

そうして2人は、オータムの両親に気付かれぬよう、バスに乗ってこっそりとニューヨークへ向かい、なんとか手術を受けたのでした。

アメリカのペンシルベニア州に住んでいる女子高校生のオータムは17歳です。
実母と義父、そしてまだ小さい2人の妹と共に暮らしていますが、オータムがあまり社交的でない性格をしているせいもあってか、義父とはそりが合わず、良い関係を築いているとは言えません。
おかげで他の家族とも距離があり、親しい友達もいない彼女にとっては、唯一イトコのスカイラーだけが心を許せる相手でした。

そんな環境のため、自身が妊娠している可能性に気付いても誰にも相談することが出来ず、不安な毎日を送っていたオータムは、ある日登校するフリをして街中にある小さなウィメンズ・クリニックを訪ねました。
「とりあえず今日はセルフチェックしてもらう」と市販の検査薬を手渡され、少々戸惑いながらも素直に従うと、残念ながら陽性という結果が出てしまいます。

受け容れがたい現実を突きつけられ、どこか呆然とした様子のまま帰宅すると、オータムは不意に安全ピンをガスコンロの火であぶりはじめ、それを使って右の小鼻にピアスホールを開けました。
それからアルバイト先へ向かい、同じスーパーマーケットで働いているスカイラーと顔を合わせます。

スカイラーから本日学校をサボったことについて訊かれ、オータムは「女子の悩み」で病院へ行っていたのだと打ち明けました。
ただし、妊娠が判明したことまでは告げられず、1人で悩みを抱え込んだまま、再びウィメンズ・クリニックを訪れる日がやって来ます。

対応してくれたのは、初診時と同じ優しげな雰囲気の女性医師でした。
しかしその女性医師は、超音波検査の際、彼女のお腹の中にいる胎児の画像を見せたり、心音を聞かせながら「あなたの人生で一番神秘的な音よ」と言ったりして、オータムの心をよりいっそう追い詰めます。
さらに、「つらい真実」というタイトルで「中絶とは胎児を殺す暴力行為」と言い切るビデオまで見せられたあげく、ペンシルベニア州で未成年が中絶手術を受けるには親の同意が必要であることを知ったオータムは、苦悩の末、ビタミンCの錠剤を大量に飲んだり、自分で自分のお腹を何度も殴りつけたりするなど、「自分で行う堕胎」という検索ワードで見つけた方法を泣きながら試したのでした。

それでもオータムが流産することはなく、ある日のアルバイト中、耐えがたい吐き気に襲われて思わずトイレへ駆け込みます。
その姿を見てひどく心配するスカイラーに、オータムはこれまで隠していた事情をぽつぽつと明かしました。
するとスカイラーは、オータムが中絶手術を受けるために必要な費用を手に入れるべく、なんとアルバイト先の売上金を着服したのです。

そうしてオータムとスカイラーは盗んだお金を使って長距離バスに乗り、当然親には行き先を告げぬままニューヨークへとやって来ました。
ニューヨーク州ならば、未成年で親の同意がなくとも中絶することが出来るからです。

しかし、手術の前に再度超音波検査を受けたところ、現在妊娠18週目に入っていることが判明し、「うちでは最後の生理から12週目を過ぎたら中絶できないのよ」と告げられてしまいます。
ペンシルベニア州のウィメンズ・クリニックで「妊娠10週ってところ」だと教えられていたオータムは戸惑いますが、「別の施設を紹介するわ」と言われてしまえばそれに頷くしかありません。
しかし、翌朝さっそく紹介された施設へ向かうと、「妊娠第2期の18週だから中絶には2日間かかるわ」とのことで、親へ医療明細書が届いてしまう保険が使えず、手術費用として所持金のほとんどを支払ってしまったオータムは焦りました。

ホテルに泊まるどころか家へ帰るお金さえない状態で一晩を過ごさねばならなくなり、困り果てた2人は、仕方なくスカイラーに粉をかけてきた青年を頼ることにします。
スカイラーは青年の機嫌をとろうと言われるがままボウリングやカラオケに付き合い、嫌々ながらキスまで受け入れて、彼からお金を借りることに成功しました。

こうしてスカイラーのおかげでなんとか危機を脱したオータムは、次の日無事に中絶手術を受けることが出来ました。
術後2人はなごやかな雰囲気で食事をし、それから再び長距離バスに乗って帰宅の途についたのでした。

ふゆねこの独断偏見レビュー

ふゆねこ
ふゆねこ
星4.0!!

『17歳の瞳に映る世界』は、本作で女優デビューした新人でありながら主人公のオータム役を務め、全米の映画賞でブレイクスルー賞と女優賞を総なめにしたというシドニー・フラニガンさんの、繊細かつリアルな演技がとても素晴らしい作品です。

また特筆すべきなのは、最初から最後まで、お腹の中にいる子どもの父親にあたるオータムの相手が一切登場しない点です。
スカイラーとの会話ですら彼については全く触れられないため、一体どんな男性なのか、オータムとはどんな関係なのか、すべてが謎に包まれており、17歳の少女が自分たちだけで問題を解決しようとする姿の痛々しさを際立たせています。

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