リゼロに出てくる白い髪のイケメン……レグルスって知ってる?見た目は穏やかそうなのに、なんかものすごく怖いキャラだった記憶があるんだけど。
レグルス・コルニアスね!魔女教の「強欲」担当の大罪司教だよ。見た目は上品な青年なんだけど、中身はリゼロ史上最も歪んだ悪役って言われてるくらいヤバいキャラなの。しかも戦闘力が規格外すぎて、ラインハルトと正面からやり合ったほどの実力者なんだよ!
ラインハルトと!?あの最強の剣聖と戦えるってことは、相当な強さだよね……。でも「歪んだ悪役」っていうのも気になる。いったい何がそんなに歪んでるの?
レグルスは「自分の権利」を主張しながら他人の権利を一切認めないっていう、ものすごく厄介な思想を持ってるの。自分が世界の中心で、自分が正しくて、自分の権利こそが絶対――そんな考え方をナチュラルに貫いてるんだよね。
この記事ではレグルスの権能「獅子の心臓」の仕組みから、ラインハルトとの激闘、「妻」たちとの歪んだ関係、名言の数々まで徹底的に掘り下げていくよ。ネタバレ全開だから覚悟してね!
この記事でわかること
- レグルス・コルニアスの基本プロフィールと大罪司教としての立ち位置
- 権能「獅子の心臓」「小さな王」の能力メカニズムと無敵の理由
- ラインハルトとの頂上決戦の詳細と結末
- レグルスが「最も歪んだ悪役」と言われる理由と独自の魅力
- 「妻」たちとの関係に見る歪んだ愛と支配の構造
- 印象的な名言の数々とその深層心理
- レグルスの弱点と敗北の瞬間
レグルス・コルニアスとは?基本プロフィール

レグルス・コルニアスは「Re:ゼロから始める異世界生活」に登場する魔女教の大罪司教の一人です。「強欲」の名を冠する大罪司教であり、魔女教の中でも最古参にして最強格の実力者として描かれています。
見た目は白い髪と整った顔立ちを持つ上品な青年で、服装も白を基調とした清潔感のある装いをしています。しかしその穏やかな外見とは裏腹に、内面は自己中心性が極限まで肥大化した異常人格の持ち主です。自分の「権利」が侵害されることを何よりも嫌い、些細なことで激昂しては長々と持論を展開する――そのコミカルなまでの自己正当化こそが、レグルスというキャラクターの恐ろしさであり魅力でもあります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | レグルス・コルニアス(Regulus Corneas) |
| 二つ名 | 強欲の大罪司教 |
| 所属 | 魔女教・大罪司教 |
| 外見 | 白髪・整った容姿・白を基調とした服装 |
| 権能 | 「獅子の心臓」「小さな王」 |
| 性格 | 極度の自己中心的思考・長弁舌・被害妄想的な権利意識 |
| 口癖 | 「僕の権利を侵害するな」 |
| 関連人物 | ラインハルト(宿敵)・スバル・エミリア・「妻」たち |
| 担当声優 | 石田彰 |
声優が石田彰さんっていうのがまた完璧なキャスティングなんだよね。穏やかな語り口から一瞬で狂気に切り替わる演技が、レグルスの二面性を見事に表現してるの。石田さんといえば渚カヲルやアザゼルを演じた方だけど、レグルスもまた代表作の一つになったと思う!
大罪司教としての立ち位置
魔女教の大罪司教は七つの大罪にそれぞれ対応した幹部ですが、レグルスはその中でも在籍歴が最も長い最古参です。100年以上の歳月を大罪司教として生き続けており、その間に数多くの都市や村を壊滅させてきました。
他の大罪司教たちがそれぞれ独自の目的や思想を持って活動しているのに対し、レグルスの行動原理は極めてシンプルです。「自分の権利が脅かされたら排除する」――ただそれだけ。しかし、レグルスにとっての「権利の侵害」の基準が常人には理解できないほど広範かつ理不尽であるため、結果的にあらゆるものが破壊の対象になるのです。
エキドナ(強欲の魔女)との関係
レグルスは「強欲」の大罪司教ですが、同じ「強欲」の名を持つ魔女エキドナとは性質が根本的に異なります。エキドナの強欲が「知識に対する飽くなき渇望」であったのに対し、レグルスの強欲は「すでに持っているもの(権利)を絶対に手放さない」という執着です。
エキドナは常に新しいものを求め続けますが、レグルスは「今の自分が持っているものこそが全て」と考え、それを侵す者を許さない。同じ「強欲(グリード)」でもベクトルが真逆であるところが、リゼロの大罪設定の奥深さを物語っています。
権能「獅子の心臓」の能力――なぜレグルスは無敵なのか

レグルスが大罪司教の中で最強と呼ばれる理由は、その権能「獅子の心臓」と「小さな王」の組み合わせにあります。この二つの権能が揃うことで、レグルスは文字通り無敵の存在となります。
| 権能名 | 分類 | 効果・詳細 |
|---|---|---|
| 獅子の心臓 | メイン権能 | 自身の「時間を停止」させる。あらゆる物理攻撃・魔法攻撃が無効化される完全防御 |
| 小さな王 | 補助権能 | 自分の「心臓(疑似心臓)」を他者に預け、本体の心臓なしで生存する仕組みを構築する |
| 時間停止攻撃 | 応用技 | 触れたものの時間を停止させて投射。あらゆるものが絶対的な破壊力を持つ飛び道具と化す |
| 土砂投射 | 応用技 | 地面の砂利を時間停止させて投擲。弾丸を超える貫通力で都市を壊滅させる |
「獅子の心臓」の仕組み
「獅子の心臓」は自分自身の時間を止める権能です。時間が停止した状態のレグルスは、外部からのあらゆる干渉を受け付けません。剣で斬られても傷つかず、魔法を浴びても効果がなく、物理法則そのものがレグルスの体に適用されなくなります。
さらに恐ろしいのは、この権能を攻撃にも転用できる点です。レグルスが触れたものに時間停止の効果を付与して投射すると、その物体は「運動エネルギーが永遠に減衰しない絶対的な飛び道具」となります。路上の小石ですら、時間を停止させて投げれば建物を貫通するほどの破壊力を発揮するのです。
ちょっと待って……攻撃も防御も時間停止で無効化って、それもう本当に無敵じゃない?どうやって倒すの?
そこが面白いところなの!「獅子の心臓」には実は致命的な弱点があって……それを補うのが「小さな王」っていうもう一つの権能なんだよ。この二つが揃って初めて、レグルスは真の無敵になれるの。
「小さな王」の仕組みと弱点の隠蔽
「獅子の心臓」で自分の時間を止めると、当然ながら心臓の鼓動も止まります。つまり長時間使用すれば自分自身が死んでしまうという致命的な欠陥があるのです。
この弱点を克服するのが第二の権能「小さな王」です。レグルスは自分の心臓の機能(疑似心臓)を他者の体内に預けることができます。「妻」と呼ぶ女性たちの体内に疑似心臓を埋め込み、自分の生命維持を他者に委ねることで、心臓が止まっても問題なく生存できるのです。
「妻」たちが一人でも生きている限り、レグルスは半永久的に「獅子の心臓」を使用し続けることができます。つまり、レグルス本体をいくら攻撃しても無意味であり、彼を倒すためには「妻」たちの疑似心臓を全て停止させる必要がある――これがレグルス攻略の唯一の方法です。
なぜ「大罪司教最強」と呼ばれるのか
魔女教の大罪司教にはペテルギウス(怠惰)、レグルス(強欲)、ライ・バテンカイトス(暴食)、シリウス(憤怒)など個性豊かな面々が揃っていますが、純粋な戦闘力ではレグルスが頭一つ抜けています。
レグルスが最強と言われる理由
- 完全な物理・魔法無効化による絶対防御
- あらゆる物体を絶対的破壊兵器に変える攻撃力
- 「妻」が生存する限り永続する戦闘能力
- 100年以上の実戦経験
- 世界最強の剣聖ラインハルトと互角以上に渡り合った実績
特筆すべきは、レグルスの能力に魔力消費の概念がほぼ存在しない点です。他の能力者が魔力切れや体力の限界に達するのに対し、レグルスは「妻」たちの疑似心臓が機能している限り無制限に戦い続けられます。この持久力の高さこそが、レグルスを「最強」たらしめている最大の要因と言えるでしょう。
レグルスの強さ――ラインハルトとの頂上決戦

レグルスの強さを最も端的に示すのが、水門都市プリステラにおけるラインハルト・ヴァン・アストレアとの直接対決です。この戦いはリゼロ屈指の名バトルとして語り継がれています。
水門都市プリステラ攻防戦
大罪司教たちが連携してプリステラを襲撃した際、レグルスはその圧倒的な戦闘力で都市の一角を制圧しました。市庁舎を一撃で半壊させ、防衛にあたる騎士団を蹴散らし、抵抗する者を次々と沈黙させていきます。
レグルスが街を襲った目的は「新しい妻」を手に入れることでした。そしてその標的として選ばれたのが、ハーフエルフの少女エミリアだったのです。レグルスはエミリアの美しさに「一目惚れした」と主張し、彼女を自分の「妻」にすることを宣言します。
レグルス vs ラインハルト
リゼロの世界において最強の存在とされるラインハルト。「剣聖」の加護により、あらゆる戦闘で勝利することが約束された男です。しかし、そのラインハルトをもってしてもレグルスを倒すことは容易ではありませんでした。
ラインハルトの一撃はあらゆるものを破壊する威力を持ちますが、時間が停止したレグルスの体には一切のダメージが通りません。逆に、レグルスが投射する砂利の弾丸は、ラインハルトの加護による防御を貫通しかねない威力を持っています。
世界最強同士のぶつかり合い――しかしレグルスの権能の秘密(「妻」による疑似心臓)を知らない状態では、ラインハルトですら決定打を与えることができなかったのです。
ラインハルトでも倒せないって……レグルスどれだけ強いの?リゼロの世界って最強キャラがたくさんいるけど、そのラインハルトと互角ってもう規格外すぎるでしょ。
スバルの策略とラインハルトの一撃
最終的にレグルスを打ち破ったのは、ラインハルトの剣技だけではなくスバルの知略でした。スバルはレグルスの権能の秘密――「妻」たちに疑似心臓が預けられていること――を見抜き、エミリアと連携して「妻」たちの疑似心臓を停止させる作戦を実行します。
疑似心臓の供給が途絶えたレグルスは、「獅子の心臓」を永続的に使用する手段を失います。時間停止を解除せざるを得なくなった瞬間、ラインハルトの渾身の一撃がレグルスを捉えました。最強の矛と最強の盾が同時に機能しなくなった時、レグルスは初めて「ただの人間」に戻ったのです。
レグルスの魅力――最強にして最も歪んだ悪役

レグルスは大罪司教の中でもファン人気が非常に高いキャラクターです。その理由は「圧倒的な強さ」だけではなく、「悪役としての完成度の高さ」にあります。
自己中心性の極致
レグルスの最大の特徴は、自分が完全に正しいと信じて疑わない点です。他の悪役キャラクターが「自分は悪だ」と自覚していたり、何らかの大義名分を掲げていたりするのに対し、レグルスには自分が悪であるという認識が一切ありません。
レグルスにとって、自分の行動はすべて「当然の権利」の行使に過ぎません。街を壊すのも、人を殺すのも、女性を「妻」として連れ去るのも、すべては「自分の権利を侵害されたから」あるいは「正当な権利を主張しているだけ」という理屈で正当化されます。
この「一切の自覚なき悪」こそが、レグルスを他の悪役と一線を画する存在にしています。悪意があるから怖いのではなく、悪意がないのに最悪の結果をもたらす――それがレグルス・コルニアスという男の本質なのです。
長弁舌という個性
レグルスのもう一つの特徴が、異常なまでに長い演説です。自分の権利が侵害されたと感じるたびに、レグルスは延々と持論を展開し始めます。その内容は論理的に聞こえるようでいて実は完全に破綻しており、聞いている側は反論する気力すら失ってしまいます。
この長弁舌は単なるコミカルな演出ではありません。レグルスの演説は「自分の正しさを言葉で塗り固める」という防衛機制そのものです。論理が破綻していても言葉の量で圧倒することで、相手に反論の余地を与えない。これは現実世界でも見られる心理的操作の手法であり、長月達平先生はレグルスを通じて「自己正当化の恐ろしさ」を描いているとも読み取れます。
なぜファンに愛されるのか
悪役でありながらレグルスがファンに愛される理由は複数あります。
レグルスの人気の理由
- 石田彰さんの名演技による圧倒的なキャラクター性
- 「何を言っているのかわからないが何か説得力がある」演説の面白さ
- 最強クラスの戦闘力というシンプルな魅力
- 歪みきった思想が逆に一周回って魅力的に映る
- 敗北の瞬間に見せた「人間らしさ」とのギャップ
- リゼロの悪役の中でもひときわ個性が際立っている
「妻」たちとの関係――歪んだ愛と支配

レグルスを語る上で避けて通れないのが、「妻」と呼ぶ女性たちとの関係です。レグルスは数十人もの「妻」を囲っており、彼女たちとの関係はレグルスの人格を理解するための重要な鍵となります。
「妻」の役割と実態
レグルスが「妻」と呼ぶ女性たちは、表向きは「愛する伴侶」ですが、実態は権能のための生体パーツです。「小さな王」の疑似心臓を体内に埋め込まれた女性たちは、レグルスの生命維持装置として機能しており、彼女たちが生きている限りレグルスの無敵状態は維持されます。
しかしレグルス本人は、自分が「妻」たちを道具として利用しているという自覚がありません。レグルスは心の底から「自分は妻たちを愛している」と信じているのです。衣食住を提供し、外敵から守り、一緒に暮らしている――レグルスにとって、それは紛れもない「愛」なのです。
「愛とは所有すること」
レグルスの愛の定義は「所有すること」に集約されます。「妻」たちに自分の意思を持つことは許されず、レグルスの言葉に従い、レグルスの望む通りに振る舞い、レグルスの所有物として存在することだけが求められます。
「妻」が少しでもレグルスの意に沿わない行動を取れば、それは「権利の侵害」として処罰の対象になります。実際に、レグルスの機嫌を損ねた「妻」が命を落とすこともありました。レグルスは「妻」の死を悼みますが、それは失った「所有物」への惜別であり、一人の人間の死を悼む感情とは根本的に異なるものです。
レグルスの「愛」は本人にとっては完全に本物なんだよね。だからこそ余計に怖い。愛と支配の区別がつかないまま、心の底から「幸せにしてあげている」と信じている。それが長月先生の描く「強欲」の本当の怖さだと思う。
エミリアへの執着
水門都市プリステラにおいて、レグルスがエミリアを「妻」にしようとした場面は、レグルスの異常性が端的に表れたシーンでした。
レグルスは初めて出会ったエミリアに対して即座に「結婚」を宣言します。エミリアの意思など一切関係なく、レグルスが「この女性を妻にする」と決めた時点で、それはレグルスにとって確定した事実です。エミリアが拒否すれば、それは「レグルスの当然の権利を侵害する行為」として排除の対象になります。
この場面は、レグルスの思考回路を理解する上で非常に重要です。レグルスにとって他者の同意は必要なく、自分が望むことはすべて「権利」として正当化されるのです。
レグルス・コルニアスの名言集




レグルスはリゼロの中でも特に印象的な台詞を数多く残したキャラクターです。その言葉の一つ一つが、レグルスという人物の異常な内面世界を映し出しています。ここでは代表的な名言を紹介し、それぞれの深層心理を考察します。
| 名言 | 場面 | 考察 |
|---|---|---|
| 「僕の権利を侵害するな」 | 戦闘時(口癖) | レグルスを象徴する台詞。あらゆる場面でこの一言が飛び出す。レグルスの世界観では自分以外の全員が「侵害者」になり得る |
| 「僕は何も求めていない。ただ当然の権利を主張しているだけだ」 | プリステラ襲撃時 | レグルスの自己認識を凝縮した一言。街を壊しながら「何も求めていない」と言い切る矛盾に、自覚なき強欲の恐ろしさが滲む |
| 「愛とは所有すること」 | 「妻」について語る場面 | レグルスの愛の定義。一見シンプルだが、この一言に「相手の意思を無視した支配」の本質が集約されている |
| 「幸せとは何も変わらないことだ。今のままで、今のまま、永遠に続くこと。それ以上何を望むというんだ」 | 自身の思想を語る場面 | 「強欲」の大罪司教でありながら「変化を望まない」という逆説。レグルスの強欲とは「現状の絶対保持」に他ならない |
| 「どうして僕が悪いんだ?僕は何も間違ったことはしていない。一度もだ」 | 追い詰められた場面 | 敗北の間際でも自己正当化を崩さない精神性。レグルスに「反省」という概念が存在しないことの証左 |
「僕の権利を侵害するな」の深層
レグルスの口癖であるこの台詞は、単なる我が儘な主張を超えた深い意味を持っています。
レグルスにとっての「権利」は、法的な意味でも道徳的な意味でもありません。レグルスの「権利」とは「レグルス・コルニアスが存在する上で保証されるべき全てのこと」です。つまり、レグルスが呼吸する権利、レグルスが歩く道を塞がない義務が他者にある、レグルスの視界に不快なものを入れない義務が世界にある――そういったレベルの、際限のない「権利」なのです。
この思考は究極の「自他境界の消失」と言い換えることができます。レグルスの世界には「自分」と「それ以外」しか存在せず、「それ以外」はすべてレグルスの快適な生活を支えるために存在している。この世界認識こそが、レグルスという悪役の核心であり、多くのファンの心を掴んで離さない所以でもあります。
レグルスの名言ってどれも一見もっともらしく聞こえるのに、よく考えると完全に論理が破綻してるんだよね……。それなのに本人は大真面目っていうのが怖すぎる。
そう、レグルスの台詞が怖いのは「嘘をついていない」からなんだよ。本心からそう思っている。だから説得も改心も通用しない。石田彰さんの演技で聴くと、その「本気度」がさらに伝わってきてゾクッとするよね。
「幸せとは何も変わらないこと」の矛盾
レグルスは「強欲」の大罪司教でありながら、「何も求めていない」「変化を望まない」と主張します。この一見矛盾した姿勢こそが、リゼロにおける「強欲」の解釈を深く面白いものにしています。
一般的に「強欲」と聞けば「もっと、もっと」と際限なく求め続ける姿を想像しますが、レグルスの強欲はそれとは異なります。レグルスが求めるのは「今の自分を永遠に維持すること」。今の自分が持っているもの、今の自分の立場、今の自分の権利――それらを絶対に失わないこと、それ自体が究極の「強欲」なのです。
何も変わらない幸せ。それは裏を返せば、他者の成長も変化も許さないということでもあります。レグルスの「妻」たちがレグルスの望む通りに振る舞い続けなければならないのは、「変化=権利の侵害」というレグルスの等式が原因です。
敗北の瞬間と弱点の秘密

100年以上無敗を誇ったレグルス・コルニアスの敗北は、リゼロの中でも特にカタルシスに満ちた場面です。最強の矛と最強の盾を兼ね備えた男の末路は、意外にも呆気ないものでした。
弱点の発覚
レグルスの弱点を看破したのはナツキ・スバルです。スバルは死に戻りによって蓄積した情報を分析し、レグルスの「獅子の心臓」が長時間使用すると心臓に負荷がかかること、そしてその負荷を「妻」たちに分散させている可能性に気づきます。
スバルの推理を裏付けたのは、レグルスの「妻」の一人であった女性からの情報でした。彼女は自分たちの体の中に「何か」が埋め込まれていること、レグルスが「妻」を失うたびに能力の使用時間に制限が生じることを証言します。
エミリアの決死の作戦
弱点が判明した後、スバルとエミリアは連携して作戦を実行します。エミリアはレグルスの「妻」として振る舞いながら、氷の魔法を用いて「妻」たちの体内にある疑似心臓を一斉に凍結・停止させるという離れ業を成し遂げました。
疑似心臓が機能を停止した瞬間、レグルスの「獅子の心臓」は持続不能になります。時間停止を維持できなくなったレグルスは、初めて「傷つく体」に戻ったのです。
最後の瞬間
無敵を失ったレグルスに、ラインハルトの一撃が容赦なく叩き込まれました。それまであらゆる攻撃を無効化していた体が砕け、レグルスは水路に沈んでいきます。
注目すべきは、最後の瞬間までレグルスが「自分は正しい」と信じていたことです。敗北してなお「どうして僕が負けなければならないんだ」「僕の何が間違っていたんだ」と自問し、最後まで答えを得ることなく沈んでいく。この結末は、レグルスというキャラクターの一貫性を完璧に保ったまま描かれた名場面です。
最後まで反省しないっていうのが逆にレグルスらしいよね……。普通の悪役なら最後に改心するか、自分の過ちに気づくけど、レグルスにはそれが一切ない。
だからこそレグルスは「リゼロ史上最も完成度の高い悪役」って評価されるんだと思う。ブレない。どこまでいってもレグルスはレグルスのまま。その一貫性が、逆説的にキャラクターとしての魅力になってるんだよね。
FAQ(よくある質問)
Q. レグルスとラインハルトはどちらが強い?
総合的な戦闘力ではラインハルトが上回るとされています。ただし、レグルスの「獅子の心臓」+「小さな王」が万全に機能している状態では、ラインハルトでさえ決定打を与えられませんでした。弱点が判明し「妻」の疑似心臓を停止させることで初めてラインハルトの攻撃が通るようになったため、「攻略法を知らなければラインハルトでも倒せない」というのが最も正確な評価です。
Q. レグルスの「妻」は何人いた?
レグルスの「妻」は数十人規模で存在していたとされています。具体的な人数は場面によって変動しますが、水門都市プリステラでの戦闘時には相当数の「妻」が確認されています。彼女たちは全員がレグルスの「小さな王」による疑似心臓を体内に埋め込まれており、レグルスの権能を維持するための生体バッテリーとしての役割を担っていました。
Q. レグルスの権能「獅子の心臓」は本当に無敵?
「獅子の心臓」単体では無敵ではありません。自分の時間を止めると心臓も停止するため、使用時間に厳しい制限があります。「小さな王」で疑似心臓を他者に預けることで初めて長時間使用が可能になりますが、「妻」を全て失えば時間停止の持続時間は極めて短くなり、実質的に権能は機能しなくなります。
Q. レグルスは本当に「妻」を愛していた?
レグルス本人の主観では心から愛していたと考えられます。しかし客観的に見ると、レグルスの「愛」は「所有」と区別がつきません。「妻」の意思を尊重せず、自分の思い通りにならなければ処罰する。それでもレグルスにとっては「衣食住を保証し、守っている」ことが愛の証拠であり、この認識のズレこそがレグルスの歪みの核心です。
Q. レグルスの声優は誰?
レグルス・コルニアスの声優は石田彰さんです。エヴァンゲリオンの渚カヲル、NARUTO-ナルト-の我愛羅、銀魂の桂小太郎など数々の名キャラクターを演じてきたベテラン声優で、レグルスの「穏やかに見えて異常」という二面性を完璧に演じ分けています。特に長弁舌の場面での語りの巧さは圧巻です。
Q. レグルスはアニメのどのシーズンに登場する?
レグルスはアニメ3期(Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season)で本格的に登場します。水門都市プリステラ編が描かれるシーズンで、ラインハルトとの激闘やエミリアとの対峙が見どころです。2期でも大罪司教会合の場面で姿を見せていますが、本格的な活躍は3期からとなります。
Q. レグルスとエキドナ(強欲の魔女)の関係は?
レグルスは「強欲」の大罪司教、エキドナは「強欲」の魔女ですが、直接的な関係はほぼありません。レグルスの権能はエキドナの死後に魔女因子を取り込んだことで発現したものですが、二人が直接対面する場面は描かれていません。同じ「強欲」でもエキドナの強欲が「知識への渇望」であるのに対し、レグルスの強欲は「現状の権利の絶対保持」と、性質が大きく異なります。
まとめ
レグルス・コルニアスは、リゼロという作品が生み出した最も完成度の高い悪役です。
この記事のまとめ
- レグルスは魔女教「強欲」の大罪司教。100年以上無敗を誇った最強格の存在
- 権能「獅子の心臓」は時間停止による絶対攻防。「小さな王」で「妻」に疑似心臓を預け無敵状態を維持する
- 世界最強のラインハルトでさえ弱点を知らなければ倒せなかった規格外の強さ
- 自分の権利を絶対視し、他者の権利を一切認めない「自覚なき悪」の恐ろしさ
- 「妻」たちへの「愛」は所有と支配そのものであり、レグルスの歪みの象徴
- スバルの知略とエミリアの魔法で弱点を突かれ、最後まで反省なく散った一貫した悪役像
- 石田彰さんの名演と長月達平先生の筆力が生んだ、唯一無二のヴィラン
レグルスは「嫌いになれない悪役」の究極形だよね。圧倒的に間違っているのに、あの自信と一貫性にどこか惹かれてしまう。リゼロの悪役が魅力的だって言われる理由が、レグルスに全部詰まってると思う。
石田彰さんの演技で聴くレグルスの長弁舌は本当にクセになるよね!アニメで見直したくなっちゃった。ラインハルトとの激闘シーンは特に迫力満点だから、まだ見てない人はぜひチェックしてほしい!
レグルスが本格的に活躍する水門都市プリステラ編は、リゼロ3期で視聴できます。石田彰さんの圧巻の演技で紡がれるレグルスの長弁舌、ラインハルトとの手に汗握る激闘、そしてスバルとエミリアの連携による攻略戦は、原作ファンも唸らせるクオリティで映像化されていますので、ぜひアニメで体験してみてください。
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